西武沿線体験図鑑

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はなデカ写真で有名な森田先生に愛犬をかわいく撮る方法を教わりたい!

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春になって暖かくなり、愛犬家の皆さんにとっては、お散歩が楽しいシーズンですね。今月末は、ゴールデンウィークもあるので、愛犬を連れてドライブに出かけたり、いつもよりちょっと遠い公園まで散歩に行ったり。家族の一員との思い出づくりには、写真撮影も欠かせません。

そこで今回は愛犬を可愛く撮るコツを、西武新宿線・航空公園駅から徒歩20分、所沢航空記念公園の目の前にスタジオ兼事務所を構える森田米雄先生に教えて頂きました。

森田先生といえば、魚眼レンズを使った「はなデカペット写真」の生みの親。これまでにない表現方法で、犬や猫をはじめとした動物たちの愛くるしい表情をとらえた写真でおなじみです。森田さんのアシスタント千葉さんにも取材に同行頂き、撮影に協力してもらいました。

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今回の撮影スポットは所沢航空記念公園。およそ50ヘクタールの広大な敷地に花壇や小高い丘、芝生広場など起伏に富んだ園内で、様々なシチュエーションで撮影します。

公園での撮影に協力してくれたのは、白柴の「シロちゃん」(7ヶ月・♀/写真右)とラブラドールレトリバーの「ラブちゃん」(5ヶ月・♂/写真左)。どちらも人なつこくて元気いっぱい。編集部メンバーもあっという間にメロメロに。

今回は、ペットの可愛らしさを引き出すテクニックをたっぷりと教えて頂きますよ!

 

レンズによる写真の違いを知ろう

 

まずは一眼レフカメラのレンズによる違いを教えてもらいました。

花壇の前でシロちゃんを様々なレンズで撮影し、効果の違いを比べてみましょう。

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広角レンズでは、花壇が左右までしっかりと映っていますね。また、望遠レンズは背景のぼけがシロちゃんの表情をより引き立てています。魚眼レンズのおとぼけ顔、離れた場所から撮る望遠レンズでとらえた自然体の仕草など、表情の違いにも注目です。

編集部「魚眼レンズや望遠レンズは高額なので、なかなか手に入れることができませんよね」

森田先生「確かに一般の方にとってはちょっと高価。でも実はペット撮影で一番重宝するのは標準レンズ。僕たちプロのカメラマンも、ペット撮影では標準レンズを使うことが多いんですよ」

近づけば望遠レンズのように顔の表情にクローズアップ、離れれば犬特有の動きのおもしろさをとらえられます。標準レンズでも幅広い表現ができるそうです。

さて、ここからはいよいよ実践編! 今回教えて頂くのは次の5種類の撮影テクニックです。

  1. レフ板を使ったユニークな写真(屋外)
  2. 躍動感のある写真(屋外)
  3. 小道具を使った写真(屋外)
  4. 逆光を利用したフワフワの毛並み(屋内)
  5. 小道具を使った写真(屋内)

 

テクニックその1 レフ板を使ったユニークな撮影

 

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レフ板とは、被写体に光を反射させて明るさを補完したり、影を押さえたりするための板。写真左が普段、森田先生が使っているもの。右の2つは先生お手製です。

森田先生「段ボールや発泡スチロールにアルミホイルを貼れば、お金をかけず本格的なレフ板と同じような効果が得られます。アルミホイルを一度くしゃくしゃと丸めてから貼ると、ビカッと光らず、柔らかい光を当てるレフ板になりますよ」。

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通常は写真の左下のように太陽と対する位置に立ち、板を動かしながらシロちゃんの体が明るくなる角度を見つけます。

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今回、森田さんが教えてくれたのは、ハート型のレフ板をユニークに使った撮影テクニック。角度を調整しながら、瞳にハートが映ったところを狙います。

 が、取材当日は薄曇りで日差しが弱かったため、残念ながら撮影できず……。

後日、森田先生にキレイにハートが映った写真を撮影して頂きました!

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わかりますか? 黒柴のクロちゃん(3ヶ月・♂)の瞳の中にキレイなハートが浮かんでいますね。このテクニックはよく晴れて日差しの強い初夏〜夏におすすめ。実際に撮影する時は、当日の天候も気をつけておくといいですね。

 

テクニックその2 躍動感のある写真を撮ろう

 

公園やドッグランで元気いっぱいに走る写真を撮りたい、でも走り回っている愛犬をカメラに収めるのはなかなか難しい……。

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そんなときは「おやつ」の登場! 森田先生が、カメラを構える反対側の手に持っているのは鶏のささみ。おやつを持つ手の位置でシロちゃんの走る軌道をコントロールしています。まず、離れた位置で「待て!」をして、「よし!」の合図でこちらに呼び、向かってきたところを写真に収めます。

