所沢グルメ2番勝負!うどん対決とスイーツ対決を同時に楽しむ所沢グルメ観光コース

「所沢駅」周辺には、おいしい飲食店がたくさんありますが、何となく食べ歩くよりも、どっちがおいしい?好き?とテーマを決めて、対戦形式で食べ比べるとデートも盛り上がります。今回は、うどんとスイーツをピックアップ!1戦目は、武蔵野うどんの「涼太郎」VSさぬきうどんの「槇家」。2戦目は、焼きたてのだんご「奈美喜屋」VS飛行機をモチーフにしたお土産スイーツ「和・洋菓子の店 ねぎし」。さて、あなたはどちらがお好みでしょうか♪
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- 【11:00】「所沢駅」から出発
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所沢駅 https://www.seiburailway.jp/railway/ekimap/tokorozawa/ 待ちあわせは、池袋線と新宿線が乗り入れる「所沢駅」。さすがターミナル駅、活気があります。今回のデートの趣旨を話すと、彼は朝食抜きで来てくれました。まずは東口からスタートします。
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- 【11:10】まずは「涼太郎」で武蔵野うどんを食す!
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涼太郎所沢店 東口を出て5分ほどで「涼太郎」に到着です。大きな通りから住宅街に入ったところにあります。
こちらは開店が11:00。私たちは開店直後だったので、待たずに入店できましたが、外に並べられた椅子の数から、普段お昼どきは並んで待つことが分かります。看板上に“きくや直営”とありますが、これは東村山にある武蔵野うどんの老舗「きくや本店」 の直営店だということです。 -
さて注文をするにあたって、気を付けてもらいたいのが、麺の量です。
こちら「きくや」方式で、Lが1玉分80gになっています。
(1玉増えるごとに50円アップになります)
つまり、SMLのLではないので、大盛りでLと思って注文すると、子どもサイズの量になってしまいます。3Lが普通の一人前ですので、お間違えのないように!10分ほどでうどんが来ました。
私は「肉汁うどん」の(3L 650円税込)彼は「カレーつけうどん」の(3L 750円税込)にしました。
お互いにシェアしながら食べます。
実は私、香川県出身。さぬきうどんを食べて大きくなりました(笑)
そして、彼はここ武蔵野台地で生まれ育った人です。
食べる前から、それぞれにうどんの好み・プッシュしたい店がはっきりしているというわけです。
今回のデートコースを考えるにあたって、その先入観がどう変わるかも楽しみにしていました。麺の色が写真では分かりにくいのですが、白というより少しグレーがかっています。
これも武蔵野うどんの特徴ですね。麺は平たく、太さも若干不揃いでねじれがあり、手打ちらしい感じ。
まず何もつけずに口に入れてみて驚きました。
しっかりしたコシがある!
コシが強いのは讃岐だと思っていたのですが、独特の歯ごたえのあって、地粉の風味がきいているー♪
ほんのり甘みがあり、これはうまいっ。今度は、肉汁につけていただきます。
鰹などのおだしに濃口のお醤油、そこに豚バラ肉が3切れ入っています。
見た目ほど味は濃くなく、麺のおいしさがひきたちます。
残ったお汁は、ちょっと飲みたくなるくらい良いお味でした。
後半に、ネギなどの薬味をたっぷり投入して食べました。彼の頼んだカレー汁もそのままでも飲めるおいしいスープでした。
だしが効いていてスパイシー☆玉ねぎの甘みもほのかにきいています。
このあと、もう1件うどんを食べるからということで、お互い3Lにしたものの、よく食べる私たちなので、「ちょっと少なかったかねー」と言いながら、あっという間に完食しました。
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- 【12:00】さぬきうどん「槇家」へ。うどん店をはしごして食べ比べてみよう【閉店】
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槙家 http://www.unityselections.com/makiya/ 「涼太郎」から徒歩5分ほどで次のうどん店に到着。
こちら「槇家(まきや)」は所沢にありながら、さぬき系のうどんが食べられる珍しいお店です。
先ほどの武蔵野うどんの味を忘れないうちに2杯目を食べて、好みを語り合います。
※2018年12月現在閉店 -
メニュー数も多く迷ったのですが、香川生まれの私としては麺のおいしさが一番よく分かるのは、冷たいうどんだと思っているので、「ぶっかけうどん 温泉卵付」(750円税込)を2人前注文しました。
これで、彼にもさぬきうどんのおいしさをがっつり味わってもらいます!
