少人数でゆったり楽しめるワークショップ

2024年6月にオープンした「色彩漢方Muu」では、週末を中心に漢方とカラーセラピーのワークショップを開催しています。

室内はカラフルでかわいらしい雰囲気。ワークショップは予約制で、1~2人ずつの少人数でじっくりと体験できます。
ミニカラーセラピーとあわせて選べる体験メニューは、カレースパイスづくりと漢方茶づくりの2種類。今回はミニカラーセラピー&カレースパイスづくりのワークショップを体験します!
漢方茶でほっと一息つき、カラーセラピーを体験
教えてくれるのは、漢方薬局薬剤師とPCSジュニアカラーセラピストの資格を持つSHOKOさん。
「漢方は『人間も自然の一部である』と考え、体全体のバランスを整えていくものです。例えばおいしいと感じる食べ物、着たいと思う服の色などは、そのときの自分の体が求めているものに基づいています。色彩学と漢方の両方の視点で、体のバランスを整えていきましょう」

セッションの前には漢方茶を飲みながら、来店のきっかけや体調の困りごとなどをヒアリングしていただけます。今回いただいたオリジナルブレンド商品の「飲みやすい漢方茶」はルイボスティーがベースとなっており、後入れのなつめがやさしい甘みを加えてくれます。

まずはミニカラーセラピーからスタート。7色のカードから直感で2枚を選びます。「気持ちが落ち着いたところで、パッと見たときに目に入ってきた色」を選ぶのがポイントなのだそう。選んだ色はそれぞれ「色彩言語」と呼ばれる意味を持っており、それらの意味が書かれたカードから自分に合う言葉を選びます。

「選んだ色とその色が持つ色彩言語を通じて、そのときの自分の気持ちや大切にしたいことなど、ご自身の内面に気づくきっかけになるんです。直感や色で自分を知ることは、漢方とも似ている部分があるんですよ」とSHOKOさん。
好きな香りで楽しく選び、スパイスをブレンド

続いては、カレースパイス作りのセッションに入ります。使用するスパイスは全12種類。シナモンやレッドペッパーなど馴染みのあるものから、スターアニスやフェンネルといったちょっとめずらしいものも並びます。

まずは順番にスパイスの説明を聞き、香りを嗅いで確かめていきます。基本的なカレーの香りと色を構成するのは、コリアンダーとクミン、ターメリックの3種類。さらに清涼感のあるカルダモン、爽やかなオレンジピール、全体のまとめ役になるリコリスなど、個性的な香りが揃います。自分の好みやスパイスの特徴はリーフレットにメモしていきます。

一通りスパイスを確認したら、いよいよブレンド作業です。
「スパイスだけでカレーを作りたい場合は、全体の3分の2をコリアンダー・クミン・ターメリックの3種類にするのがおすすめです。市販のカレー粉にスプーン1杯加えたり、料理の風味付けに使ったりするなら、全量お好みでOK」とのこと。今回は後者の用途で作ってみます。

リーフレットに書いたメモを参考に、クミン、シナモン、オレンジピールなど、好きな香りをどんどん瓶に入れていきます。
「先程のカラーセラピーでも、直感で選んだ色が自分の内面につながっていたように、香りを選ぶ作業もご自身の体との対話です。ぜひ好きな香りを選んでくださいね」とSHOKOさん。

鮮やかな黄色のターメリック、辛味を加えるレッドペッパー、まとめ役となるリコリスを入れて完成! スパイスの層がサンドアートのようできれいです。そのときの体調や困りごとから、カレーに入れるおすすめの食材も教えてもらえます。

「色彩漢方Muu」ではオリジナルブレンドの漢方茶やカレースパイスも販売しており、ちょっとしたギフトにもぴったり。近隣の店舗や施設でのコラボイベントも開催されています。
「カラーセラピーや漢方体験は、自分のためのご褒美時間として利用してもらえるとうれしいです」とSHOKOさん。漢方やスパイスの世界に気軽に触れることができる「色彩漢方Muu」で、自分と向き合う時間を過ごしてみませんか。
※価格はすべて税込
※営業時間、体験内容、価格などは変更になる場合がございます。