桜並木を眺めながらティータイムを

2012年に恵比寿にオープンした「パティスリー レザネフォール」の2号店が、2018年4月にこの街にできた。ビビッドなピンクのひさしに扉のグリーンが目を引く。まるでフランボワーズとピスタチオ。外観からしておいしそうだ。

中野駅まで続く桜並木に面したウィンドウからはテーブルが見える。嬉しいことにイートインもできるようだ。桜の咲く頃は絶好の花見スポットだろう。

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広い店内にはショーケースがいくつも並んでいて、デパートのジュエリー売り場のようだ。ボンボン・ショコラにフルーツで彩られたアントルメ(ホールケーキ)。生ケーキは常時約20種類。オーナーの菊地賢一さんがチーズケーキで有名な「パークハイアット東京」出身ということもあり、チーズケーキは3種類あるので食べ比べも楽しそう。

「モダンなケーキを目指したときもありましたが、今は一巡して懐かしいもの、パティシエである父がつくっていたもの、みんなが食べたいものをつくりたいと思っています」という菊地さん。

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誰でも知っているケーキを驚きのおいしさに

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ショートケーキ(469円)や生チョコショート「シャンティショコラ」(464円)、イチゴののった「ミルフィーユ」(514円)といった、親しみやすいケーキも多い。もちろん‟今"を感じさせる菊地さんならではのセンスが盛り込まれて。

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ちょっと懐かしいスイーツが焼き菓子の棚にもあった。「昭和のマドレーヌといえばこれ」と菊地さんが言う、貝殻型ではなく、まわりがギザギザになった型で焼かれた「マドレーヌ・クラシック」(172円)だ。

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焼菓子の棚の裏はお茶を飲みながら、ケーキが食べられるカフェスペースだ。
おすすめいただいたのは、鮮やかな緑が気になっていた「ピスタッシュグリオット」とヘーゼルナッツののった「キャラメルショコラ」だ。

シェフのスペシャリテ2品は要チェック

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「ピスタッシュグリオット」はほんのり香ばしいピスタチオのムースの中に甘酸っぱいグリオットチェリーのジュレ、チョコレートムース、チョコレートスポンジ、底にはサクサクのプラリネが敷いてある。ムースの中にはチェリーが隠れている。

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茶色のグラデーションがスタイリッシュな「キャラメルショコラ」は、キャラメルとチョコレート、洋ナシ、ブランデーの組み合わせ。
このケーキは菊地さんが23歳のときにコンクールで金賞をとった逸品だ。

「父はパティシエを引退しており、地元・神奈川県の店を継ぐことはできませんが、父の菓子づくり、魂はこれからも私が受け継いでいきます」。

店名の「レザネフォール」はクラシックからモダンへと移り行く、パリの1920年代を意味するそう。父が築いた古き良き時代のエッセンスを取り入れ、菊地さんが21世紀の形につくり上げていく。このパティスリーはそんなお店なのかもしれない。

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※価格はすべて税込
※営業時間、販売商品、価格等が変更になる場合がございます。
※新型コロナウイルス感染防止対策により、営業時間が変更になる場合があります。