かき氷ファンはもちろん、誰もがおいしく食べられる繊細な味わい

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お店に立つのは、無類のかき氷好き="ゴーラー"と呼ばれるほどかき氷を食べ歩いてきたネイリストの松島さんと、普段はデザイナーとして働く阿部さん。二人が手を組んで20247月に「氷屋岩ダヌキ」はオープンしました。

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提供しているメニューは主に松島さんが考案しているとのこと。
「かき氷が大好きなので、『こういうかき氷があったらいいな』というアイデアが常にあります。旬の果物などを使いながら、自分が食べたいと思ったものをどんどんメニュー化しています」

オープンからの2年間で生まれたメニューは約100種類。定番から変わり種までさまざまですが、共通点は「さっぱり、甘さ控えめ」です。
「数多くあるかき氷屋さんの中で『岩ダヌキ』はどうあるべきかと考えたときに、私自身、繊細な味のかき氷が好きなので、優しい口当たりにしようと思いました。シロップには上白糖よりも甘味がマイルドなオーガニック純糖を使用しています。SNSなどを見て訪れてくださるかき氷ファンの方はもちろん、初心者の方にも食べやすい味になるよう意識しています」

化けるタヌキのようにどんどん変化していくメニュー

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窓が大きく開放感がある店内の壁は青みがかったグレーで塗られ、机と椅子は切り出した木の温もりを感じられるシンプルな内装です。
天井からつるされた提灯は、浅草の職人に手掛けていただいたとのこと。表にはお店のアイコンとなるロゴ、裏には店名である「氷屋 岩だぬき」の文字が筆で描かれています。

店名について、阿部さんは次のように話します。
「かき氷には和のイメージがあるので、和風かつインパクトがあって覚えやすい店名を考えていたときに、実在の動物である『イワダヌキ』がいいなと思いました。タヌキって、昔話ではよく頭に葉っぱを乗せていて、いろいろなものに化けるじゃないですか。このお店も頻繁にメニューが変わりますし、これからも常に変化していく、そんな意味も込めています」

ボリュームがありつつ、さっぱり食べられるかき氷

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まずは定番の「削り苺と練乳エスプーマのいちごみるく氷」をいただきました。甘酸っぱいいちごの果肉ソースに、練乳エスプーマと削りいちごをトッピングした、まさに王道のかき氷です。

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エスプーマはふんわりと軽い口当たりでありながら濃厚な味わいで、さっぱりとしたいちごソースにぴったり。氷の中にも凍ったいちごがごろごろ入っていて、いちご好きにはたまらない一品です。

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「むかし懐かしのクリームソーダ氷」は、オリジナルのシロップに国産さくらんぼのシロップ漬けがかわいく添えられた、レトロな見た目がかわいらしいかき氷。メロンシロップにパッションフルーツ果汁を入れたオリジナルの甘酸っぱいシロップはどこか懐かしい味で、氷の中から現れるフルーツポンチとも相性抜群です。

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期間限定のメニューも多数あり、訪れるたびに新しい味わいを楽しめます。
取材時(2026年5月)の新メニューのひとつが「酒粕オレンジ氷」。酒粕ミルクシロップと丸ごとオレンジのコンフィピュレをたっぷりかけ、トップにはオレンジのコンフィとお米シートをトッピングしています。酒粕のコクとオレンジのほろ苦さは大人の味わい。氷の中には酒粕クリームに加えてポン菓子が隠れていて、食感も楽しめます。

自分の好きなかき氷を見つけてほしい

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「かき氷って、その場ですぐに食べないと溶けていってしまう。その刹那的なところに魅力を感じます」と松島さん。かき氷への深い愛情とこだわりが印象的でした。

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「かき氷屋はラーメン屋さんと同じように、万人が好きな人気店が存在するというよりは、多種多様なお店の中から自分の好みに合うかき氷を見つけることができるものなんです。誰かの好きなかき氷のひとつになれたら嬉しいですね」と阿部さん。
今後も化けタヌキのようにどんどんメニューは変化していくとのこと。暑い季節は体と心をリフレッシュしに、ぜひ足を運んでみてください。

※営業時間、販売商品などが変更になる場合がございます。