夏休みの自由研究にぴったり!「漱石山房記念館」で夏目漱石を学び、館内カフェで銀座の名店「ぎんざ空也」の最中を食べるおでかけコース

親子おでかけ (230)
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夏休みの自由研究にぴったり!「漱石山房記念館」で夏目漱石を学び、館内カフェで銀座の名店「ぎんざ空也」の最中を食べるおでかけコース

やって来ました夏休み!親子で過ごす貴重な時間を「新宿区立漱石山房記念館」で過ごしてみませんか?夏休みの自由研究にぴったりで、館内の素敵なカフェでは漱石の大好物「ぎんざ空也」の最中を食べることができます!「高田馬場駅」から都営バスに乗り「馬場下町」で下車、まずは「夏目漱石誕生の地碑」を見学し、夏目漱石とゆかりのある「穴八幡宮」を参拝します。その後「新宿区立漱石山房記念館」を訪ねて、館内の「CAFE SOSEKI(カフェ・ソウセキ)」で銀座の人気和菓子店「ぎんざ空也」の最中をいただきます。帰りも都営バスを利用して「高田馬場駅」へ。親子で楽しむ自由研究のおでかけスタートです。

昼からスタート!

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【13:30】「高田馬場駅」スタート
【13:30】「高田馬場駅」スタート 【13:30】「高田馬場駅」スタート
高田馬場駅
https://www.seiburailway.jp/railway/ekimap/takadanobaba/index.html
西武新宿線「高田馬場駅」はいつも大勢の人が行き交うターミナル駅。他路線も複数通る便利な駅で、乗り換えや、ここからバスに乗車する人など駅前は常に賑やかです。
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【13:40】都営バス(学02)に乗り「馬場下町」へ
【13:40】都営バス(学02)に乗り「馬場下町」へ 【13:40】都営バス(学02)に乗り「馬場下町」へ
高田馬場バス停
https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00017140/00004139/1/
「高田馬場駅」を下車して、すぐ目の前にあるバス停から都営バスに乗り「馬場下町」に向かいます。
停留所に大きく「馬場下町・早大正門行」と書かれているので、すぐに分かりますよ。

運賃は片道、大人210円(IC206円)、小児110円(IC103円)です。
約3分に1本発車しているので、すぐに乗ることができました。乗車時間は約10分です。
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【13:50】「夏目漱石誕生の地」記念碑を見る
【13:50】「夏目漱石誕生の地」記念碑を見る 【13:50】「夏目漱石誕生の地」記念碑を見る
夏目漱石誕生の地
まず最初に「夏目漱石誕生の地」の記念碑を見学します。漱石誕生の地は、今では街のど真ん中にあり、見つけた時には親子でびっくり。
この碑は、漱石の生誕100年を記念して、その名も「夏目坂」という坂の途中に建てられていました。
バス停「馬場下町」からは徒歩で約5分です。

「ママ、あそこに夏目坂って書いてあるよ!」
「ほんとだ。ありがとう、見つけてくれて。」

娘が指差した先には「夏目坂通り」という看板が見えました。
この「夏目坂」は漱石の父である直克が名づけたと言われています。坂の途中にある標柱に、その旨の記載がありました。

新宿区の指定史跡にもなっている「夏目漱石誕生の地」。新宿区教育委員会による大きな案内版が建てられていました。

こちらには、夏目漱石が五男三女の末っ子であること、生家の夏目家はこの辺りの名家で「喜久井町」という町名は夏目家の家紋に因んで名づけられたといったことが書かれていました。

小学生の娘には、夏目漱石がここで生まれたこと、本名は「金之助」と言い兄弟がたくさんいたこと、家紋の意味などを教えました。

記念碑の後ろには、漱石が読んだ俳句が記されていました。

自身の幼少の頃のことについて書いた、漱石の随筆「硝子戸の中」。その中の一文が、この歌碑の下に紹介されていて、「影参差松三本の月夜かな」の俳句は、幼少の頃を過したこの辺りにあった3本の松について詠んだのでは、と書かれていました。

