住宅街の中を8分ほど歩くと、おいしい卵に出会える『もとはし農場』に到着。早速、農場を案内していただきましょう

案内してくださるのは、本橋勇一さんです。

tkg_1.jpgそして、今回体験したのは神奈川県在住の坂口さん一家です。

tkg_2.jpg目的の養鶏場を見学する前にまずは『もとはし農場』自慢のぶどう畑へ。8月に旬を迎え、時季に色付かなかったぶどうが残っています。

tkg_3.jpgもう終わりに近いぶどうでしたが、一口食べてみると甘くてジューシー。シーズンでは500円玉大の大きさにもなるそうです。ぶどうが大好きなみかちゃん、小さなお口いっぱいに頬張ってぶどうの味を楽しんでいました

tkg_6.jpgここには約30羽の『鳥骨鶏』がいます。

tkg_12.jpg早速、『卵かけごはん』の試食に参りましょう!
(※今回は特別に農場の中で試食させていただきました。)

今朝採れたばかりのもみじの卵は、手のひらいっぱいになるほどの大きさ。その大きな卵を炊きたてごはんの中へ...!
2021年現在はもみじは飼育しておりません。

tkg_13.jpg2層になっている白身と、プルプルの黄身が食欲をグッと高めます。

まずは醤油をかけずに、卵の味だけで楽しむことに。みんなで"いただきます"をして、トロトロの卵かけごはんを口の中へ運びます!

tkg_14.jpgお父さん「何もかけなくてもおいしい!何杯でも食べられそう!」
お母さん「卵の味がしっかりしています!久しぶりに食べたけど、こんな卵かけごはんは初めて!」

tkg_15.jpg本日が卵かけごはんデビューのみかちゃんは、「おいしい!」と満面の笑顔で、何度もスプーンを口へ運んでもらっていました。

tkg_16.jpgお箸で掴めるほどしっかりした黄身に、瑞々しい白身、少し醤油をかけると甘さが際立って、とろけるようなおいしさ。味わい深い卵かけごはんにハマってしまったのか、お父さんは鳥骨鶏の卵でおかわりしていました()。皆さん、お腹一杯になったところで本日の体験は終了です。

tkg_17.jpgここで、本橋さんに教わったおいしい卵かけごはんを作るポイントとレシピをご紹介します。

【熟成された卵を使う】
一番おいしいのは、産まれてから45日後の卵。炭酸ガスが抜けて熟成された卵になります。その熟成された卵を使うことがポイントです!

【冷凍卵】
卵を殻ごと冷凍庫で1日以上冷凍します。冷凍した卵を、白身がさらっとするまで自然解凍し、熱々ごはんにかければ冷凍卵の卵かけご飯が完成!もっちりとした温泉卵のような黄身が絶品です

他にも、黄身だけを前日から醤油に漬けておいたり、めんつゆや鶏がらスープの素、バターなどでアレンジした卵かけごはんもオススメです。

tkg_18.jpg最後に、農場について本橋さんに伺いました。
『もとはし農場』は江戸時代から続く農家で、元々は地域一帯が畑だったそうです。現在では住宅街ばかりとなりましたが、残り少ない地元農家の方々と協力して農業をされています。

本橋さんは、卵、季節野菜や果物、小麦などを育て、地元にも遠方にもファンが。また地域の和菓子屋さんとコラボして、ふるさと納税品となるお菓子作りも行っています。

tkg_19.jpg『子どものうちに経験した"味"は一生残る。自然のおいしさを知ってもらいたい』という想いで、20年以上地元の学校給食と連携し、食育にも携わっています。

自然が持つ力を最大限に生かした作物は、大地のパワーをたっぷり含んだ自然からの贈り物です。甘くて瑞々しい卵かけごはんを体験してみたい方は、是非一度卵を買いに『もとはし農場』を訪れみてください!
(※
普段は農場見学や卵かけごはんの試食は行っておりません。今回は特別にご協力いただきました。)

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※体験の内容は変更になる場合がございます。