ヨーロッパの路地裏にあるレストランのような佇まい

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中村橋駅から線路沿いにしばらく歩き、小道に入った場所にある「Snow goose(スノーグース)」。赤いパラソルとかわいらしいお店のドアが目印です。

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以前はご自宅の子ども部屋だったという店内は、お子さまの独立後にオーナーの嶋田和真さん、奈々子さんご夫妻が一緒にリフォームをした、こだわりの詰まった空間。奈々子さんがアイディアを出して、建設関係のお仕事をしていた和真さんが形にしたのだそうです。

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ステンドグラスのランプはすべて職人さんにお願いして作ってもらったもの。さまざまな形や色のランプはお店の雰囲気にもぴったりです。
「木の扉にはめ込んでいるステンドグラスも同じ職人さんのものです」と奈々子さん。

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Snow goose」がオープンしたのは、2007年のこと。当初は奈々子さんがひとりで切り盛りするカフェでした。当時はワンプレートのカフェごはんとドリンクを中心に提供していたそうです。
「お料理が大好きで、友人からの勧めもあり、週末だけひとりで始めてみました。独学で料理を学びながら、徐々に営業日数を増やしていきました」と奈々子さん。

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3年後、イタリア料理店で働いていた息子さんを誘い、イタリアンメニューをスタート。ピザ用の石窯は国内のメーカーにオーダーし、お店の扉と同じ赤色のモザイクタイルを使用して作ってもらいました。
その後、息子さんからご夫婦にバトンタッチし、現在はピザを和真さん、パスタやそのほかの料理を奈々子さんが担当しています。

シェアしても楽しいピッツァ&パスタランチ

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ランチメニューの「石窯ナポリピッツァ(サラダ、ワンドリンク付き)」(1,800円~)は、週替わりピザのほか、定番のマルゲリータやサルシッチャ、クアトロフォルマッジなど8種類から選べます。今回は、ベーコンと半熟卵の乗った「ビスマルク」(2,500円)を注文しました。
2日間低温発酵させて500℃の石窯で焼き上げるナポリピッツァは、耳までもちもちの食感。「食べ心地が軽いので、ご高齢の方でも完食されるんですよ」とのこと。

サラダやその他のメニューに使用されている野菜は、高知県の農家さんから仕入れたものをはじめ、新鮮なものばかり。

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「パスタランチ(サラダ、ワンドリンク付き)」(1,700円~)は日替わりパスタ2種、生パスタ2種から選べます。今回は日替わりパスタの「真ダイと小イカのトマトソーススパゲティ」(1,800円)をオーダー。魚介の出汁がきいた濃厚なソースと、もちっとした食感のパスタがからみ合い、絶品です。
「おふたりでいらした場合、ピザランチとパスタランチをそれぞれ頼み、シェアするお客さまもいらっしゃいます」と奈々子さん。

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セットドリンクの「自家製 赤しそジュース」は、無農薬で育てた高知県の赤しそをたっぷり使用しています。しその爽やかさとほんのりと感じる甘味のバランスがよく、深みのある味わい。さっぱりとした後味で、何度も飲みたくなるドリンクです。

これからも、中村橋エリアで本場の味を発信し続ける

店名の「Snow goose」は、イングリッシュローズの品種「スノー・グース」から名づけたそう。店先に植えられた「スノー・グース」は、5月に白いポンポン咲きの花を咲かせます。
お店には、「練馬区立美術館」を訪れた帰りに立ち寄るお客さまも多いのだそう。

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「中村橋駅付近は個人店が多くないので、これからも長くこの場所で続けていきたいです」と話す奈々子さん。
中村橋に訪れた際は、センス溢れるこだわりの空間で焼きたてピッツァを味わってみませんか。

※価格はすべて税込
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