ゆっくりと味わえる寛いだ雰囲気。お子さま連れもOK

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国道299号線沿いにある「大衆焼き肉ホルモンながしま」は、ブタのイラストの看板が目印。番場通りにほど近く、秩父神社や秩父今宮神社も徒歩圏内にあることから、地元客はもちろん観光客も多く訪れる人気店です。

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人気の秘密のひとつが、清潔感にあふれた店内の雰囲気です。縦に長い店内はおしゃれなカフェダイニングのよう。
カウンター席やテーブル席のほかに座敷席もあります。座敷席は、小さなお子さま連れのファミリー客も気兼ねなく利用できるようにと、店長の長島さん自らがDIYで完成させたもの。いつでも、どんな時でも気軽に利用できる雰囲気が魅力です。

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「大衆焼き肉ホルモンながしま」は、秩父では珍しい「ヘルシーロースター」を使用しています。各卓には煙を吸収するダクトが設置されていませんが、それなのに店内は煙のもくもく感がなく、脂が焦げるジュージューとした音もありません。
これは別名「無煙ロースター」ともいわれるヘルシーロースターの特徴。遠赤外線の低温で焼くため、温度の上昇によって発生する煙や焦げ付きを防ぐことができます。煙が出ないので匂いが服につくことなく、焼ける音もないため、会話を楽しみながらゆっくりと食事が楽しめます。

メディアで話題の"れもタン"は人気No.1メニュー!

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店長の長島祐馬さんは、食肉工場での勤務経験を持つ肉のスペシャリスト。「肉を使ったクリエイター=ニクリエイター」になるのが、長島さんの夢だそうです。どの部位をどのように扱うとよりおいしくなるかを追求し、そうした中で誕生した名物メニューのひとつが「れもタン」でした。

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牛タンの上にスライスしたレモンがのった「れもタン」(1人前1,300円)は、多くのテレビ番組でも紹介されている人気No.1メニューです。「牛タンといえば焼いてレモン汁をつけて味わうのが一般的ですが、脇役的な存在のレモンを主役にしてみようと思ったんです」と長島さん。試作の日々を振り返りながら笑顔で話します。

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レモンをのせた側を表面にしてさっと焼いた後、ひっくり返してもうひと焼き。好みの焼き加減に仕上がったら、調味料をつけずにそのままいただきます。れもタンは、ひと口噛むとレモンのほどよい酸味と皮の苦みが口の中に広がり、牛タンのジューシーさと相まって極上のハーモニーを奏でます。

肉のプロが厳選・調理する新鮮な「豚ホルモン4種」

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秩父にはホルモン焼きのお店が数多く存在します。「大衆焼き肉ホルモンながしま」でもホルモン焼きが楽しめますが、肉のプロである長島さんが自信をもって提供する「豚ホルモン4種」(1人前1,000円)はひと味違います。
お皿に盛られているのは、上から時計回りに、かしら、豚タン、生もつ、ミノの4種類。

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「豚タン」の表面には隠し包丁が入っていて、サクサクとした食感が楽しめます。隠し包丁で入れた筋に自家製のもみダレが染み込んでいるので、噛むほどに甘みが広がっていきます。

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生もつは新鮮がゆえにふっくらとしていて、箸でつまむとゼリーのようにぷるぷるしています。焼くとハリが出てきて、噛み応えも抜群です。
ミノも豚タンと同じく肉厚で隠し包丁が入っており、あとを引く食感。丁寧に下処理されたかしらは、ニンニクとしょうがのアクセントが引き立つ一品です。

スフレのようにふわふわ!新メニューの「雲海TKG」

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サイドメニューも要注目。「雲海TKG」(400円)は、卵白を泡立てたきめの細かいメレンゲを雲海に見立てた、秩父ならではのメニューです。「秩父は雲海スポットとしても知られているので、メニューにできないかと考えました」と長島さん。ふわふわのメレンゲに黄身をのせることで、雲海に浮かぶ太陽を思わせます。

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自家製の醤油ダレを少し垂らして黄身を崩しながら味わいます。メレンゲ状の卵白がご飯とあわさることで、スフレのようなふわふわとした食感が口の中に広がる一品です。

今回紹介した以外にも、メニューのバリエーションはとっても豊富。ニクリエイター・長島さんの創作活動もまだまだ続きます。
店内に掲げられたチョークボードにメニュー表以外のおすすめの品が書かれているので、新作を楽しみに、ぜひチェックしてみてください。

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