西武秩父駅の改札を出て左手に見えるのが「祭の湯」の入り口です。2017年にオープンしたこの施設は、年間300以上のお祭りがある秩父にちなんで"祭"をコンセプトにしたデザインが特徴。屋根の上には提灯がずらりと並び、すでに楽しげな雰囲気が漂っています。

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入り口の右手に見えるカウンターは「まつり茶屋」。豆乳ソフトやわらじかつバーガー、みそぽてとなどのスナックを手軽に購入できます。改札のすぐ近くなので、帰りの電車に乗る前に立ち寄るのもおすすめです。

秩父みやげがなんでも揃う「ちちぶみやげ市」

西武秩父駅改札側の入り口から入ると、物販エリア「ちちぶみやげ市」が広がっています。しゃくしな漬けや豚肉の味噌漬け、ちちぶ餅といった定番の秩父みやげのほか、埼玉の特産品や銘菓などがずらりと並びます。

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さらに奥に進むと、地元の日本酒やワイン、地ビールやウイスキーなどが揃う「酒匠屋台」ののれんが見えてきます。こちらでは、老舗から新進気鋭の醸造所までさまざまな地酒やベンチャーウイスキーとして有名なイチローズモルトも取り扱ってます。※入荷状況により販売していない場合がございます。
レジ横に併設された「ちょい飲みコーナー」では、秩父の地酒が飲み比べできるセットを販売。土・日・祝限定で販売するおつまみ「しゃくしな油炒め」は、お酒との相性が抜群の一品です!

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「酒匠屋台」の向かい側にあるのは「秩父美人屋台」。秩父市の伝統織物である「秩父銘仙」の雑貨や小物、コスメなど地元・秩父の工房で制作された商品を多く取り扱います。
ほぐし織りという秩父銘仙の伝統技法で織られたハンカチや、とんぼ玉を使用したヘアゴムにかんざしなど、女性におすすめのおみやげが揃います。ひとつひとつデザインや色が異なるため、選ぶのも楽しみのひとつ。

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「呑喰処 祭の宴」で秩父グルメを満喫!

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さらに奥へ進むと、フードコート「呑喰処 祭の宴」にたどり着きます。迫力あるお神輿が目印! まずは食券を購入し、ワクワクしながら座席へ。

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広々とした店内はまるでお祭り会場のよう。メニューには「わらじかつ」や「豚味噌丼」、「秩父そば」、さらにはロースターで焼いて食べる本格ホルモンまで、さまざまな秩父グルメが並びます。

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イチオシは数量限定の「秩父ジビエ 鹿肉ロース丼」(1,480円)。当初は期間限定で販売したメニューでしたが、お客さまから好評だったため定番化したのだそう。やわらかくてくさみがなく、しっかりとした肉の味わいが楽しめるのは新鮮な秩父ジビエならでは。たれの風味と卵黄のまろやかさが相性抜群です。
※数量限定のため、無くなり次第終了

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秩父名物の「くるみだれそば(並)」(写真右・780円)はくるみをすり入れたそばつゆが特徴。ほんのりとした甘みとまろやかな風味がありつつ、あっさりといただけます。「みそぽてと」(写真左・280円)は秩父の名物B級グルメ。蒸したじゃがいもに衣をつけてさくさくに揚げ、甘辛いみそだれがたっぷりかかっています。

旅の疲れを癒してくれる温泉「祭の湯」

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フードコートの奥が「祭の湯」の入り口。靴をロッカーに入れて受付を済ませ、さっそく2階の温泉へ向かいます。

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温泉内では岩風呂や花見湯などの露天風呂をはじめ、高濃度人工炭酸泉やシルク湯など、さまざまなお風呂が楽しめます。岩盤浴(別料金)やサウナなどの設備も充実。晴れた日には露天風呂から武甲山がよく見え、開放的な空間でのんびりと温泉を楽しめます。

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休憩エリアのリクライナーはテレビ・コンセント付き。畳の上でくつろげる「寝ころび処」もあります。
周りを気にせずゆったり過ごしたいときは、半個室型の「プレミアムラウンジ」(有料)もおすすめです。

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1階には秩父グルメが食べられるレストラン「秩父湯台所」があるので、温泉エリア内でもお食事をとることができます。ドリンクや一品料理もあり、小腹がすいたときにおすすめ。「秩父湯台所」限定で秩父ジビエを使用した鹿肉カツも提供していますので、ぜひご堪能ください。

グルメ、温泉、お買い物のすべてがここで楽しめる、秩父観光に欠かせないスポット。旅の前後にぜひ立ち寄ってみてください!

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