喫茶店で修行を積んだ店主が営むコーヒー店

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中村橋駅前の商店街を進み、左へ曲がった先にある静かな一角に佇む「REINO COFFEE STORE」は、豊かな植物に囲まれたエントランスが目印。焙煎中のコーヒーの香りが店先までやさしく広がります。

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一歩店内に足を踏み入れると、ガジュマルの木がお出迎え。店内は自然光が差し込む明るい雰囲気で、木の温もりが感じられる空間です。

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「昔ながらの喫茶店で働いていた期間が長かったので、なつかしい雰囲気を出したいと思っていました」と話すのは店主の大友玲さん。趣味で育てているという生き生きとした緑と個性豊かなアートが、店内を心地よく彩ります。

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大友さんは中村橋エリアで生まれ育ちました。大友さんが子どもの頃の中村橋駅周辺は、ゲームセンターや八百屋などが並び、どこか懐かしさを感じる風景が広がっていたそうです。
お店の場所にはもともと父親が所有していたアパートがあり、「いつかここで何かお店をやりたいと思っていました」と話します。

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喫茶店でのアルバイトでコーヒーに触れるようになったという大友さん。その後、「但馬屋珈琲店」や「赤木屋珈琲」といった喫茶店で焙煎の技術やエスプレッソマシンの抽出技術などを学び、2018年に「REINO COFFEE STORE」をオープンしました。

使用している焙煎機は1985年製の「プロバット」。「新しい焙煎機の方が機能は充実していますが、この焙煎機は"豆を煎る"というシンプルな機能のみ。扱う人によって焙煎具合が変わるため、焙煎士の腕が試されます」

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お店で提供する「本日のコーヒー」やカフェラテには浅煎りの豆を使用しています。一つの産地の豆だけを使ったシングルオリジンコーヒーの場合は、お好みの豆をフレンチプレスかハンドドリップで抽出しているそうです。

スペシャリティコーヒーとあわせて楽しむフード

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まずは「本日のコーヒー」から。この日はグアテマラのサンタクララ農園のコーヒー豆を使ったエスプレッソをベースにしたアメリカーノでした。軽やかでさっぱりとした口当たりのあとに、華やかな余韻が広がります。

「個人的にアメリカーノが好きなので、本日のコーヒーはいつもアメリカーノです」と大友さん。

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人気の「バスクチーズケーキ」はカフェラテやコーヒーとの相性も抜群です。一つひとつ丁寧に仕上げる自家製ケーキは、濃厚なチーズのコクがありながら、後味は軽やか。ついもう一口食べたくなる味わいです。

「本日のコーヒー」と同じ豆を使用した「カフェラテ」は、浅煎りのあっさりとしたコーヒーの風味がミルクの甘みを引き立てます。

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ほうれん草、きのこ、ベーコンがぎっしり詰まった「キッシュ」は、軽食におすすめ。具材をたっぷりと使った、食べ応えのある一品です。

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自家焙煎のコーヒー豆の購入も可能。扱う豆はすべてスペシャリティグレードです。「レイノブレンド 深煎り 200g」はコロンビア、ブラジル、ブルンジ、インドネシアの豆をブレンド。深いコクのなかにも、やわらかな甘みが感じられます。

自然と形づくられる、独自のスタイル

「REINO COFFEE STORE」という店名は、大友さんの名前である"玲"から、"玲のコーヒー"という意味で名付けたのだそう。

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大友さんは自身のお店について、「こういうお店でありたいという明確なイメージはないんです。この店らしさは、私や訪れるお客さまが作る雰囲気のなかで、自然と形づくられていくものだと思います」と話します。

中村橋の街に静かに根づく「REINO COFFEE STORE」。日常のなかに、心がほどける時間をもたらしてくれそうです。

※営業時間、販売商品、価格などが変更になる場合がございます。