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平岩理緒さんと西武沿線の秋スイーツを巡りたい!

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少しずつ気候も落ち着き、食欲をそそる食材が一つ、また一つと増える実りの季節を迎えました。人々はいつにも増して美味しいものを求め、秋の味覚に舌鼓を打ちます。

そこで今回は、西武線沿線で“秋スイーツ巡り”を体験してみたいと思います!ナビゲートしてくださるのは、1ヵ月に約200種類ものスイーツを食べ歩く、スイーツジャーナリストの平岩理緒さんです。

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平岩さんに選んでいただいたのは、西武池袋線の沿線にある3つのフランス菓子店。各店舗のおススメ秋スイーツをご紹介します♪

【moi aussi】

まず最初に訪れたのは、所沢駅から徒歩15分の場所にある『moi aussi(モアオシィ)』。緑豊かな所沢にぴったりの、可愛らしい看板が目印です。店内へ入ると、ナチュラルで温かな空間に、柔らかなバターの香りが漂います。

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今から3年前、“分かりやすい”をコンセプトに所沢の地へやってきたモアオシィ

オーナーシェフの高浦智さんは、20年間フランス菓子の講師を務め、多くのフランス菓子職人を育てた方です。その歴史を物語るように、ショーケースには基本のフランス菓子が美しく並んでいます。高浦シェフと相談しながら、真剣に秋スイーツを厳選する平岩さん。

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そしてセレクトしたのは、こちらの3つ。

地元の老舗醤油店「深井醤油」の醤油を使用した『深井醤油ロール』と、所沢ノグファーム産のポロタン栗を使用した『ポロタン栗のミルフィユ』、狭山抹茶を使用した『狭山抹茶のフィナンシェ』です。

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まず平岩さんが最初に口へ運んだのは『深井醤油ロール』。

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平岩さん「ミルキーなクリームと、醤油の塩気やコクが癖になる美味しさ!」

生地にも醤油が練りこんであり、あまじょっぱい口当たりは、みたらし団子を彷彿させます。『深井醤油ロール』はご年配の方にも人気があり、少し懐かしい気持ちにもさせてくれる温かい味です。

次は所沢ノグファーム産の栗を使った『ポロタン栗のミルフィユ』。平岩さん、大きなポロタン栗に、思わず顔がほころびます。そのお味は・・・。

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平岩さん「香ばしいパイ生地が口いっぱいに広がって、ザクザクと食べられる。優しいクリームとの対比がたまらないです」

ポロタン栗は生の状態から加工しており、上に乗っている大きなポロタン栗はあえて少し固め。しっかりと焼きこんだパイ生地と栗の歯ごたえは、まさに秋を頂いている気分になれます。

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高浦シェフはしっかりと焼きこんだパイ生地が好きで、生地の折り込み方にこだわりが。地元FM局のラジオが流れる厨房で、正確に切り分けられたパイ生地が秋をもっと美味しくしてくれるようです。

そして最後を締めくくるのは『狭山抹茶のフィナンシェ』です。

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平岩さん「バターたっぷりでしっとりしています。人工でない自然な抹茶色が目にも嬉しいですね」

抹茶は綺麗な緑色を出すのが難しく、くすんで茶色っぽくなってしまうとのこと。自然な抹茶の色を生かしたフィナンシェには、消化吸収がゆっくりな糖質「パラチノース」を通常の砂糖にブレンドして使用、今話題のスローオンスイーツです。

多くのスイーツがベーシックなフランス菓子を基調にしている中にも、気軽に足を運べる親しみやすさも感じました。

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モアオシィでは地元食材を取り入れたスイーツを積極的に作っており、『所沢のお菓子屋さんと言ったらモアオシィ』と言ってもらえるような、地域に根付いた場所にしたいそうです。

その言葉通り、店内の至る所に細かな心遣いが。例えば、ミルフィユについていたケーキピックには嬉しいくじ付き。

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残念ながらハズレてしまいましたが、こういった小さなサプライズも高浦シェフのお人柄なのでしょう。

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他にも、ケーキ一つ一つに丁寧な説明書きがあったり、デコレーションケーキのサイズも融通を利かせてくれたり、お値段も良心的。

モアオシィという店名は、奥様とご自分の名前を掛け合わせたもので、トレードマークのてんとう虫は息子さんをイメージしてつけたそうです。高浦シェフの温かい愛は、スイーツを通してこれからも所沢の地を包み込んでくれるのでは、と感じました。

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【L′AUTOMNE】

次に向かったのは、秋津駅から歩いて3分ほどの場所にある『L′AUTOMNE(ロートンヌ)』。電車の乗り換えが多い道沿いに位置しており、チョコレートのようなレンガと真っ赤な看板が目を引きます。

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入れ替わり立ち代わりにお客様が訪れる店内は、ハロウィン仕様に飾り付けられており、“季節限定”商品がより一層店内を賑やかに盛り上げています。

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この中から平岩さんとロートンヌのオーナーシェフの神田広達さんが選んだのは、国産和栗を使用した『和栗のモンブラン』、ロートンヌのロングセラー『フロマージュクリュ』、最中の皮を使用した焼き菓子の『モナコ』です。

まず最初に『和栗のモンブラン』から。

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平岩さん「シンプルな作りで、和栗の美味しさが十二分に引き立っています。土台のメレンゲがスッと口の中で溶けて、濃厚なのにサッパリとしていて美味しいです!」

熊本と茨城の和栗をブレンドしたクリームは、口内を支配するほど香りとコクが広がり、中の生クリームと絶妙に絡まって何とも言えない美味しさ。和栗ってこういう味なんだ・・・と日本食材の味を知るキッカケにもなる一品です。