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【14:10】「穴八幡宮(あなはちまんぐう)」に参拝
【14:10】「穴八幡宮(あなはちまんぐう)」に参拝 【14:10】「穴八幡宮(あなはちまんぐう)」に参拝
穴八幡宮
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/shinjuku/5442/
「穴八幡宮」は「夏目漱石誕生の地」記念碑の近くの交差点から見えている神社です。
先ほど下車したバス停近くにある「馬場下町」に交番があります。その隣にある立派な流鏑馬の像、そして鳥居が「穴八幡宮」の入口です。
「夏目漱石誕生の地碑」からは徒歩で約5分です。

「穴八幡宮」は夏目漱石の妻、鏡子が漱石の虫封じに参拝した神社だそうで、今日は訪ねてみることにしました。

「立派な流鏑馬だね」
と言うと、娘からは早速「流鏑馬って何?」と質問。

こちらの像の下にも新宿区教育委員会による「高田馬場の流鏑馬」と書かれた大きな案内がありました。

高田馬場の流鏑馬は、今でもこの穴八幡宮で行われている伝統行事。街中にあって馬場のない神社のため、流鏑馬は近くの都立戸山公園で行われます。

その際、穴八幡宮から公園まで騎馬が街中を練り歩くそうで、そのことを娘に伝えると
「秋に見に来たいな」と話していました。
高田馬場の流鏑馬は毎年、体育の日に行われるそうです。

緑深い都会の神社。ひと足踏み入れるだけで、風が涼しく感じられました。

石段を登り、本拝殿がある高台に辿り着くと、なんとも可愛い布袋様がお出迎え。

七福神の一人である布袋様、隣には大黒様の手元から水が出る手水舎があり、娘と思わず笑ってしまいました。
大黒様の手水舎は必見ですね。

こちらの神社、今日は静かな境内でしたが、冬至から頒布が始まる「一陽来復」のお守りがご利益があると人気で、当日はたくさんの人で賑わい、露店が出るそうですよ。

「さぁて、本日のメイン、漱石山房記念館を目指しますか!」

と穴八幡宮を後にして歩き出すと、道には猫が目印の案内がここかしこに見受けられました。

「漱石と言えば、猫だからね。その秘密は記念館で学ぼうね」

と娘に声をかけました。

5
【15:10】「新宿区立漱石山房記念館」を見学
【15:10】「新宿区立漱石山房記念館」を見学 【15:10】「新宿区立漱石山房記念館」を見学
漱石山房記念館
https://soseki-museum.jp
「新宿区立漱石山房記念館」は2017年にオープンしたばかりの、比較的新しい施設です。新宿区ゆかりの文豪である夏目漱石は、晩年、この住宅街の一角に借家を借りて数々の名作を執筆しました。その住居は「漱石山房(そうせきさんぼう)」と呼ばれ、彼を取り巻く著名な作家たちが集う家となっていったのです。

「穴八幡宮」からは徒歩で約10分、漱石山房通りを歩いて到着です。

漱石が晩年を過ごした早稲田南町の旧居「漱石山房」は、この記念館に再現されています。まず、受付でチケットを購入。大人は300円(税込)、小・中学生は100円(税込)でした。

