LINEで送る古民家カフェでいただく自家製ドリンク＆フード
「CAWAZ base」は2021年５月にオープンした複合施設。420坪の敷地内には、カフェやコワーキングスペースのほか、キャンプやバーベキューなどのアウトドア設備も用意されています。
今回は株式会社CAWAZ代表の北川さんに敷地内をご案内いただきました。
「CAWAZ base」のメイン施設のひとつが、築約60年の古民家をリノベーションしてつくったカフェ。建物は自然に調和しつつ、経年変化を楽しめるようなデザインになっています。
ウッド調の落ち着いた空間は、くつろぎのひとときを過ごすのにぴったり。コワーキングスペースとしての利用も可能です。
地元食材を使用したカフェメニューには、「視覚や味覚はもちろん、メニューに込められたストーリーや、ここでしかできない食体験を楽しんでもらいたい」と北川さんが話すように、魅力あふれるフードやドリンクが揃います。
「お野菜たっぷりガレット」（1,330円）は、たっぷり乗った野菜の鮮やかさが見た目にも美しい一品。とろとろの目玉焼きとチーズがまろやかな味わいを加えてくれます。添えられている自家製大葉ベーゼのソースもすべて店内仕込みなのだそう。
「グリル野菜＆BBQ」（単品1,410円）は、串焼きのタンドリーチキン＆ケイジャンポークが食べごたえ抜群。グリルで焼いた野菜は素材の甘みがじっくり引き出されています。
仕事のお供にしたい自家製ドリンクメニューも種類豊富です。今回いただいたのは、ラズベリーをお酢でつけた甘酸っぱいビネガーカクテル（500円）と、ローズマリーのシロップが香るキウイとレモンのコーディアルドリンク（600円）。どちらもすっきりとした味わいの中に、フルーツの風味が楽しめます。
自然の中で、自由に働く
カフェの向かい側には銀色に光るキャンピングトレーラーも。改装された車内はカフェの座席として使用できます。Web会議の際に個室として利用するお客さまもいるのだそう。
会員制のコワーキングスペースや、非会員も使える会議スペースも用意されていますが、意外と人気なのがカフェの裏手にあるウッドデッキ。自然を感じながら屋外で仕事をする方が多いのだそう。「オフィスで働くという形にとらわれず、自由な働き方をしたい人にとってはすごくいい場所だと思います」と北川さんは話します。
息抜きがしたくなったら、敷地の裏手にある河原に出かけてみるのがおすすめです。川沿いの遊歩道を散歩したり、近くの竹林まで足を延ばしてみたり。河原周辺もWi-Fiが届くため、川のそばにあるベンチでせせらぎを聞きながら仕事をする人もいるのだそう。
仕事だけでなく遊びも楽しめるのが「CAWAZ base」の魅力。敷地内にはキャンプができるスペースもあります。道具は貸し出し可能で、トイレやシャワーも完備。予約制のテントサウナや、手ぶらで楽しめるBBQプランも用意されており、アウトドア初心者も快適に楽しく過ごせます。
仕事と遊びの共存で、地元をもっと面白く
「仕事と遊び、それぞれができる施設は他にもあると思うのですが、仕事も遊びも両方できるのが『CAWAZ base』の面白さです。敷地内には仕事をしている人もいれば、遊んでいる人もいる。ひとつの空間の中に両極の過ごし方が共存しているんです」と話す北川さん。
「CAWAZ base」のある日高市は、北川さんの出身地。高校卒業後、バックパッカー生活や都内での勤務を経てこの地に戻ってきたとき、地元の課題が客観的に見えてきたといいます。
「地元をもっと面白くしたい、この地域のもつポテンシャルを生かすようなまちづくりや教育福祉に携わりたい、と思うようになりました。そのためにまずは、地域の外に住む人が日高市に足を運ぶきっかけとなる場所を作る必要があるなと思い、『CAWAZ base』をつくりました。仕事ができるスペースを作ったのも、ここで出会った人たちが新しい事業やプロジェクトを起こしたり、新たな価値が創造されていくべきだと思ったからです」
人気の飲食店やアウトドアスポットが点在し、一日中楽しめる高麗エリア。ここ「CAWAZ base」から、ますます盛り上がりを増していきそうです。お休みの日はもちろん、自然に囲まれた環境で仕事がしたいときにも訪れてみてはいかがでしょうか。
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