週末は行列も覚悟!「ふしみだんご」で名物団子をお土産に

東伏見を訪れる目的といえば、"東のお稲荷様"の別名を持つ「東伏見稲荷神社」の参拝。その後は東伏見駅前にある和菓子屋に寄り道をして、名物の団子を楽しむのが人気ルートです。駅近くに立つ鳥居を背景に団子を撮影してSNSに載せる方も多く、注目を集めています。

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新宿線「東伏見駅」から徒歩1分。「ふしみだんご」は団子が人気の和菓子専門店です。以前は少し奥まったところに店を構えていましたが、「より駅に近い場所で」と2020年11月に駅前へ移転オープンしました。
店の目印は店頭に掲げられた「ふしみだんご」の看板ですが、辺り一帯に漂う団子の芳ばしい香りが店の場所を告げているかのようです。

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「ふしみだんご」は、平日でも団子を求めて訪れる買い物客が後を絶ちませんが、週末ともなると行列ができるほどの人気です。
その人気の秘密のひとつが、作り置きをしないこと。出来たての味わいを楽しんでほしいという理由から、"売れたら作る"という手間を惜しみません。
人気の秘密のもうひとつは「歯ごたえ」です。ぷりぷりでもちもちの食感が楽しく、噛めば噛むほどに団子本来の旨みが口の中に広がります。

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「団子のたれにこだわりを持つお店が多いですが、『ふしみだんご』がこだわるのは食感です。コシがあるのにやわらかい団子作りを心がけています」と柳沢英智さん。父が創業した店を受け継ぎ、常連に愛される団子のおいしさを守る二代目の店長です。
団子のコシややわらかさを引き出すための蒸す時間や焼き加減はその日の気温や湿度によって変えていきます。マニュアルはありません。毎日の経験がなせる業でおいしい団子が出来上がるのです。

食べ歩きにも、おみやげにも。おすすめ団子5選

「ふしみだんご」では、常時13~14種類の団子がショーケースに並びます。店長の柳沢さんにおすすめの団子を伺いました。

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「ふしみ団子」(110円)は、店名が商品名になった「ふしみだんご」の顔ともいうべき団子です。揚げた団子にオリジナルブレンドの味付けきな粉がたっぷりまぶしてあります。団子の表面はかりっとしていて中はふっくら。甘さ控えめのきな粉との相性は抜群です。

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甘じょっぱい味噌だれに食感の良いくるみを混ぜた「くるみ味噌団子」(写真上・110円)。たれには辛口の信州味噌を用いています。「しょうゆ団子」(写真下・110円)は、団子のコシの良さを存分に楽しめる食感が魅力。しょうゆに漬けて焼いた昔ながらのしょうゆ団子です。

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「あん団子」(写真左・110円)に使用しているこしあんは甘さ控えめで舌触りがなめらか。歯ごたえのある団子と合わさることで楽しい食感が楽しめます。「ずんだ団子」(写真右・120円)は季節限定品。甘く味付けした枝豆をすり潰したあんは、新緑を感じさせる萌葱色(もえぎいろ)が印象的です。

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おみやげとして人気なのが「季節限定 お団子セット」(750円)です。単体で販売している団子は1串に4つの団子がついていますが、こちらのセットの団子は2つずつのミニサイズで食べやすいのが魅力です。

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「季節限定 お団子セット」には、地元のイラストレーターさんに描いてもらったという掛け紙を無料でつけてもらえます。紙袋も無料です。

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団子以外にも大福や饅頭などの和菓子もあります。夏に大人気のわらび餅は、ぷるぷるとやわらかいのに弾力があってコシが強いのが特徴。なにもかけずにきな粉とわらび餅のハーモニーを味わうのもよし、お好みで黒蜜をかけて"味変"を楽しむのもよしです。
小腹を満たすおやつに、東伏見を訪れた記念のおみやげに。ぜひお店を覗いてみてください。

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