神田川沿いで桜や老舗甘味処と中村彝の美術作品を満喫する春のお花見デートコース

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神田川沿いで桜や老舗甘味処と中村彝の美術作品を満喫する春のお花見デートコース

一気に暖かくなり、気がつけばいつもの道にある桜が咲き出すこの季節。陽気に誘われて、ついおでかけしたくなりますよね。今日はそんな日におすすめの、アクセスの良い下落合駅周辺のお散歩コースをご紹介します。まずは「下落合駅」からすぐのところに流れる神田川沿いを歩いて、大正創業の老舗「寒天工房 讃岐屋」で甘味を楽しみます。再び神田川沿いを歩いておとめ山公園近くの高台にある「中村彝(つね)アトリエ記念館」で美術鑑賞。建築当初から変わらないアトリエ建物も楽しんだら「下落合駅」に戻ります。それではスタートです!

昼からスタート!

1
【13:30】「下落合駅」南口からスタート
【13:30】「下落合駅」南口からスタート 【13:30】「下落合駅」南口からスタート
下落合駅
https://www.seiburailway.jp/railway/ekimap/shimo-ochiai/
「下落合駅」は西武新宿線の駅です。周辺は静かで落ち着いた住宅街。利便性が高く、住みやすいイメージの街です。
2
【13:40】大正創業の老舗「寒天工房 讃岐屋」で甘味デート
【13:40】大正創業の老舗「寒天工房 讃岐屋」で甘味デート 【13:40】大正創業の老舗「寒天工房 讃岐屋」で甘味デート
(株)讃岐屋
http://www.sanukiya.co.jp
「寒天工房 讃岐屋」は1914年、大正創業の老舗の寒天屋さんです。眺めの良い神田川沿いにあり、気候が良ければ道沿いの縁側でも甘味をいただくことができます。桜が満開となる春の季節には、連日訪れる人が絶えない人気のお店。「下落合駅」からは「せせらぎの里公苑」を過ぎ、神田川沿いの緑道を歩いて、約5分です。

「見えてきたよ!暖簾が風に揺れてるでしょ」

と彼に話しかけると

「えー、こんな所にこんないい感じのお店があるんだね」

と少しびっくりした様子。

店内は4人掛けのテーブル席が3つあります。

優しそうなお店の方が

「何になさいますか?」

と温かいお茶を持ってきてくださいました。

「器も桜だよ。気が効いてるね」

「寒天屋さんだから、やっぱり寒天でしょ!」

とオーダーしたのは、「あんみつ」486円(税込)。寒天の他に、餡子、赤えんどう豆、求肥が入っていて、お好みでかけられるトッピングの黒蜜が添えられます。

店員さんがオーダーを取る際に

「餡子はこし餡、小倉餡、季節限定餡子、今は桜より選べます」

と説明。私たちは、もちろん「桜」を選びました!

桜餡は、甘くて塩っぱく、いい塩梅。

また、あんみつの中に求肥が入っていたのですが、サービスで味の異なる求肥も出してくださいました。

店内の壁には、額に入れられた「お店の思い」が飾られていました。

「老舗の熱い経営魂を感じるね」

と彼が言いました。

3
【14:30】神田川沿いを散策
【14:30】神田川沿いを散策 【14:30】神田川沿いを散策
神田川沿いの緑道
「寒天工房 讃岐屋」を出ると、もう目の前は神田川沿いの緑道です。次に目指す「中村彝アトリエ記念館」まで桜を愛でながらお散歩しましょう!

「寒天工房 讃岐屋」を出てすぐ始まる緑道。

近隣住民の憩いの場であり、桜が見頃を迎える頃にはたくさんの人で賑わいます。

「いきいきウォーク新宿」の一部でもある、神田川沿いの緑道。

桜が満開となる頃には、両側に咲く桜で川が見えなくなるほどの景色を楽しむことができます。

「満開になったら、この目の前が全部、ピンクだね!」

「花見には、今日はちょっと早かったけど、寒天屋さんには並ばずに入店できたから良かった(笑)」

と花より団子の私の発言に、彼は大笑いしていました。

この辺りで西武新宿線の線路を越えて、「中村彝アトリエ記念館」がある高台方面に向かいます。

4
【15:00】「中村彝(つね)アトリエ記念館」で美術鑑賞
【15:00】「中村彝(つね)アトリエ記念館」で美術鑑賞 【15:00】「中村彝(つね)アトリエ記念館」で美術鑑賞
中村彝アトリエ記念館
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/tsune/40357/
「中村彝アトリエ記念館」は新宿区立の施設。「中村彝(つね)」は、大正期に活躍した洋画家で、新宿区下落合にアトリエを新築しました。
アトリエは当時の姿、そのままで復元されました。漆喰壁、部材、ドアノブの金具など、建築当初の1916年から変わらず、建築物としても見どころがたくさんあります。神田川沿いの緑道から徒歩20分ほどで到着です。

神田川沿いとはうって変わって、高台にある「中村彝アトリエ記念館」に行く途中の坂。

「わあ、息が切れそうだね」

「着いたよ!ここだ」

コンクリート打ちっぱなしに「彝」の文字がとてもかっこよく感じられますね。

アトリエに入ると、北側からの自然光を採り入れるため採光窓と、天窓が設けられていました。

「思ったより、室内が明るいね」

壁は漆喰で灰色が混ざったような緑色、部屋のそこかしこに絵の具の跡が残っていました。

こちらは「彝」が使っていた椅子です。

「絵を描く時、考え事をする時、愛用していた様子が目に浮かぶようだね」

いろんな色の絵の具が、飛び散ったようについていますが、汚いとは全く感じませんでした。

「きっと、大切に使われていたんだろうな」

アトリエの床や天井、壁の腰板といった建築部材は、大正5年当時の物を利用して復元されています。

こちらは居間。窓から見える庭の景色に癒されます。

「彝はここで療養生活を送ったんだって」

中村彝は若い頃から結核を患い、37歳という短い生涯をここで終えました。

裏庭にはこんな立派な井戸が残されていました。

中村彝は短い生涯でしたが、インドカレーで有名な「新宿中村屋」裏にあるアトリエや日暮里など、いろんな地を転々とし絵を描いてきました。それは、新宿中村屋の相馬夫妻の娘、俊子と出会い、恋したことが原因。そして恋は実ることなくこの地で最期を迎えています。

中村彝の歴史を知ることもできるアトリエ記念館。静かで情熱的な画家の一面を垣間見る、貴重な時間を過ごすことができました。

5
【16:30】「下落合駅」北口にゴール
【16:30】「下落合駅」北口にゴール 【16:30】「下落合駅」北口にゴール
下落合駅
https://www.seiburailway.jp/railway/ekimap/shimo-ochiai/
帰りは「中村彝アトリエ記念館」から急な坂を下って、徒歩20分ほどで下落合駅の北口に戻って来ました。
今日は、下落合の地で最期を迎えた中村彝の気持ちを思わず想像してしまう静かな時間や、日本の良さを思う桜、甘味も味わえる春のデートでした。華やかでしっとりとした時間が過ごせる今回のコース、みなさんもぜひ訪れてみてくださいね。
※このコースは2019年3月8日に行ってきました。

FINISH

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