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八十八夜にちなんで、狭山茶のお茶摘み体験がしたい!

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都心から電車でわずか40分とは思えない茶畑が広がる景色。そこは静岡茶、宇治茶と並んで「日本三大銘茶」のひとつである狭山茶の生産地。そして今年は5月1日が八十八夜。八十八夜とは雑節のひとつで立春から数えて八十八日目にあたる日のことを言い、地域や気候によって異なりますが、この日から新茶のお茶摘みをするという習わしもあり、八十八夜に摘み取られたお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として扱われたりします。今回は狭山茶の最大生産地である入間市でお茶摘み体験からスタートし、お茶の飲み比べやお茶料理の食べ比べを体験してきました。

お茶摘み体験

 

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まずは老茶樹園(おいさきえん)の圃場でお茶摘み体験からスタート。今回体験するのは都内在住のヤスナさん(左)とアイコさん(右)です。おふたりともお茶摘み体験は初めてということで、インストラクターの中村さんに狭山茶のことからお茶摘み方法までじっくりと教えていただきました。

お茶摘みレクチャー

現在、入間市では狭山茶を生産しているお茶屋さんが100軒ほどありますが、狭山茶の特長は茶園ごとにこだわりをもって生産しているので、同じ狭山茶と言っても茶園によって味わいや香りの違いがあることです。また狭山茶の生産地は、茶栽培としては北限地域にあたるため、栽培するには過酷であるがゆえ、深みのあるしっかりとしたコクのあるお茶を生み出します。

ヤスナさん「お茶の葉はそのままでも食べられるのですか?」

中村さん「食べられますよ。お茶の葉を味見してみましょう!」

お茶食べる

アイコさん「苦い~!でもおいしいかも。後味はお茶っぽい味がするような…気がします」

中村さん「苦いですよね。本来お茶は生のままで食べるものではないので、その工程にも各地域の特長があります。先ほどもお話した通り狭山茶の生産地域は北限のため、お茶の葉は寒さに耐え厚くなるので、しっかりと蒸した深蒸し茶として販売しています。

手元UP

この時期に摘むお茶は秋から冬にかけて栄養を蓄えているので味が良く一番茶と言われています。摘み方としては、一芯三葉を手で摘みます。※一芯三葉の一芯は新芽のことで、三葉はそのすぐ下の葉たちのこと。

中村さん「では実際に摘んでみましょう!」

アイコさん「なんか楽しいです♪ 摘む時にプチっと音がするのも気持ちいいですね!」

夢中になってお茶摘みをするおふたり。あっと言う間に茶摘み籠がいっぱいになりました。

お茶を摘む2人

お茶籠

続いては日陰の場所に移動し、玉露について教えていただきました。玉露は栽培方法に特徴があり、早ければ新芽が出始める時期から日光を遮って育てます。光合成が行われると渋み成分のカテキンが増加しますが、遮光して光合成を抑えるとカテキンの増加を抑え旨み成分であるアミノ酸が増加し、あの玉露独特の味になります。こちらの圃場の一部では木陰で太陽の光があまり届かない場所があるので、自然と玉露のような栽培方法になっているとのことでした。

同じお茶と言っても栽培方法や工程で味も香りも違いがあることがわかってきました。続いてはそんなお茶の違いを実際に飲み比べてみます。

お茶の飲み比べ体験

 

茶蔵内観

お茶摘み体験が終わったところで場所を入間市駅近くのお茶カフェ茶蔵(さくら)に移動して、茶蔵の店主の増田さんにおいしいお茶を淹れていただき飲み比べ体験をします。店内は重厚なアンティーク家具が揃った落ち着いた雰囲気。

冷茶乾杯

まずは水出し冷茶で乾杯です。

アイコさん「水出し冷茶ってこんなに爽やかなんですね!」

増田さん「水で出しているから渋味が出にくいので、飲みやすいでしょ!」

お茶5種

では早速、今回は5種類のお茶を飲み比べさせていただきます。左上から時計周りに【ダージリン】【台湾茶 阿里山金萱】【狭山紅茶】【台湾茶 東方美人】【狭山茶(緑茶)】です。