次に、平岩さんが大好きだと言う『フロマージュクリュ』。

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平岩さん「この味、本当に大好きです・・・チーズそのものを食べているような気分。甘いものが食べられない男性でも好きだと思いますよ」

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天使の羽に雨粒が落ちたような目にも美しい透明感は、口の中へ入れると一変、思わずワインが欲しくなってしまうほど濃厚なチーズクリームの余韻が全身を駆け巡ります。中に入っているパイナップルのコンポートがチーズ感をより引き立て、さらにこだわりの塩を隠し味に使用。秋の夜長を共にしたい、大人な一品でした。

そして最後に頂いたのは『モナコ』。

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平岩さん「ナッツの香ばしさと最中皮の軽い食感がたまりません。何個も食べられるし、ご年配の方にも喜ばれそうですね」

元々“紅谷”という和菓子屋だったロートンヌ。和菓子職人のお父様の影響もあり、早いうちから和食材とフランス菓子の融合を自然と行っていたそうです。味はもちろん、神田シェフは商品のパッケージなども手がけており、細部までこだわり抜かれています。

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神田シェフが22歳のとき、「ジャンマリー・シブナレル杯チョコレート部門」で洋ナシを使った作品が入賞。初心を忘れないようにと“洋ナシ”はロートンヌのシンボルマークとなり、店内の至る所でお客さんを迎えます。

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フランス語で「秋」を意味するロートンヌ。神田シェフ自身が育った秋津の地で、初心を胸に、一人でも多くのお客様へ五感で楽しむ美味しさを届けたいと話してくださいました。

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【BLONDIR】

最後にやってきたのは、石神井公園から徒歩10分ほどの場所にある『BLONDIR(ブロンディール)』。2015年6月に、埼玉県から石神井公園の地へ移転してきたフランス菓子店です。

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住宅の一角に、そこだけフランスの雰囲気を漂わせるシックな建物。中へ入ると・・・。

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どこまでも洗練された空間は、ここが日本だということを本当に忘れてしまいます。早速、オーナーシェフの藤原和彦さんと共に選んだ『タルトグロゼイユ』、『ルリジューズ』、『鳥レバーと豚肉のパテ』を、店内のカフェスペースで頂くことに。

まず初めに『タルトグロゼイユ』から。「グロゼイユ」は日本語では「すぐり」と呼ばれ、フランスではお菓子の飾りやジャムなどによく使われる果実です。

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平岩さん「すぐりの酸味と渋みが、底までしっかりと焼き上げたタルトと本当に良く合います」

平岩さんは少し唇を結びながら、タルトと一緒に秋の実りを感じていました。
すぐりはスイーツにするとより美味しさを発揮するフルーツで、その酸味や渋みを生かすタルトの焼き加減は感動です。

次に頂いたのは『ルリジューズ』。

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平岩さん「コクのあるコーヒーとチョコのクリームが、シュー生地を埋め尽くすほどたっぷり入っています。周りのコーヒーバタークリームもしっかりとした味わいと香りで、余韻がたまりません」

『ルリジューズ』は、修道女をかたちどった伝統菓子。可愛らしい見た目とは裏腹に、ビターなコーヒーとチョコレートのクリームには色気さえ感じます。ねっとりとした濃厚な口どけで、赤ワインとも相性のいい一品です。

そして最後に頂いたのは『鳥レバーと豚肉のパテ』。ブロンディールでは、生菓子や焼き菓子の他に、飴やサンドイッチ、惣菜系のパイや天然酵母パンなども作っています。甘いものと塩味のものを同時にいただけるのも魅力の一つです。

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平岩さん「取り置きしておいてもらって良かった!いつ食べても期待を裏切らない味。シンプルな言葉ですが、とても美味しいです」

しっとりとしたパイ生地に、しっかりと味付けられた鳥レバーと豚肉のパテが絶妙にマッチしています。ここまで本格的なものを、まさかフランス菓子店で頂けるとは思いもしなかったです。

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ブロンディールは、フランス語で黄金という意味を持ち、黄金色に焼き上げた生地の色ツヤから命名したそうです。その名の通り、藤原シェフが焼き上げる生地の一つ一つが美しく輝いており、こだわりとセンスが一目瞭然。

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藤原シェフはあまりフルーツを使用せず、クラッシックなフランス菓子を追究し、フランスの季節に合わせたお菓子をお客様へ届けています。朴訥なフランス菓子への愛情が惜しみなく溢れる、心地よい時間を過ごすことが出来ました。

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今回ご紹介した3店舗だけでなく、西武沿線には今日も様々な名店が人々の笑顔を支えています。特別な時間を祝うときだけでなく、幸せを感じたいときも力を発揮してくれるスイーツ。秋の喜びでお腹も心も満たしたい方は、是非足を運んでみてください!

西武沿線のおいしい秋スイーツの様子はこちらから

 

店舗名 moi aussi(モアオシィ)
住所 埼玉県所沢市牛沼234-2
TEL 04-2968-3719
URL http://patisserie-moiaussi.com/index.html
埼玉県所沢市牛沼234-2

 

店舗名 L’AUTOMNE(ロートンヌ)
住所 東京都東村山市秋津町5-13-4
TEL 042-391-3222
URL http://www.lautomne.jp/

東京都東村山市秋津町5-13-4

 

店舗名 BLONDIR(ブロンディール)
住所 東京都練馬区石神井町4-28-12
TEL 03-6913-2749
URL http://www.blondir.com/
東京都練馬区石神井町4-28-12

 

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