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情緒あふれる蔵の町を食べ歩き!川越グルメコース

埼玉県南西部に位置する川越は、川越城を中心に古くから栄え、「小江戸」と呼ばれる人気観光スポットです。趣きのある蔵造りの町並みやおよそ400年前に建てられた時計台「時の鐘」、昔ながらの伝統的な製法を守り続ける菓子づくりが見られる「菓子屋横丁」など、見どころがいっぱい。蔵造りの店が並ぶ川越のメインストリート「一番街」は、建造物の美しさが堪能できるだけでなく、香ばしい焼きおにぎりやおせんべい、スイーツなど食べ歩きが楽しいエリア。また、うなぎの名店が集まり、醤油蔵、全国的にも人気の高いクラフトビールの製造元があるなど、「美食の街」として親しまれています。 今回のコースでは、そんな川越グルメを堪能。そしてコースの最後では、川越さんぽの思い出を残すのにふさわしい歴史ある民芸品店にも立ち寄ります。

START

01 【8:30】西武新宿線「西武新宿駅」で川越アクセスきっぷを購入

西武新宿線「西武新宿駅」で、乗車券を購入します。「本川越駅」に行くには、乗車券「川越アクセスきっぷ」(1500円)がおすすめ。「西武新宿駅」から「本川越駅」までの往復乗車券と往復特急券がセットになっているお得な乗車券です。

「川越アクセスきっぷ」の写真はこちら。乗車する際は、「西武新宿駅」の自動改札にきっぷを入れて通ってください。

02 【9:00】西武新宿線「西武新宿駅」から特急で「本川越駅」へ出発!

「西武新宿駅」9:00発の特急小江戸5号に乗車して、「本川越駅」へ向かいましょう。

 

「西武新宿駅」から「本川越駅」まで約50分で到着します。

 

特急電車は座席指定。Free Wi-Fiも使えて快適です!

03 【9:49】】「本川越駅」に到着、小江戸巡回バスで「菓子屋横丁」へ

「本川越駅」に到着しました。改札は進行方向の先頭側です。改札を出て正面右側には観光案内所があります。ここで地図などを入手するのも良いでしょう。

最初の目的地は昔ながらのお菓子屋さんが軒を連ねる「菓子屋横丁」です。「本川越駅」からは川越の観光名所を結んで回る「小江戸巡回バス」を利用します。

「小江戸巡回バス」の停留所は改札を出て右手側「蔵のまち口」(東口)の左手にあります。停留所は黄色の丸い看板が目印です。

バスは10:01発です。川越の町並みを楽しみながら菓子屋横丁を目指しましょう。

バスは小型マイクロバス、またはクラシックで可愛らしいボンネットバスも運行しています。

04 【10:35】昭和のムードたっぷり「菓子屋横丁」の「玉力製菓」(たまりきせいか)で昔ながらの飴づくりを見学

昔ながらの製法で素朴で懐かしいお菓子を製造する店を中心に、石畳の路地一角におよそ20軒が並ぶ「菓子屋横丁」。

日本の昔ながらの町並みに思わずワクワクすることでしょう。

懐かしい駄菓子の店が並ぶ中でも特に長い歴史を誇るのが、大正3年(1914)から4代に渡って飴ひと筋で経営している「玉力製菓」。

店頭には色鮮やかな飴が所狭しと並んでいます。これらの飴はすべて昔ながらの伝統的な製法で職人が手作りしたものです。

タイミングが合うと、店の奥でガラス越しに飴づくりを見ることができます。

2色の飴を伸ばして、切って、重ね合わせて…。繰り返していくうちに、いつの間にか美しい模様の飴が出来上がっていきます。

段々できあがってきました。どんな模様になるのでしょうか。

模様が出来上がりました。これを手際よく細く伸ばして切っていきます。この間わずか30分ほど。それ以上、時間がかかってしまうと固まってしまうそうで、時間との勝負だそうです。

そして出来上がったのがこちら。日本古来からある「三くずし」という文様がモチーフだそう。この店の4代目職人・久保田淳さんがデザインした飴です。

他にも四季折々の花などをモチーフにした飴など、毎日3~4種類ほど作っているそうです。飴ができあがる様子を見学したい人は、ぜひ足を運んでみてください!

