商店街にある、居心地のいいコーヒースタンド

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新井薬師前駅から歩くこと9分。商店街「薬師あいロード」の一角に店を構える「aozora coffee stand」は、さわやかなターコイズブルーの椅子とカーテンが目印です。

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店内はガラス張りの入口から自然光が差し込む明るい空間。2人掛けや3人掛けのテーブル席のほか、ひとりでも利用しやすい席も用意されています。

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店内にはターコイズブルーを取り入れたインテリアや植物が配されています。店名の「aozora」にもつながるターコイズブルーは、オーナーお二人とも好きな色なのだそう。

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「aozora coffee stand」を切り盛りするのは、店主の佐藤勇さんと佐藤めぐみさん。
勇さんはもともとコーヒーが好きで、自宅で家庭用のエスプレッソマシンを使ってコーヒーを淹れていました。さらに知識を深めようと通い始めたコーヒースクールで先生からの言葉に背中を押され、開業を決意したといいます。

店主が選ぶ、個性豊かなスペシャルティコーヒー

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「aozora coffee stand」で扱うコーヒー豆は、産地から品質が管理され、専門家の評価で高い基準を満たした「スペシャルティコーヒー」。仕入れの基準は、「少し個性があって、コクがあり、甘みを感じられること」。果実を思わせる香りや風味に特徴がある豆を中心に選んでいます。
豆選びの大きな転機になったのが、エチオピア産のコーヒー品種「ゲルシャ」との出合いでした。「イチゴのようなフルーティーさがあって、『コーヒーでここまで爽やかな香りや甘みを感じられるんだ』と驚きました」と勇さん。

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ハンドドリップで抽出するお湯の温度は92度。「いろいろと試した結果、この温度が自分には一番おいしく感じられたんです」と勇さん。試行錯誤を重ねてたどり着いた温度で、それぞれの豆が持つ風味を引き出しています。

コーヒーと楽しむ手作りスイーツとホットサンド

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「アオゾララテ」は青空をイメージしたオリジナルメニューです。「エチオピア・ゲデブ」を使用したエスプレッソに、ミルクとオレンジ風味のブルーキュラソーシロップを合わせています。ゲデブのフルーティーさとまろやかなミルク、オレンジの香りが調和し、すっきりとした後味が楽しめます。

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「ハンドドリップコーヒー」は店で扱うスペシャルティコーヒーの中から好きな豆を選べます。今回はコロンビア産の「カランボロ」をセレクト。「この豆は杏仁豆腐のような独特な香りがあって、後味にはチョコレートのような余韻も感じられるんです」と勇さん。実際に飲んでみると、華やかでミルキーな風味に驚きました。

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めぐみさんお手製の「ダークチョコレートのガトーショコラ」(写真右)は、小麦粉や米粉を使っておらず、カカオの風味をしっかり感じる濃厚な味わいです。
「米粉とクルミのクッキー」(写真左)は、米粉で作ったグルテンフリースイーツ。米粉の生地はまとまりにくく割れやすいため、料理やお菓子作りを得意としている妹さんや料理教室を開く友人からアドバイスを受けながら試作を重ね、やわらかくしっとりした口当たりに仕上げたのだそうです。

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食事メニューでは「牛すじチーズサンド」が人気です。牛すじは近くの精肉店から仕入れ、店でじっくり煮込んで味つけをしています。食パンは商店街のパン店のものを使い、ホットサンドに仕上げています。注文を受けてから作るため、できたてを味わえるのも魅力。香ばしく焼き上げたパンに、甘めに味つけされたやわらかな牛すじと、とろけるチーズがよく合います。

地元の方も旅行者も立ち寄るお店

お店の周辺は個人商店が多いエリア。飲食店はもちろん、サブカルチャーの発信地として知られる中野らしい雑貨店なども加わり、昔ながらのお店と新しいお店が共存しています。こうした街の変化に加え、最近では周囲に民泊が増え、海外からの旅行者が訪れることもあるそうです。

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地域の人だけでなく、海外からの旅行者も訪れるようになったこの街で、勇さんは「誰が来てもホッとする居心地のいいお店でありたい」と話します。
新井薬師前を訪れた際は、「aozora coffee stand」のコーヒーとともにゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

※営業時間、販売商品などが変更になる場合がございます。