秋の歴史散策に!新田義貞の足跡をたどる、東村山ハイキングデートコース

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秋の歴史散策に!新田義貞の足跡をたどる、東村山ハイキングデートコース

秋は街歩きにぴったりの季節。ほんの少し足を延ばして歴史散策はいかがですか? 私は、歴女(歴史好きな女子)なところがあり、大河ドラマを見たり、パラパラと小説などをめくっては昔に思いを馳せるのが好きです。 東村山の周辺は鎌倉時代交通の要衝で、新田義貞が鎌倉攻めの際に陣を張り、その勢いを伸ばした場所。調べてみると、そんな中世を感じられる場所が各所にあります。 今回は、彼がそんな歴史をたどる東村山散歩に付き合ってくれました。 まずは「東村山駅」スタート、「東村山ふるさと歴史館」でコースの下調べをし「将軍塚」へハイキング。「徳蔵寺」「梅岩寺」「白山神社」など、ゆかりのある場所を参拝し、途中「純手打ちうどん ますや」でランチ、「ホームベーカリーマドンナ」では縄文土偶パンという名物を買って帰ります。 東村山周辺をのんびり歩きながら、過去にタイムスリップできるデートコースです。

朝からスタート!

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【10:00】「東村山駅」西口で待ち合わせ
【10:00】「東村山駅」西口で待ち合わせ 【10:00】「東村山駅」西口で待ち合わせ
東村山駅
https://www.seiburailway.jp/railway/ekimap/higashi-murayama/
「東村山駅」は西武新宿線で「所沢駅」の隣。西武園線や国分寺線も乗り入れていて、便利な駅です。今回は、ここ「東村山駅」西口からスタートします。
途中、見学・食事をしながら、5キロほど歩きます。
のんびり景色を楽しみながら歩けるコースですが、もしテンポよく回りたい場合は、駅前にレンタサイクルもありますよ。

現在、「東村山駅」では東村山駅付近連続立体交差事業による高架化工事を行っているそうで、フェンスに囲まれた場所がありました。(駅の利用には特に問題はありませんでした。)
踏切がなくなって、利用しやすくなるのが楽しみですね。

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【10:10】「東村山ふるさと歴史館」で下調べ
【10:10】「東村山ふるさと歴史館」で下調べ 【10:10】「東村山ふるさと歴史館」で下調べ
東村山市ふるさと歴史館
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/tanoshimi/rekishi/furusato/
駅から徒歩8分ほどのところに「東村山ふるさと歴史館」があります。東村山の歴史研究の拠点になっている場所です。

「今日のコースのことをちゃんと知るために、まずはここを見学ね」
「歩いてまわる前に、勉強かー。よく考えたね。」などと彼に褒められながら入館しました。

入館は無料、月曜と火曜が休館日です。

広い館内は静かで、学習に集中できそうです。

ロビーには、古代の遺跡が展示されている他、図書やAVコーナーもありました。

常設展示室の入り口には「ヒストリーマップ」があります。

ボタンを押すと、解説ビデオと連動して、東村山市内の時代ごとに利用されていた道を説明してくれます。

今回、私たちが追いかける新田義貞は、地方武士という身分から天皇の信任を受けるほどの立身出世をした人物。1333年、義貞の鎌倉攻めで、ここ東村山が戦場となったのです。

基本情報を彼に小声で説明しながら、展示を見てまわりました。
近現代についての記述も自分の暮らす地域のことなので興味深く、少し賢くなったように感じました。
企画展も年4回開かれているそうです。

3
【11:10】木々が色づく「久米川古戦場跡」「将軍塚」を散策
【11:10】木々が色づく「久米川古戦場跡」「将軍塚」を散策 【11:10】木々が色づく「久米川古戦場跡」「将軍塚」を散策
将軍塚
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/shisei/keikaku/bunya/shisei/citypromotion/cptorikumi/pawerspotsyokai.html
続いては、今回一番のハイキングポイントとなる、狭山丘陵の東、八国山の山頂にある「将軍塚」に向かいます。

新田義貞は鎌倉攻めの際、この八国山に陣を置きました。「将軍塚」はその戦の際、旗を立てたところだそうです。この周辺は、久米川古戦場跡として知られ、歴史好きなら一度訪ねてみたい場所。

山と言っても登るのは5分ほどで、誰でも気軽に足を運べるのが魅力です。約700年前に思いを馳せながら、のんびり里山の紅葉も楽しみましょう!

