築50年のアンティークな雰囲気をそのままに

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西武秩父駅の改札を出たら目の前の通りを左側へ。最初の信号を左折して、ゆるやかな坂を下ること1分。踏切の手前にある白い建物がフランス料理のお店「レストラン マチエール」です。

031.jpg外観はスタイリッシュな雰囲気が印象的ですが、店内は対照的にアンティーク調で、木の温かみにあふれています。2023年で開業12年目を迎えますが、建物自体は築50年もの歴史があるそう。アーチ型の窓や太くたくましい梁天井など、タイムスリップしたような心地良さに満ちています。

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店内に入って左側に設けられたキッチンカウンターには、店名と絵画が描かれた丸いプレートが置かれています。これは、秩父鉄道が企画する「SLパレオエクスプレスdeランチ」という食のイベントで、客室内の一部で「レストラン マチエール」のランチが味わえるというもの。
年に一度の頻度で運行するこのイベントの日は、お店オリジナルのヘッドマークが機関車に掲げられます。初コラボとなった2017年から2021年までのヘッドマークの変遷は一見の価値ありです。

秩父をテーマに描かれた真伊子さんの絵画にも注目!

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「『マチエール』は、フランス語でマテリアル(素材)を表す言葉。私たちのお店では、料理の分野と内装の分野の2つの意味合いを持たせているんですよ」と教えてくれたのは、レストランを営むオーナー夫婦の倉林真伊子さんです。

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「マチエール」には素材という意味合いのほか、絵画用語の「絵肌」という意味があります。内装の分野の「マチエール」を担う真伊子さんは、レストランを開業するまではアート分野のお仕事に従事されていたそう。
店内に掲げられている絵画のほとんどは真伊子さんが描いたもので、透明感のある美しい質感のものや、ごつごつとした表面をもつ作品など、タッチやモチーフの異なる絵画を眺めながら食事が楽しめます。

彩り豊かなランチメニューをリーズナブルな価格帯で

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「マチエール」のもうひとつの意味である「素材」は、シェフの倉林幸彦さんが担っています。味付けや盛り付けももちろんですが、なによりも良質な食材を使うことを重要視して、自身の目や舌で確かめて納得のいくものだけを厳選しています。

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みずみずしく旨みが凝縮された野菜や盛りを迎えた魚など、良質な食材を惜しみなく使ったランチメニューは千円台から楽しむことができます。
隔週でメニューの異なる「魚料理セット」(1,550円)は、スープ、サラダ、パンまたはライス付き。取材に訪れた際のメニューは「カレイの香草パン粉焼き ジェノバソース ラタトゥユ添え」。香りと食感が楽しい香草パン粉がのった肉厚のカレイと、彩り豊かな野菜、大ぶりのエビを盛り付けたボリューム満点メニューです。バターのコクとジェノバソースの爽やかな風味がバランスよく合わさり、暑い季節にぴったりの味わいです。

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人気の「パスタセット」(1,350円)も2週間に一度の頻度でメニューが変わります。小柱とほうれん草ときのこのペペロンチーノは塩気がちょうどよく、凝縮した素材の旨みも十分に楽しめます。

フレンチというと特別な日の料理というイメージが強いですが、「レストラン マチエール」の料理は、気軽に楽しめるカジュアルなフレンチを目指しているのだそう。秩父観光の前後に、おいしい食事を味わいに訪れてみませんか。

※価格はすべて税込。
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