西武秩父線「横瀬駅」で待ち合わせた一行を出迎えてくれたのは、本日のナビゲーター町田さん。

    icg_1.jpg今回体験する辻さん親子を乗せて、車で走ること7分。「小松沢レジャー農園」に到着しました。

    icg_2.jpg朝摘みの美味しいイチゴを食べるため、集合時間は朝の10時。この日は小雨が降っていましたが、霧がかった幻想的な武甲山も見ることができ、ちょっと得した気分♪新鮮な空気と共に、早速イチゴ狩りからスタートです!

    icg_4.jpg小松沢レジャー農園では、土作りに力を入れた土耕栽培を行い、一つのハウスで一品種、それぞれにあった管理方法で愛情たっぷり育てています。
    全部で3品種あるイチゴ(紅ほっぺ、とちおとめ、やよいひめ)の中から、その日によって一番いい状態の品種を提供。本日は「紅ほっぺ」をいただきます♪

    icg_5.jpgここで町田さんから、「おいしくイチゴを食べるポイント」を2つ教わりました。

    (ポイント1)ヘタまで真っ赤なイチゴ

    写真のように、ヘタまで真っ赤なものが完熟したイチゴです。表面のツブツブが立ち、目にも鮮やかな赤が食欲をそそります。

    icg_6.jpgこちらは未熟なイチゴで、完熟のものと比べてみるとヘタの部分が白いのが分かります。

    icg_7.jpgまた、ヘタが反り返っていているのは新鮮で元気な証拠。緑色の濃いものが、より食べ頃なイチゴです♪

    (ポイント2)ヘタの部分から食べる

    イチゴは一般的に、先のとがった部分の方が甘みが強いと言われています。ヘタの部分は先っぽに比べて酸味が強いので、ヘタの部分から食べることで、最後に甘みが口に残り、イチゴの甘みをより実感できるそうです。

    本日イチゴ狩りデビューのかなちゃんは、町田さんのアドバイス通り、ヘタの部分まで真っ赤なイチゴを発見!片方の手でイチゴを優しく包みこみ、反対の手でヘタの上部を指ではさんで、クイっと上に持ち上げて収穫します。

    icg_9.jpg初めてにしては手際が良すぎる!と思って見ていましたが、どうやらイチゴ狩りが盛んな地域出身のお母さん直伝の収穫方法のようです。

    icg_10.jpg大きなイチゴに満面の笑みを浮かべるお二人、そのままガブリと一口。
    かなちゃん「おいしい!一口じゃ食べられないよ~!」
    お母さん「ビックリするほど甘くて、とっても美味しいです!」

    甘くて大きいイチゴに大満足のお二人は、それから思い思いに食べ頃のイチゴを探します。

    icg_12.jpgみずみずしいイチゴは、かぶりつくと汁がしたたり落ちるほどジューシー。

    14.jpgかなちゃん、口いっぱいにイチゴを頬張って初めてのイチゴ狩りを満喫している様子です。お母さんも嬉しそう♪

    15.jpg収穫してすぐがみずみずしく、新鮮な甘みはイチゴ狩りならではの贅沢な味。
    また、赤くなるまでの期間が長いほど糖度が高くなるので、気温が低い1月~2月は特に甘さが際立つそうです。
    12月の第2週からシーズンが始まり、6月中旬まで楽しめるイチゴ狩り。これから実になるイチゴの花も、寒さに負けず元気に咲いていました。

    icg_16.jpg30分間、お腹いっぱいになるまでイチゴ狩りを楽しんだ二人は、しいたけ狩りへと向かいます。イチゴのビニールハウスから歩いて2、3分すると、しいたけの森に到着です!

    しいたけの森では、昔ながらの原木栽培でしいたけを作っています。初めて見る光景に、お二人とも興味深々です。

    icg_18.jpgここで、町田さんからしいたけ狩りのポイントを2つ教わります。

    (ポイント1)いしづきをしっかりと持つ

    しいたけは、いしづき(根元)をしっかりと持ち、横にずらして収穫します。

    icg_19.jpg

    (ポイント2)傘の開き具合を見る

    下記は傘が閉じている状態。シャキシャキとした歯ごたえがあり、食感を楽しめるので、バター醤油で焼いたり、肉詰めなどの調理法に適しています。

    icg_20.jpg下記は傘が開いている状態。食感よりも旨みを楽しむことに適しており、グアニル酸という旨み成分(アミノ酸の一種)が、傘が閉じているものよりも2割増し。味噌汁や鍋など汁物にオススメです。

    icg_21.jpg教わったポイントを参考に、お目当てのしいたけを次々と収穫します。

    icg_22.jpg自分で収穫したしいたけを見て、かなちゃんとっても嬉しそうです♪

    icg_24.jpg今日一番の大物は、両手いっぱい埋め尽くすほど。とってもおいしそう!こんなに立派なしいたけを目の前にしたら、今すぐかぶりつきたくなってしまいます。

    icg_25.jpgお二人が心ゆくまで収穫を楽しんだところで、本日の体験は終了です。自分の手で収穫した山盛りのしいたけを手に、とびっきりの笑顔を見せてくれました!

    icg_26.jpgお母さん「今日は、しいたけご飯、しいたけの肉詰め、しいたけのバター醤油炒めを作ろうと思います。娘がこんなに夢中になるとは思っていなかったので、また一緒に収穫体験をしたいです♪」
    かなちゃん「イチゴ狩りもしいたけ狩りも初めてだったけど、とっても楽しかったです!また来たいです!」

    手作業が多く手間のかかる栽培方法には、季節ごとの重労働がつきもの。ここで働く人々は、リピータの方からいただくお手紙や、訪れる方々の笑顔がモチベーションに繋がっているそうです。
    町田さんは「これからもお客様が常に満足していただけるように、採れたてをその場で食べられる喜びを届けていきたいと思います」と話してくださいました。

    今が旬のイチゴ狩りと、一年を通して楽しめるしいたけ狩り。親子で楽しめる冬の収穫体験、美味しい思い出を作りにぜひ一度足を運んでみてください♪

    ※体験の内容は変更になる場合がございます。