歴史ある建物をリノベーションしたおしゃれな店内

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秩父神社の境内の緑が見える国道299号線に面した「TRAGHETTO」は、茶色のユニークな外観が目を引くイタリアンレストラン。この建物は1900年に建てられ、昭和初期まで映画館として地域に親しまれてきました。お店の正面には「松竹秩父国際劇場」の文字が残ります。

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店内は窓からたくさん陽が入り、天井が高く開放感たっぷり。歴史を感じるダイナミックな梁も魅力的です。広い空間には80席がゆったりと配され、テーブル・ソファ・カウンターなど席の種類もさまざまです。

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本日はオーナーシェフの上石さんにお話をうかがいました。
「映画館は私が小学校に入学する前くらいまで、祖父と父が営んでいました。先祖代々受け継いできたこの場所で何かできないかと考え、この建物を活かしたイタリアンレストランを2013年にオープンしました。ファミリーレストランのような感覚で気軽に利用できるお店をめざしています」

ひとりでもみんなでも楽しめるバラエティ豊かなフードメニュー

ランチでは、メイン・パスタ・ピッツアなどの料理に、プチデザート・サラダバー・スープ・フリードリンクなどを組み合わせられるお得なセットも利用できます。

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「魚介のトマトスープスパゲッティ」(1,350円)は、イカ・タコ・エビがたっぷり入ります。さらりとしたトマトソースに魚介の旨味が溶け出し、香りも見た目も食欲をそそります。
セットで注文したプチデザートの「ショコラチーズケーキ」は、爽やかなブルーベリーソースをアクセントに、濃厚なホワイトチョコの甘みがたっぷりです。

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一番人気のピッツァは「マルゲリータ」(1,320)。もっちりした生地に風味豊かなチーズとオリーブオイルがマッチする王道の味わいです。「生地の発酵具合や焼き上げる温度に気を配っています」と上石さん。同じ値段でSからLにサイズアップできるのも嬉しいポイントです。

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お肉のメイン料理も充実しています。「極厚リブロースステーキ」(2,420)の霜降りのお肉はやわらかくジューシーで、食べごたえ十分。肉の旨味がしっかり感じられます。
「お肉を存分に食べたい方も多いので、ステーキはリブロースとヒレ、サーロインの3種類を揃えています。定番のハンバーグも人気ですよ」とのこと。
他にもライトミールやアラカルトが揃い、お子さまから大人まで、ランチでもディナーでも楽しめそうです。

人と人をつなぐ、地域の橋渡し役をめざして

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店内に飾られているのは、イタリアの都市・ベネチアの写真。これには上石さんの思いが込められています。
「専門店での修行を終え、お店をオープンする前にベネチアを訪れました。街には大きな運河があり、対岸と行き来するのに『トラゲット』と呼ばれる渡し船が地域にとって重要な役割を担っていたんです。観光用のゴンドラは船頭が一人ですが、トラゲットは二人。妻と二人で力を合わせ、地域の役に立つお店にしたいと思い、この店名にしました」

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「人と人、人と地域のつながりを深める場にしたい」という上石さんの思いが実り、結婚式の二次会や同窓会、音楽やダンスなどのイベント会場としても地域の方に活用されているのだそう。
おひとりで、家族で、仲間と、さまざまな目的で地域の方に利用されている「TORAGHETTO」。秩父に行った際は、ぜひ訪れてみてください。

※価格はすべて税込
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