3店舗を展開する人気インド料理店

代表取締役のバニヤさんはネパール出身。本場インドレストランで修業を積んだあと、親戚が日本に住んでいたこともあり訪日。渋谷、銀座、六本木、有楽町、新宿の店でさらに3年間レストランに勤めて技術を磨いた。
2009年7月、武蔵境の当時「カマナ」という名前だったインドカレー店を継ぐこととなり、「アダルサ」に改名(ヒンディー語で「アダル」は「リスペクト」の意)。武蔵境店も大変な人気店で、平日も店内はお客さまでいっぱいだ。2016年8月に国分寺店、2017年10月に千葉店と、現在は全3店舗展開しており、スタッフは全員で14名。やり手社長の勢いは、とどまるところを知らない。

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高級レストランのような雰囲気

「アダルサ」2号店となる国分寺店の取材にうかがったのは、平日の午前11時オープン前。特別に開店前の店内を撮らせていただいた。白のテーブルクロスと白の椅子で、とても清潔感がある。
お客さまが混みだすのは11時30分ごろだろうか、と勝手に予想をしていたが、さすがは人気店。開店とほぼ同時にぞろぞろとお客さまが入ってきて、テーブル席26席、カウンター席4席の店内が一気に賑わう。
白シャツと黒ベストのスーツ姿で決めたスタッフが「いらっしゃいませ」とさわやかな笑顔でお客さまをお迎えするが、椅子を引いてくれるなど、その接客が素晴らしい。 そんなスタッフに「お客さま、お待たせいたしました」などと料理を運んでいただけると、ここはデパート最上階のレストランか、と錯覚を起こす。白いテーブルクロス、白シャツスーツ着用の店員さん、丁寧な接客、それはまるで高級レストランのような雰囲気なのだ。

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素材にこだわった本格カレー

そして、何よりも素晴らしいのがカレーである。10種類以上あるカレーは、一品一品にバニヤ代表のこだわりが。バターは北海道の「よつ葉乳業」、生クリームは「タカナシ乳業」のほか、トマトは安価で買えるトマト缶ではなく、完熟トマトを裏ごしして煮詰めてつくられる濃厚な味の「トマトピューレー」を使用するなど、素材にこだわっている。このこだわりがおいしさの秘訣であり、人気を生んでいるのだ。
「安心安全に、おいしいカレーを食べてほしい」というバニヤ代表をはじめとするスタッフの思いが、大いに伝わってくる。

カレーは「甘め」「普通」「中辛」「辛口」「激辛」から辛さが選べるため、辛いものが苦手な方も「甘め」を頼めば全く問題なく、おいしく召し上がっていただける。
一番人気のメニューは「チーズナンセット」。2種類のカレーとチーズナン、ライス、サラダ、ソフトドリンクがセットになっている。ナンにたっぷり入ったチーズがとろ~り。カレーにつけていただくと、プレーンなナンとはまた違った旨みが加わり、さらに絶品となる。

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また、バニヤ代表が「とにかく他店と比べてほしい」とおすすめするのは「ほうれん草カレー」。ほうれん草のクセが無く、食べやすい。ペーストを一切使わず、フレッシュなほうれん草を使用するのが、バニヤ代表のこだわりだ。

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インド特有の粘土製高温壷窯「タンドール」に良質の炭火を使用して仕上げたナンはふっくらとしていて絶品。ランチ・ディナーセットはナン食べ放題でボリューム満点なので、学生さんにも好評だ。

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店を出る際、「ありがとうございました。またよろしくお願いします」と笑顔でお声掛けいただいた。入店してから店を出るまで、その接客のすべてが心地よい。「また来ます!」笑顔のスタッフにそう言って、店を出る。
おいしいカレーと素晴らしい接客。人気が出ないわけがない。

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※価格はすべて税込
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