「ふるさと歴史館」を出て、住宅街の中を10分ほど歩きます。豆腐屋、惣菜屋、米屋など、昔懐かしい雰囲気の店が並んでいました。

レトロな情緒をほっこり楽しみながら進んでいくと、川にかかる「将陣場橋」のところでかわいい猫に遭遇!人に慣れているようで、私たちに挨拶をするようにジーッとこちらを見ていました。
「今はこんなに平和だけど、昔はここで戦いがあったんだニャン」
なんて、彼が猫の声まねをするので、笑ってしまいました。

「八国山緑地」の入り口には地図看板があり、すぐ近くにトイレもあります。山道を入ると急に空気が変わったようで、背筋が伸びました。

足元には、ドングリが沢山落ちていました。
私たちが訪ねたときはまだ緑の木々でしたが、徐々に秋色に染まっていくのでしょうね。

まもなく山頂に到着。大きな石碑に「将軍塚」と書かれていました。
ベンチがあったので、二人で座り、喉を潤しました。
この辺りに新田義貞も座り、パワーを蓄えたのかと思うと、何だか不思議なエネルギーがあるように感じました。

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【11:40】「徳蔵寺」内の「板碑保存館」を見学
【11:40】「徳蔵寺」内の「板碑保存館」を見学 【11:40】「徳蔵寺」内の「板碑保存館」を見学
徳蔵寺
http://tokuzo-ji.com/
「将軍塚」から来た道を10分ほど戻り、臨済宗のお寺「徳蔵寺」へ。鎌倉攻めの際、勝利を祈願する守り本尊としたとも言われる白衣観世音菩薩を安置しています。

こちらに貴重な板碑、石器、土器などが展示されている保存館があるので、鑑賞することにしました。

秋空が高く、寺に映えてきれいでした。
※毎週月曜日休館

立派な山門をくぐり、正面の本堂でまず手を合わせます。

次に隣の納経所にある受付で、保存館の入館料200円を納めました。

「板碑保存館」は校倉造り、2階建てになっていて、1階に石器、土器、古銭などが展示されています。奥に見える絵の武将が、新田義貞です。
私たちが訪ねたのが平日だったためか貸し切りでした。

2階には、国指定の重要文化財となっている「元弘の板碑」があります。
これは高さ150センチほどの板状の石に合戦の場所や討死者名が刻まれていて、新田義貞が北条氏を滅亡させた歴史を実証している碑として有名です。

他、およそ170基の板碑が展示・保存されています。

境内には、六地蔵や立派な灯篭があり、木々がきれいに整えられていました。

紅葉もあったので、また赤く染まった頃のお庭も拝見したいねと話しました。

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【12:10】「ホームベーカリーマドンナ」で縄文土偶パンを購入
【12:10】「ホームベーカリーマドンナ」で縄文土偶パンを購入 【12:10】「ホームベーカリーマドンナ」で縄文土偶パンを購入
マドンナ
真面目に歴史を学んだあとは、ほっと一息。
焼きたてパンの香りに誘われて、「徳蔵寺」の道を挟んで向かいにある「ホームベーカリーマドンナ」に入りました。
こちらに個性満点の土偶に模したパンがあり、下宅部遺跡があったとされる東村山の名産品にもなっているそうですよ。
※木曜定休日

食パン、あんぱん、クリームパン…など、定番のパンにひかれながらも、私たちのお目当ては、東村山ブランドの「縄文土偶パン」(150円税込)。
どこかなー?

ありましたー!
レーズンが目と鼻で、縄文時代の女性の顔(横長です)になっています。
地元で生まれ育ったご主人が「何かパンで東村山にちなんだものができないか」と考案されたそうです。
パン生地にはライ麦と三温糖が入っていて、素朴な茶色に焼きあがっています。

家のお土産にと思って買ったのですが、実は帰り道に我慢できず、1個食べてしまいました。
縄文人も食べていたというくるみが中にたっぷり入っていて、おいしかったです。

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【12:30】「純手打ちうどん ますや」で肉汁うどんランチ
【12:30】「純手打ちうどん ますや」で肉汁うどんランチ 【12:30】「純手打ちうどん ますや」で肉汁うどんランチ
純手打ちうどん ますや
パン屋さんを出て徒歩約5分。久米川辻に店を構えて40年以上になるという老舗、「純手打ちうどん ますや」でお昼ご飯を食べます。
名前が店名にもなっている名物お母さんが、薪釜で一気に茹で上げる絶品うどんです。

「ここまでよく歩いたので、お腹すいたねー」
「出汁のいい匂いがしてくるわぁ」

のれんをくぐると、「いらっしゃい」と笑顔で出迎えてくれました。座敷席に座ります。

実家に帰ってきたような家庭的な雰囲気で、注文を待つ間、お母さんとお話させてもらいました。失礼ながらお年を聞くと、自分のおばあちゃんと変わらないような年齢でびっくり!
早朝から起きて畑仕事をしたあと、こちらのお店に出て働くそうです。

健康の秘訣を聞くと、「とにかくよく歩かんといかんね」とのこと。彼と「今日はたくさん歩いたから、寿命が少し伸びたかな。」と顔を見合わせて笑いました。

こちらが「肉汁うどん(天ぷら付き)」(750円税込)です。十割の地粉を使った手打ち麺は、腰が強く、これぞ武蔵野うどんというお味!