05 【11:30】「川越一番街商店街」で蔵造りの町並みと食べ歩きを楽しむ

「菓子屋横丁」から徒歩すぐのところにある川越メインストリート「川越一番街」には、重厚な造りの蔵が並んでいます。これは町の1/3を焼き尽くしたという明治26年(1893)の大火事の際にも、蔵の多くが焼けずに残っていたことから耐火性が見直され、多くの店舗を蔵造りにしたのが始まりとされています。

時折、川越の観光地を巡る人力車が往来していて、まるでタイムスリップしたような気分を味わうことができます。

また、「川越一番街商店街」は食べ歩きが楽しいスポットでもあります。

中でも、江戸末期に創業したかつお節や昆布、煮干しなどの専門店「中市本店」の店頭で販売する、香ばしい香りのねこまんま焼おにぎり(250円)は一番街の名物。地元川越の醤油「金笛」を使った自家製だし醤油を塗って焼き上げたおにぎりに、かつお節、またはいわし節をたっぷりまぶして味わいます。

ちなみに「ねこまんま」とは、かつてペットフードのなかった時代に猫の餌として残りご飯にかつお節を混ぜていた習慣から来た言葉。猫の大好物だったこともありますが、かつお節や醤油をご飯に混ぜて食べる(人間の)ファストフードのような意味もあります。

商店街の周辺の通りにも食べ歩きにぴったりなグルメが。「舛屋酒店」では川越の地ビール「COEDOビール」が購入できます。「COEDOビール」は、日本国内で人気の高いクラフトビール。「舛屋酒店」では、全種類購入することができます。

さらに、この店では「COEDO」の生ビールをその場で飲むこともできます。メニューは、ホップの苦味とスッキリしたテイストがバランスの良い「瑠璃-Ruri-」と、アルコール度数を抑え、柑橘系のような爽やかな飲み口が印象的な「毬花-Mari hana-」の2種類(どちらも370円)。

ここでしか味わえないきりりと冷えた一杯、おすすめです!

甘いものが食べたいあなたには、サツマイモのスイーツがおすすめ!川越といえばサツマイモ!と言われるほど、この地域は昔からサツマイモの名産地。サツマイモを使ったスイーツはたくさんありますが、今話題を集めているのがこちら。「小江戸おさつ庵」のおさつチップ(500円)です。

川越のサツマイモを中心に季節によって全国の美味しいサツマイモを使い分け、薄くスライスして素揚げ。塩バターやキャラメルクリーム、黒蜜クリームなど、お好みのディップを選ぶことができます。

花束のような見た目も写真映えすると人気になっています。店頭のベンチに座ってパリパリとしたチップスを楽しむ人の姿も。

川越では食べ歩きのゴミを道端に捨ててしまう人がいて困っているそう。食べたあとのゴミは購入した店で回収しています。また移動しながら食べた際に出たゴミは持ち帰るなど、マナーを守って楽しんでくださいね。

「川越一番街商店街」には他にもおせんべいやソフトクリーム、川越名産のサツマイモスイーツなど、たくさんの食べ歩きメニューがありますのでぜひ楽しんでください。

06 【12:30】小江戸のシンボル「時の鐘」を見学

川越のシンボル「時の鐘」は「川越一番街商店街」のほぼ中央からひとつ路地を入ったところにあります。「鐘つき通り」と呼ばれる小路に入るとすぐに、特徴的な塔が見えるのですぐにわかるでしょう。塔の周辺は昔ながらの建物が並んでいますので、写真を撮る際にはぜひ家並みも一緒に入れてみてください。

「時の鐘」ができたのは今からおよそ400年前。当時この土地を治めていた川越藩主・酒井忠勝によって創建されたといわれています。度重なる火事によって何度も消失しましたがその度に建て替えられ、現在あるのは4代目。明治26年の大火直後に再建されました。この火事で川越の町は1/3が焼けてしまいましたが、自分たちの家や店より先にこの「時の鐘」を再建したそうです。それほど川越の人たちにとって「時の鐘」は大切な存在なのです。