増田さん

日本茶飲む

最初に狭山茶(緑茶)からいただきます。「THE日本茶という感じで飲みやすいし、落ち着きますね」とヤスナさん。

淹れ方のコツとしては、一煎目は70℃でまわし淹れをし、二煎目からは熱湯でさっと淹れます。しっかりとしたお茶だから何煎でも飲めるとのこと。

台湾茶淹れる

続いては台湾茶2種を飲み比べますが、まず目を惹くのは現地で調達された茶器たち。台湾茶の楽しみ方のひとつである香りを楽しむ方法も教えていただきました。

台湾茶1

台湾茶2

聞香杯に茶杯をかぶせて、そのままひっくり返すという方法で出していただき、聞香杯を外した際にまずはお茶の香りを楽しみ、その後お茶の味を楽しみます。【台湾茶 東方美人】はかつてイギリスのエリザベス女王にも献上され、女王に気に入られたことから、「オリエンタルビューティー=東方美人」と称され、一躍有名になったそうです。さてそのお味は?

アイコさん「中国茶というより紅茶っぽいかも!」

同じく台湾茶の【台湾茶 阿里山金萱】もいただきます。こちらは茶葉の香り自体がミルクのような甘い香りがするので、さぞかし甘いお茶なのかな?と思ったのですが、実際飲んでみるとあっさりとしたいわゆる中国茶の味。おふたりとも不思議だね~としみじみ。

紅茶2種

紅茶色の違い

最後に紅茶2種を飲み比べます。紅茶を淹れる際は香りがたちやすい硬水が適しているとのこと。【ダージリン】と【狭山紅茶】を同時に淹れ、どちらも3分ほど蒸らした後の色の違いがわかりますでしょうか?色が濃い方が【ダージリン】です。同じ紅茶と言っても香りはもちろん色の違いもあるんですね。

今回5種のお茶を飲み比べさせていただき、お茶は飲む前の茶葉から、香りや色、そして味とあらゆる方向から楽しめるということが実際にわかりました。普段何気なく飲んでいるお茶ですが、そこには奥深い世界が広がっています。

お茶料理体験

 

フルコース

お待ちかねのランチタイム。お茶カフェ茶蔵(さくら)にて5月から新メニューとして提供する新感覚のスプーンとフォークで食べるお茶うどんセットをいただきます!狭山茶が練り込んであるうどんをメインに、野菜サラダと季節の天ぷらとドリンクがセットになっています。

ランチ食べる

てんぷら

「おいしい~!!」とおふたりとも自然に顔がほころびます。うどんはお茶の味がしっかりしていながらも、麺つゆや薬味とも相性バッチリでヘルシー。今朝摘んだお茶の葉も特別に天ぷらにしていただきましたが、サクサクの食感でお茶の苦味はほとんどなく、ふわっと後からお茶の香りが感じられるおいしい天ぷらでした。

パンナコッタ

コーラ

この他にも狭山茶にちなんだものということで、狭山茶ソースをかけていただくパンナコッタや狭山茶コーラなど、話題の商品を日々開発中。

NOTE

今回の取材にご協力いただいた狭山茶農家の未来を担う「Note(ノート)」のメンバーのみなさん。現在、東大うどん部と一緒にお茶うどんを開発したり、新しい取り組みを日々模索しております。狭山茶をフックに地域や未来に対して還元していくような活動は、全国そして世界へ広がってほしいものです。

 

 

 

狭山茶をお茶摘み体験のようすはこちら

 

 

 

 

 

店舗名 老茶樹園(おいさきえん)武蔵藤沢本店
住所 埼玉県入間市東藤沢3-13-8
TEL 04-2964-7798
営業時間 9:30~19:30

埼玉県入間市東藤沢3-13-8

 

会社名 有限会社 老茶樹園(おいさきえん) ※茶園・工場直売
住所 埼玉県入間市二本木1108
TEL 04‐2934-2021

埼玉県入間市二本木1108

 

店舗名 お茶カフェ茶蔵(さくら)
住所 埼玉県入間市豊岡1-12-20
TEL 04-2962-2000
営業時間 10:00~19:30

埼玉県入間市豊岡1-12-20

 

団体名 Note(ノート)
代表 加藤秀樹 
TEL 080‐4185‐0416
MAIL welcome@iam-note.com

※狭山茶のお茶摘み体験についてはNoteに直接お問い合わせください。

 

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