ゆったり、広々としたナチュラルな雰囲気の店内

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白壁にガラス扉の建物が今回の目的地「銀時」です。元々は2011年に東京国際大学そば(川越市的場北)で営んでいたかき氷店。3年ほど営業したのち一旦閉店し、準備期間を経て現在の場所で再オープンしたのが2022年6月のことでした。
店内は広くスペースをとり、ゆったりとした造り。ナチュラルウッドを基調とした、温かさを感じる空間です。

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あくまでフルーツが主役のパフェ&かき氷

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移転前からフルーツをふんだんに使ったかき氷が人気でしたが、移転してからはさらにパワーアップ。メニューに加わったパフェはマスターのフルーツ愛がてんこ盛りです。なかでも「フルーツぱふぇ」(1,500円)はさまざまな旬のフルーツを楽しめる人気メニューのひとつ。この日はもも、メロン、さくらんぼ、ダークチェリーが上に乗っています。生クリームとアイスクリームはほんの少し。その下にはキウイやブラッドオレンジ、りんご、パインと、8種類のフルーツが使われていました。さまざまな旬のフルーツをまとめて味わうことができるのが嬉しいですね。

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こちらは「メロンパフェ」(1,600円)。豪快にグラスに盛り付けられたメロンを独り占めできるなんて、夢のよう......。マスターのフルーツに対する並々ならぬ愛情がうかがえます。パフェはオーダーが入ってからフルーツを切り分けるので、フレッシュそのもの。コーンフレークを使わずに、隙間も全部フルーツづくしなところも太っ腹です。
フルーツは毎朝、川越の総合地方卸売市場でマスター自らが選び、買い付けたものを使用。マンゴーだけは例外で、宮古島の農家から直送してもらっているそうです。同じフルーツでも出回る時期や品種などによって価格が変化していくため、パフェやかき氷の価格も連動して変わることがあるそうです。

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こちらはスモモのかき氷(1,500円)。甘さを抑え、スモモ本来の酸味をしっかり残した味わいです。「かき氷ファンの方達にはすっぱすぎる! なんて言われることもあるんですけどね」と笑うマスター。
ピューレやシロップも鮮やかな色をしていますが、これは着色したものではなく、スモモ本来の色。シロップもじっくりと時間をかけて抽出したものだそうです。

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こちらは大きなメロンを半分に割ってそのまま器にした「生メロン(大)」(1,650円)。食べ進むとメロンの果肉が登場します。上に乗った氷はクリーミーな味わいで、パンナコッタとメロンで作ったシロップなのだそうです。「これも最近のトレンドとはちょっと違うんですが......」とマスターは言いますが、いえいえ! かき氷ファンも一般のお客さんも、大いに魅了する逸品です。

他にも気になるメニューいろいろ

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ひんやりスイーツがメインの「銀時」ですが、フードメニューも用意されています。人気なのはビーフシチューの豚肉バージョン、「ぶ〜シチュー」(990円)。豚バラ軟骨を時間をかけて煮込み、トロトロに仕上げています。サラダ、ライスがセットになっており、350円プラスするとミニパフェがセットになるそうです。

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また、秋〜冬にかけての人気商品、「むらさき○(通称:まる)」(440円)は紫いもとさつまいもの餡で大きな渋皮栗をくるんだお饅頭です。秋といえばフルーツがおいしい季節というイメージが強いのですが、かき氷やパフェに向くものは意外に少ないそう。そこでこちらの商品を考案したのだそうです。

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バイクや動物が大好きという多趣味のマスター。店頭にはライダー歓迎の看板も掲示されていました。また「いっぬデイ」と称して、ペット同伴OKの日も用意しているのだとか。とにかく「好き」に真っ直ぐなマスターの想いが詰まった「銀時」。フルーツを食べたくなったらぜひ足を運んでみてくださいね。

※価格はすべて税込
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