(ちなみに一番人気のメニューは、「肉汁うどん」だそうです)カウンターに座ると厨房でうどんを湯がいて、盛る様子までよく見えるので、ワクワク期待が高まります。
10分ほどで運ばれてきました。
これぞ、さぬきうどんという色白でピカピカに輝く太めの麺です。
ここに、ねぎ・大根おろし・天かす・かつおぶし・温泉卵がのっていて、自分でおだしをぶっかけていただきます。
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- 【13:30】所沢の名物菓子はどっち!?まず昔ながらの焼きだんごを「奈美喜屋」で味わう
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奈美喜だんご屋 所沢グルメ対決2戦目、テーマは“名物菓子”です。
所沢の西口方面へ移動し、まずは焼だんご一筋60年という「奈美喜屋」で炭火で焼いた手作りだんごをいただきます。
有名な街ぶらテレビ番組でも取り上げられたことがある、味わい深いお店です。 -
2軒続けてうどんを食べて大きくなったお腹を抱えながら、「所沢駅」の逆方面へ。
こちらには『プロぺ通り』『ファルマン通り』などいった商店街が連なっていて、人通りも多いです。
ゆっくりと先ほどのうどんの味を語り合ったり、お店をのぞきながら歩いたりして、小腹をすかせるのにちょうどよい時間でした。
まず「所沢駅」西口から徒歩10分ほど、炭火焼きだんごの「奈美喜屋」を目指します。メイン通りから少し入ったところに年季の入った“焼きだんご”の看板が見えます。
「奈美喜屋」は以前は繁華街に店を構えていましたが、現在はこちら住宅街の一角で営業しています。
昔は所沢名物としてだんご屋さんが駅周辺に10店舗以上ありました。今は数店だけになっているそうでちょっとさみしい。
かたくなに伝統を守り続けている「奈美喜屋」を応援すべく、焼きだんごを食べましょう!焼きだんごは1本110円(税込)で、3本から注文できます。
私たちが5本頼むと、店のおじちゃんはまずおもむろに炭壺を取り出し、火をおこし始めました。そこから作業が始まるんですね!
火がつくと、ケースに並べられた白いだんごを取り出し、並べる。
「どれくらいかかりますか?」とお聞きすると、「10分くらいかな」とのこと。焦らず、のんびり待ちましょう。
(もしお急ぎでしたら、電話で注文しておくこともできるそうです)焼いているところをじっと見ながら、話をお聞きするのもまたデートのいい時間です。
だんごは米粉100%だそう。両面に焦げ目を付けてから、醤油をつけてまた焼きます。
あー、醤油が軽く焦げた香りが食欲を刺激します。
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- 【14:00】「和洋菓子の店 ねぎし」で飛行機をモチーフにした所沢銘菓を購入
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ねぎし http://www2s.biglobe.ne.jp/~farman/negishi/ 名物菓子対決2店舗目は「和洋菓子の店 ねぎし」です。
所沢は日本の航空発祥の地ということで、こちらには飛行機に関するお菓子がいろいろと売られています。2人で所沢らしいおみやげを探しましょう。
所沢市東町12-14から移転し、現在は所沢市御幸町9-16になります。※2019年1月現在 -
だんご屋さんから「所沢駅」方面へ引き返したところ、大きな交差点の一角にお店があります。
古くから所沢に住む人は、お店の前の交差点を“ねぎしの交差点”と呼ぶそうです。
創業が明治26年と100年以上の老舗ですから、地元の人たちに愛されているんですね。
店内には、ケーキ・和菓子・焼き菓子など、お菓子の類はほとんど網羅されています。1911年に所沢飛行場で、日本の空を初めて飛んだ飛行機を作ったのが、アンリ・ファルマン氏です。そのお孫さんが昨年この店を訪れたときの写真などが飾れていました。
「ファルマン」と名付けられたお菓子があることに感動されたそうですよ。アンリ・ファルマン機から名付けられた「ファルマン」がこちら。(1個140円税込)
第22回全国菓子大博覧会で『菓子博大賞』を受賞したパイのお饅頭です。
餡がマロン、小倉、煎茶の3種類あります。
フレッシュバターと上質の小麦粉を使っているそうで、口に入れるとさくっとパイがほぐれて、餡が広がります。
ファルマン氏のお孫さんは、マロン餡が気に入り、フランスへおみやげに買って帰ったそうです。
所沢銘菓も空を飛びました!
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- 【14:30】「所沢駅」にゴール
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所沢駅 https://www.seiburailway.jp/railway/ekimap/tokorozawa/ 「所沢駅」に向かって歩きながら、2つのお菓子談議に。
「「奈美喜屋」の焼きだんごはシンプルだけど、他では食べられない味。店のおじさんの作る姿を含めて、所沢名物として残したいなー」と彼。
「万人に喜ばれるのは、「和洋菓子の店 ねぎし」の「ファルマン」だよね。このお菓子をきっかけに所沢が日本の航空発祥の地だということを知ってもらえるといいよね」と私。
どちらも、長く地元の人たちに愛されてきたお菓子だけに、結局、勝敗はつけられず。
でも、ただ「おいしいね」でとどまらず、こうしてバトルスタイルにしてあーだこーだ話しながら食べ比べることで、とっても楽しいデートになりました。
※このコースは、2016年2月13日に行ってきました。