地場の野菜(にんじん・ごぼう・たまねぎなど)の天ぷらがサクサク揚げたてで、とってもおいしい!!彼がバクバクとあまりにあっという間にたいらげてしまうと、お母さんが「おまけね、どうぞ」と天ぷらをもうひとつ、持ってきてくれました(笑)

私が注文したのは、「肉うどん」(750円税込)。
ひんやりつけ汁もいいですが、熱々のお出汁と共に食べても最高でした。
大盛りにしても良かったなと思うほど、おいしかったです。

そして、このうどんにお母さん自家製の柚子胡椒をつけると、またピリリと味が変わって、うまい!
「うちで柚子がとれるからね、その時期に何百個分も一気に作るんよ」と。本当に元気だなぁと感心しました。
「お母さん、ごちそうさまでした!!」

7
【13:30】「梅岩寺」の巨木にパワーをもらう
【13:30】「梅岩寺」の巨木にパワーをもらう 【13:30】「梅岩寺」の巨木にパワーをもらう
梅岩寺
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/shisei/keikaku/bunya/shisei/citypromotion/cptorikumi/pawerspotsyokai.html
昼食後、もう少し北へ足を延ばすことに。「純手打ちうどん ますや」から徒歩10分のところにある「梅岩寺」へ向かいます。

東京都の天然記念物であるケヤキとカヤの巨樹が山門脇に並びたっています。
樹齢は600年~700年ということで、もしかすると幼木の頃に新田義貞の戦いを見ていたかもしれません。

大木からその歴史と大地のパワーを感じることができます。

山門を入って右側。こちらが、高さ約30m、幹の周囲が約5mのカヤの木です。2人で手を伸ばしてみましたが、届きませんでした。

根が太く、しっかり地面に広がっていて、その力強さに圧倒されました。

そして、こちらが山門左側にそびえ立つケヤキの木。
高さは約27メートル、幹囲約7メートル。

「木から何か『気』みたいなものを感じるね、あ、ダジャレじゃないよ」などと笑いながら話していましたが、私も触れると自然の力が注がれるように思いました。

知られざるパワースポットです。

また山門をくぐると両側に88体の石仏が並びます。
これは、四国でお遍路をしたのと同じ功徳を得られるという「新四国石仏」です。約200年ほど前に作られました。

ご利益をいただけますように、丁寧に手を合わせ、寺をあとにしました。

8
【14:00】「白山神社」を参拝
【14:00】「白山神社」を参拝 【14:00】「白山神社」を参拝
白山神社
帰り道、メインの府中街道ではなく、線路沿いの裏道を通って駅へ向かいました。

「梅岩寺」から徒歩10分ほどの場所、住宅街の中にひっそりとたたずむ神社がありました。「白山神社」です。
すぐ横を西武電車が走っていますが、そんなことお構いなしというように、凛とした空気が流れていました。

これもご縁だねと参拝することにしました。

小さな祠に、「牛頭天王」が安置されていました。
厄除けの神であり、福を招く神として崇められています。

井戸の中から発見されたと伝えられており、凛々しいお顔立ちの神様でした。

実は、私たちが通って帰った道は「久米川宿」があったという「鎌倉古街道」でした。
沿道には「久米川少年野球場」や「商工会館」があります。
この由緒ある道を10分ほど歩くとゴールです。

9
【14:30】「東村山駅」東口に戻る
【14:30】「東村山駅」東口に戻る 【14:30】「東村山駅」東口に戻る
東村山駅
https://www.seiburailway.jp/railway/ekimap/higashi-murayama/
東村山駅の東口に到着。東村山の名前を全国に広めた功績を讃えて昭和51年に植樹された「志村けんの木」が3本ありました。
程よい疲労感が心地よく、またいろいろ歩いてみたいねと話しました。

新田義貞の足跡をたどり、歴史ある場所を巡り、運気が上がったように思うのは気のせいでしょうか。出世運、金運、仕事運…?縁結びに効果があるといいなぁなんて。信じれば報われるかな。

深まる秋に2人で渋く歴史散歩デート、おすすめですよ。
長年連れ添ったご夫婦で歩くのも素敵ですね。

※このコースは、2017年9月13日に行ってきました。

FINISH

FINISH

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