アメリカの田舎町を訪れたようなカントリー調の外観が目印

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都道439号線(通称千川通り)はソメイヨシノで覆われる春、深緑の夏、紅葉の秋、と四季折々の色彩が人々の目を楽しませています。その通り沿いにあるのが「Mockingbird(モッキンバード)」。赤茶色の屋根に木目調の木枠窓がどこか懐かしく温かな雰囲気を醸し出しています。

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店内は手前が販売スペースでその奥が工房になっています。店長の山口仁美さんがお菓子作りも接客も一人で行っていることもあり、販売スペースは小さめ。「一人ひとりのお客さまにじっくりお菓子を見ていただいて、選んでほしいから」。こぢんまりとした店構えには、そんな理由も含まれていました。

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2016年にお店をオープンさせるまで、山口さんはアパレル会社で主に販促物の制作を行うグラフィック業務に携わっていました。「Mockingbird」の店内を彩る雑貨やインテリアは山口さんが気に入って集めたもの。一つひとつにセンスの良さを感じられます。

「見た目で食べてみたくなる、贈って喜ばれる」お菓子作りがテーマ

ものづくりが好き、お菓子作りも好き。そんな山口さんが作るお菓子は、食べておいしいだけでなく、かわいらしいお菓子のビジュアルやパッケージデザインも魅力です。

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焼き菓子は1袋300円台と求めやすく、常時8~10種類がならびます。定番のチョコクルミクッキー(300円)、フルーツクッキー(300円)、ピーナッツクッキー(300円)に加えて、山口さんの"気まぐれ"で作る焼き菓子も人気です。

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ボリュームのあるパウンドケーキも1つ300円台。このほかに毎朝焼きたてのビスケットや季節のマフィンがならびます。

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ショーケースの中には、毎日焼いているパイやケーキがならんでいます。どのスイーツもビジュアル満点のかわいらしさです。

絶対に外せない「Mockingbird」のロングセラー焼き菓子

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Mockingbird」の焼き菓子の中でも特におすすめの2種類がこちら。「バナナブレッド」(300円/写真右)と「チャイスパイスケーキ」(320円/写真左)です。「甘すぎない甘さ」を意識した焼き菓子は、優しい味わいが特徴。バナナブレッドはしっとりとした食感で、口の中でバナナの風味がほどよく広がります。常温で味わうのはもちろん、ほんのり温めるとさらにおいしいのだそう。

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Mockingbird」の焼き菓子は、アメリカ生まれのケーキ型・ノルディックウエアで焼いたユニークな形も魅力です。「チャイスパイスケーキ」は、写真左の型に生地を流し込んで焼いた逸品。チャイ風味のスパイスがアクセントになっていて、コーヒーや紅茶のお供にぴったりです。

さくさく食感が楽しいパイは季節限定メニューをチェック

ショーケースにならぶケーキやパイもワクワクする見た目で、どれも試してみたくなるメニューばかりですが、中でも注目したいのは、その時期にしか味わえない季節限定メニューです。

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チョコレートクリームパイ(460円)は、9月中旬ごろまでの季節限定メニューのひとつ。サクサクとしたパイ生地と、甘さ控えめに作り上げた軽くてふわふわのチョコレートクリームは相性抜群です。性別や年代を問わず、幅広い層から高い支持を得ているのだそう。

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商品をテイクアウトするときは、ボックスまたは紙袋に入れていただけます。有料のギフトボックスも用意されています。高さのある「キャロットケーキ」は、かわいらしく丁寧に包んでくれました。
頑張っている自分へのご褒美おやつに、また、おしゃれでおいしい手土産にもおすすめのお店です。

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