corotがあるのは、狭山線の「下山口駅」と「西武球場前駅」の間。両駅から徒歩15分ほどの場所にあり、築100年以上の古民家が出迎えてくれます。
神奈川県在住の今井さん親子が、野菜の収穫、五右衛門風呂、釜戸ご飯、囲炉裏での食事を体験します♪
まず初めに、畑で野菜を収穫します。この日は、秋茄子とお芋を収穫することに。とんぼが飛び回る畑では、柿やコスモスが秋を彩り、秋の訪れを感じさせてくれます。
そんな秋真っ盛りの中、こうたろう君がお父さんに見守られ、茄子をしっかりと手に取ります。
そして、ちょうど良いサイズの秋茄子をゲット!秋茄子は少し小ぶりのものの方が、種が小さく食べやすいそうです。
昼食用の茄子を収穫したあとは、お土産用のお芋を掘ります。お父さんと一緒にツルを引き、お芋を一本ゲット!
これで畑での作業は終わりです。収穫した野菜を持って古民家に戻り、昼食の準備に取り掛かります。今度はお父さんの出番です。今日のご飯は、釜戸で炊いたご飯と、先ほど収穫した茄子のお味噌汁です。
早速、お父さんがお米を研ぎ始めます。お休みの日には家族でキャンプに行くという今井さん。手馴れた様子で2kgのお米を研ぎます。
こうたろう君は後ろからサポートします(笑)。
研ぎ終わったら15分ほど吸水させます。その間に五右衛門風呂の準備です。風呂釜の裏にある暖炉に薪をくべ、火をつけます。
火吹き竹で酸素を送ると、パチパチと音を立て、少しずつ火が大きくなっていきます。煙突からはモクモクと白い煙が。今では煙突自体をほとんど見かけなくなったので、その光景はとても新鮮に感じます。
お風呂を沸かしている間に、釜戸ご飯の準備です!吸水しておいたお米に水を入れ、先ほど付けた暖炉の火を持ってきます。資源を大事に使い回すのも、昔の生活を感じられる体験の一つです。
お米は強火で沸騰させ、沸騰したら中火で15分、火からどけて15分間蒸らします。火の調節も人の手を使って行います。お米を炊いている間に、お味噌汁の準備をして、お米を蒸らしている間にお風呂へ入ります。時間を有効活用するのも生活の知恵ですね。
普段から一緒にお風呂に入ることがあるお二人、今日はいつもより小さなお風呂で親子水入らずです。「ふぅ~、極楽極楽♪」とリラックスした表情を浮かべるこうたろう君。そんな姿に、お父さんも満面の笑みです。
さて、お風呂から上がったら、お待ちかねのご飯タイム♪炊き立てのご飯と、採れたての秋茄子はどんな味がするのでしょうか!お釜とお鍋を囲炉裏に移動して、熱々の状態でお茶碗へ。
早く食べたい気持ちを我慢して、忘れちゃいけない「いただきます」の挨拶。
そして、炊きたてご飯を一口・・・。
『美味しい!』という声が聞こえたかと思うと、こうたろう君はもう一口、また一口とお箸が止まりません。お父さんに"お味はどうですか?"と聞くと、「やっぱり、釜戸で炊いたご飯は違いますね。お米一粒一粒が立っていて、すごく美味しいです」とお米の味をかみ締めているようでした。黙々と白いご飯を口へ運ぶこうたろう君、お肉やお魚はありませんが、秋茄子のお味噌汁はご飯のお供にぴったりのようです。
二人とも大きいお茶碗いっぱいのご飯を完食し、本日の体験はこれにて終了です。
今日一日、一緒に座って話をしたり、ヤギのメイちゃんの写真を撮ったり、大好きな歴史の本を読んだり、いつもと変わらない時間をcorotで過ごした今井さん親子。
そんなお二人の姿を見て、親子団らんの姿は、今も昔も変わらずに温かくかけがえのないものだと感じました。
今日一日サポートしてくださったスタッフの中津さんは、「ここは、"いいとこどり"な場所です。都心から1時間圏内にあり、田舎すぎず、それでいて自然も豊富にあります。近くにはレジャー施設もあり、思いっきり遊ぶも良し、日頃の疲れを十分に癒すも良し。至れり尽くせりのサービスはありませんが、自分の手で自由に古民家の暮らしを堪能してください!」と話してくださいました。
普段の生活では経験できない、古き良き時代の生活様式。タイムスリップ気分を味わいたい方は、是非一度訪れて訪みてください!普段とはちょっと違う時間の過ごし方で、普段と違う何かを発見できるかもしれません♪
※体験の内容は変更になる場合がございます。