「入館するには、この猫ちゃんにチケットを見せなくちゃいけないんだって!」

窓から見えるのは、新宿区であることを忘れてしまうような植栽が植えられた庭。

この大きな芭蕉の木は漱石が実際暮らしていた時にも植えられていたそうです。

館内でも至る所に猫がいて、道案内をしてくれます。

「どうして猫なの?」

と堪らず、娘が聞いてきたので「我輩は猫である」という有名な本を書いた人が夏目漱石だからだよ〜と教えました。

思わず、駆け出したくなるような回廊。

「漱石山房」は和洋折衷の平屋建てで、今でもモダンと感じられるベランダ式回廊がありました。

1階には他に、本が山積みになった漱石山房の書斎を再現した展示室があります。

2階に続く階段にも猫がいます。

「あの猫、何か獲物を狙っているのかな?」
「違うよ、上に案内するため、待ってくれてるんだよ」

そんな想像も楽しい館内。

2階には、漱石の代表作「こころ」「三四郎」「それから」などの資料があり、懐かしい作品の一文を読んでは、また読んでみたいなと読書欲が湧いてきます。

「漱石公園」の一角にある記念館を一旦出て、美しく整備された公園内も散策しました。

先ほど、窓から見えた大きな芭蕉の木や、紫陽花などの季節の花も植えられて、素敵な庭園になっています。

こちらは記念館の後ろ側。建物のデザインも俯瞰して楽しめる他、公園のほぼ真ん中には猫のお墓、「猫塚」と呼ばれる石塔がありました。

「吾輩は猫である」のモデルとなった「福猫」、他に夏目家で飼われていた文鳥や犬などを供養するための石塔だそうです。

こちらの庭からは、ガラス越しに地下1階にある図書室が見えました。

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【16:10】「CAFE SOSEKI(カフェ・ソウセキ)」でゆったりカフェタイム
【16:10】「CAFE SOSEKI(カフェ・ソウセキ)」でゆったりカフェタイム 【16:10】「CAFE SOSEKI(カフェ・ソウセキ)」でゆったりカフェタイム
CAFE SOSEKI
https://soseki-museum.jp/user-guide/book-cafe/
「CAFE SOSEKI(カフェ・ソウセキ)」は館内にあるブックカフェ。
こちらでは、漱石にちなんだお菓子や飲み物がいただけます。
そして、置かれている書籍は漱石の作品や彼に関連した本がずらり。
庭園を眺めながらゆっくりと過ごすのにもぴったりのカフェです。

館内やここに来るまで、あちらこちらで散見された「黒猫」。その中でも一番大きな「黒猫」が出迎えてくれました。

カフェは、窓際のカウンター席と、テーブル席がありました。

テーブル席の横にはたくさんの本が並べてあり、自由に読むことができます。

「可愛いね、いろんな黒猫グッズが揃っているよ」
「ねえ、ママ、黒猫じゃなくて福猫って書いてあるよ!」

そう、このキャラクターこそ、「吾輩は猫である」のモデルとなった「福猫」なのです。

あまりにもたくさんの可愛いグッズに目移りしましたが、お店でも使用されていた「蚊帳生地ふきん」432円(税込)、と手触りがとても気持ちの良かった「手ぬぐい(紀州織)」864円(税込)を購入しました。

そして、私が今日一番楽しみにしていた「ぎんざ空也」の最中をいただきます。

私は「もなか抹茶セット」918円(税込)にしました。

最中のおいしいこと!

さすが、甘党であった夏目漱石が惚れ込んだ一品でした。

7
【17:10】都営バス(学02)に乗り「高田馬場駅」へ
【17:10】都営バス(学02)に乗り「高田馬場駅」へ 【17:10】都営バス(学02)に乗り「高田馬場駅」へ
馬場下町バス停
https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00017500/00004139/0/
「漱石山房記念館」から徒歩約10分で「馬場下町」のバス停に到着。行きと同じく、都営バスに乗り「高田馬場駅」に戻ります。

運賃は片道、大人210円(IC206円)、小児110円(IC103円)です。乗車時間は約10分です。
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【17:20】「高田馬場駅」にゴール
【17:20】「高田馬場駅」にゴール 【17:20】「高田馬場駅」にゴール
高田馬場
https://www.seiburailway.jp/railway/ekimap/takadanobaba/index.html
「高田馬場駅」に到着しました。今日は親子で夏目漱石に触れるおでかけを楽しみました。まだ漱石の作品を読んだことのない娘ですが、何度も目にした「福猫」への興味が湧き「吾輩は猫である」を読んでみたいと意気込んでいます。挿絵の入った小学生向けの本もあるので、購入することにしました。
また、漱石の作品「夢十夜」に因んだ「どんな夢を見た?あなたの夢十夜」という、夢を描いて応募する小学生向けのコンクールがあり、こちらにも自分の見たい夢を描いて応募するんだとはりきっています。私も久しぶりにゆっくりと小説が読みたくなったので、親子で夏の自由研究に取り組みたいと思います。
みなさんも、暑い夏休みに涼しい「新宿区立漱石山房記念館」へ、ぜひおでかけしてみてくださいね。

※このコースは、2019年6月21日に行ってきました。

「漱石山房記念館」の周辺には、いたるところに福猫が登場します。ほら、街灯の下にも!

散策の途中、福猫探しも楽しんでくださいね。

FINISH

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