昼時は待ち時間も覚悟のコッペパン専門店

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「ぐーちょきパン」は、2017年オープンのパン屋さん。レンガを積み上げたような外観や木の扉が印象的な、コッペパンのテイクアウト専門店です。

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店内は2名も入店するといっぱいになるほどの小さなお店ですが、地元客を中心に連日多くの人たちがコッペパンを求めに訪れています。パンのおいしさやフィリングの鮮度にこだわりたいという想いから、商品は作り置きをせず注文を受けてからひとつずつ作るアフターオーダー形式を採用しています。

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メニュー表には、25種類におよぶフィリングがラインナップされています。「コッペパンは、料理系、スイーツ系のどちらのフィリングとも相性が良くて、お互いを引き立て合うような味わいなんです」と店主の浅見さん。

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コッペパンは、浅見さんが信頼をおくパン屋さんに「ぐーちょきパン」の独自配合で依頼して作ってもらっています。しっとり、かつふわふわとした食感が損なわれないようにと、手間暇を惜しまずに1個ずつ手ごねしています。どれひとつとして同じパンがなく、コッペパンそれぞれが持つ「個性的な表情」を楽しめるのも手作りならでは。

国分寺産の野菜を使った人気の料理系コッペパン

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数あるメニューの中でも国分寺ならではの名物として人気なのが、「こくべじサンド」(400円)です。
名水百選の水が湧き出す国分寺では、約300年前から農業がさかんに行われていました。そんな国分寺産の農作物のおいしさを知ってほしいと立ち上がったのが「こくベジ」プロジェクト。「ぐーちょきパン」では「こくべじサンド」で国分寺の大地が育んだ野菜のおいしさを味わうことができます。

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コッペパンからあふれるくらいの野菜が挟まった「こくべじサンド」は、しゃきしゃきとした野菜としっとりもちもちなパンの食感が楽しい逸品。パンに塗った辛子マーガリンとのハーモニーが絶妙です。

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食べごたえのある料理系メニューでは「タンドリーチキン」(430円)もおすすめ。タンドリーチキンは、新宿にある人気のインド料理店「カラシュ」に特注で作ってもらっています。注文を受けてからタンドリーチキンを温めて挟むので、肉厚のぷりっとした食感が堪能できます。さまざまなスパイスを用いたタンドリーチキンの味わいとコッペパンの甘みの相性は抜群。

手土産にも喜ばれるスイーツ系コッペパン

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スイーツ系メニューでは、「つぶあんホイップ」(320円)が人気。甘さ控えめのつぶあんとふんわりとした生クリームを挟んだ見た目にも楽しい一品で、口に頬張った時の軽やかな食感も魅力的です。

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つぶあんを使ったメニューは数種ありますが、ペースト状にしたさつまいもとつぶあんを組み合わせた「鹿児島さつまいも」(380円)も絶品です。「鹿児島県で生産されるさつまいもは、深みのある甘さとなめらかな舌ざわりが特徴的です」と浅見さん。幅広い世代に親しまれる味わいで、手土産としても人気があります。

051.jpg「ぐーちょきパン」は、浅見さんが大好きだという映画の中に登場するパン屋の名前が元になっています。憧れのパン屋の名に恥じぬようにと1個1個丁寧に、心を込めて作っています。
国分寺のソウルフードとして定着しつつある「ぐーちょきパン」のコッペパン。懐かしさの中に新しさが感じられるメニューを、ぜひ試してみてください。

※価格はすべて税込。
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