スポーツ拠点の体育館から、人気の「じゃぶじゃぶ池」へ
今回は、公園の管理を担当する黒住さんと中川さんに園内を案内していただきました。
まずは公園の中心部にある小平市民総合体育館へ。小平市のスポーツ拠点となるこの体育館は、バドミントンや卓球などが行える体育室、温水プール、トレーニングジム、乳幼児から利用できる幼児体育室などの施設が充実。各種スポーツ教室も開催されています。
体育館の前には「こだいら名木百選」に指定されたイチョウ並木が。取材に伺った5月は新緑が美しく、秋になると黃色に園内を彩るのだそうです。
イチョウ並木の近くには、暑い時期に開放される「じゃぶじゃぶ池」があります。足首が隠れるくらいの深さなので、小さなお子さまも安心して遊べる人気のスポット。池の周りは階段状になっているので、座りながらお子さまを見守ることもできます。
電車が間近に見える築山はおすすめのビュースポット!
じゃぶじゃぶ池の西にある築山(つきやま)も、こどもたちの遊び場として大人気。広葉樹がゆったりと枝を広げていて、秋にはドングリ拾いも楽しめます。
この築山は、公園のすぐそばを走る西武鉄道を上から眺めることができるビュースポット。上りと下りが交互に約5分間隔で通過するので、電車好きのお子さまにおすすめです。
築山を降りたところにある新堀用水の橋からも電車が見えます。豊かな緑に黄色い車体が映える、魅力的な撮影スポットです。
築山を下って少し歩くと、目の前にはグラウンドが広がります。陸上競技場やサッカー場、野球場があり、地域のスポーツ大会やお祭りの会場としても利用されるそうです。
グラウンドのまわりの並木道は一周が約600mで、散歩やランニングにぴったり。お花見の時期はライトアップもされるサクラの木や、針葉樹のメタセコイア(アケボノスギ)などさまざまな樹木が植わり、コースに木陰をつくっています。
北と東にある2つの遊具広場と、南北にのびる雑木林
北遊具広場にはこどもたちが思いっきり遊べる遊具がたくさん!
大きな複合遊具では、ロープやネットで上まで登ったり、ターザンロープで滑走したりと、全身を動かしながら楽しめそう。「放課後や週末は小学生がたくさん遊びに来てくれますよ」と中川さん。
隣には、滑り台や吊り橋のある小さめの複合遊具も。小さなお子さまも安心して遊べます。
隣には砂場もあるので、こちらも小さなお子さまにおすすめ。近くのベンチで座って見守ることもできます。
東遊具広場にはすべり台とブランコ、砂場があります。人気のブランコは8人が同時に遊べるので、順番待ちも少なそう。
「北遊具広場がいっぱいのときは東遊具広場を利用するなど、こどもたちの遊ぶ場所がたくさんある園の広さと、施設の種類の豊富さが魅力です」とのこと。
公園の東には雑木林が南北に広がり、森林浴にぴったりです。ここでは団体利用者がイベントを開催することもあるのだそう。豊かな自然を感じながら、ゆったり散歩をしてみてください。
スポーツに、水遊びに、アスレチックに、さまざまな方法で体を動かして遊べるスポット。電車でのアクセスも抜群の「小平市立中央公園」に、ぜひおでかけしてみてください。
※営業時間、体験内容などが変更になる場合がございます。