三層の木造でできた「時の鐘」は高さ約16m。現在でも午前6時、正午、午後3時、午後6時の4回、時を知らせる鐘がなります。現在は機械仕掛けになりましたが「日本の音風景100選」にも認定され、川越の名物として知られています。

時の鐘の足元をくぐると、こじんまりとした神社が祀られています。「薬師神社」と呼ばれるこちらは病気を癒やすご利益があるとされており、特に眼の病気には大きな効果があると信じられています。

「薬師神社」の右奥には「稲荷神社」の小さなお社も祀られています。こちらは出世や合格祈願のご利益があり「おいなりさん」と呼ばれ親しまれています。稲荷神社の総本山は京都の伏見稲荷。海外からの観光客の多いことでも知られています。お社の前にいるのはフォトジェニックな「お狐様」。神様の使者を務めていると言われています。

07 【13:10】「うなぎ いちのや 川越本店」で川越名物のうなぎを味わう

食べ歩きを楽しみながらの散策ですが、そろそろしっかりとランチを食べたい頃。ランチは川越名物のうなぎを楽しみましょう。「時の鐘」から徒歩で約5分のところにある「うなぎ いちのや」は、天保3年(1832年)から続く川越を代表する老舗うなぎ屋です。

大広間に続く廊下など、店内に長い歴史を誇る名店らしい掛け軸や絵画、骨董などが飾られています。まるで美術館のようで見応えがありますね。

個室や大広間のほか、気軽に楽しめるテーブル席もあります。

今回はうなぎ1尾をぜいたくに使った特製 うな重(菊)(4266円)を注文。

蓋を開けて、香ばしく焼かれた鰻とご対面!いちのやでは、うなぎを蒸して余分な脂を落としてから焼き上げています。味の決め手になるのは、いちのやが代々受け継いできた秘伝のタレ。醤油の香ばしさとほんのりとした甘みがうなぎの美味しさを引き立てます。

08 【14:40】和モダンなデザインの「スターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店」で一休み

蔵造りの町並みを楽しみランチも食べたので、ここらでひと休みがてら「スターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店」へ。「うなぎ いちのや」からは、徒歩約10分です。

川越の街に溶け込むような和モダンな外観には、地元・埼玉産の杉材が使用されています。

店内は、蔵の中をイメージさせる三角天井が特徴的です。

ベンチのクッションに使用されているのは「川越唐桟」(かわごえとうざん)。江戸時代から伝わる縞模様が特徴的な川越を代表する木綿織物です。

店奥には日本庭園のような庭を眺めながらゆっくりと過ごせるスペースもあります。お好きなドリンクやフードを頼んで、和の雰囲気を感じながらくつろいでみてください。

「スターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店」では、富士山や桜をモチーフにしたかわいらしいデザインのマグカップやタンブラーなども販売。人気のアイテムなのでぜひお見逃しなく!

09 【15:40】「民芸つちかね」でぬくもりを感じるおみやげ探し

川越グルメ散策の最後に立ち寄るのは「民芸つちかね」。川越観光の思い出になるおみやげを探しましょう。「スターバックス 鐘つき通り店」からは徒歩10分ほどです。

店頭のショーウィンドウには、季節感あふれる民芸品が並んでいます。先ほどスターバックス鐘つき通り店でも見かけた川越唐桟の雑貨もディスプレイされています。

蔵造りの町並みや時の鐘、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「川越まつり」の山車などをモチーフにしたポストカード(320円)は川越観光のおみやげとして人気です。

店内にはたくさんの民芸品が並んでいます。なかでも印象的だったのが、日本のお茶道具のミニチュア。すべて木製の手作りで、職人さんがろくろを回して作っているそうです。

他にも日本らしい鎧かぶとや幸福を呼ぶといわれる招き猫など、さまざまな民芸品が所狭しと並んでいます。どれも精巧で、手作りならではのぬくもりにあふれた作品ばかり。日本の職人の精密さと器用さを改めて感じますね。

10 【16:15】「本川越駅」にゴール 特急に乗って「西武新宿駅」へ

「民芸つちかね」から「本川越駅」までは徒歩5分で到着します。

おいしいグルメがたくさんある観光地、川越。日帰りでもおいしいグルメをたっぷり堪能できます。都心から少し離れた観光名所、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

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