上手に走れたらおやつをあげて、ほめてあげる。これも良い写真を撮るためのコツだそうです。

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森田先生「動く犬を上手に撮るためのポイントは“置きピン”。犬が通る位置にあらかじめピントをあわせ、近づいたら連射でシャッターを押します。それを何度か繰り返せば、躍動感のある写真も上手に撮れるようになりますよ」 

さっそく編集部も撮影に挑戦! 走り抜けるシロちゃんをとらえるのはなかなか難しかったのですが、何度かチャレンジして撮れたのが次の写真。

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森田先生「しっかりとピントが目に合っていますね。良い写真です!」

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ちなみに先生が撮った写真はこちら。ふさふさのしっぽが立って、まっすぐこちらを見て走ってきていますね。ご主人に忠実な柴犬の特徴が良く出ています。

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犬の動きをとらえる写真の場合は「できるだけシンプルな背景にすることがコツ。写真を見る人の視線が自然と犬に集まります」と森田先生。

背景にゴミや木枝が写り込んでしまう場合は、必ず取り除いてから撮ることが大切。細かい部分にまで気を配ることで写真の完成度が高まるそうです。

 

テクニックその3 小道具を使って可愛らしさを表現

 

今度は小道具を使った撮影に挑戦。

まずはテーブルからぴょん! と飛び降りる瞬間をキャッチ。こちらも「テクニックその2」と同様、シロちゃんが飛び降りる位置を予測して“置きピン”をして撮影します。

何度かトライするうちに撮れたのが次の写真。

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まるで逆立ちをしているようなユニークな写真が撮れました。

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そして、先生の写真には、今まさに飛び降りようと踏ん張る後ろ足、まっすぐ地面に向いた視線。身体能力の高い犬らしい姿が収められていました。

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小さい木イスを使った撮影では、こんな愛らしい仕草も見せてくれました!

シロちゃんがイスに手をかけていた時間は、ほんの一瞬。その瞬間を逃さず切り取られていることに編集部も感動してしまいました。 

編集部「ちなみにスマートフォンでも、上手に写真が撮れるでしょうか?」

森田先生「最近のスマホは高速連射や手ぶれ防止、オートフォーカスなど機能が充実していますよね。この飛び降りシーンなども連射機能を上手く使えば、スマホでも撮影できますよ」

 

テクニックその4 逆光を利用して、ふわふわとした子犬らしい毛並みを表現

 

th_NAK_7315 のコピー

ここで屋外での撮影は終了。シロちゃんとラブちゃんには休憩してもらい、森田さんの事務所に移動して、窓際で逆光を利用した写真の撮り方を教えて頂きます。

今回モデルになってくれたのはスピッツとチワワのミックス犬ピッピちゃん(3ヶ月・♀)。ぬいぐるみのような可愛らしさに編集部一同「か、かわいい……」。

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午後の陽射しが部屋に差し込む時間帯を狙い、窓際にセットしたテーブルで撮影スタート。ピッピちゃんの背中から当たる逆光によって、柔らかい毛並み強調されます

森田先生「逆光で体が暗くなるのをため、レフ板を使いましょう」

 編集部「窓の外の景色が入ってしまうと気になりますね」

 森田先生「ピントを浅くして犬だけに合ようにすれば、背景がボケますよ。あと、レースのカーテンをひけば、ふんわり柔らかい光が入り、撮影スタジオに早変わり。屋内なので、カメラの機能で明るさを調整すれば、さらに自然な背景が作れますよ」

編集部「レフ板を上手に当てるコツはありますか?」

 森田先生「レフ板は太陽が高いときには倒す、夕方など太陽が低いときには立てるのが基本。逆光でレフ板を使うことで、毛のふわふわ感がより引き立ちます」

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生後3ヶ月のピッピちゃんはまだしつけが始まっていないので「おすわり」や「伏せ」の指示は行いません。指示の代わりに「こっち、こっち〜〜〜」と手を振ったり、「ピヨピヨ〜」(おもちゃ)、「ピッピ〜」と身振り手振りでカメラに視線を集める森田先生&千葉さん。

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そんな先生達のサポートもあって撮れたのが、この写真。

森田先生「柔らかい毛並みがしっかり表現されていて素晴らしい! とっても上手に撮れましたね〜」

ふわふわな毛の質感に、あどけない表情。子犬の時期にしか撮れない可愛いピッピちゃんを写真に収めることができました!

 

テクニックその5 小道具を使って可愛らしさを表現

 

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続いては小道具を使った写真撮影。子犬とクッションの相性は抜群ですね。これぞアイディア豊富な森田さんの真骨頂! 

ここからは何点か続けて森田先生の写真をご紹介します。

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ちょこんと揃った前足がキュート!

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ちょっと眠くなってきた様子のピッピちゃん。クッションに頭を預けるのも子犬らしい仕草ですね。

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大きなカニのクッションで真夏のイメージ。

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なんと100均で買ったモコモコ靴下がマフラーに早変わり! ほんの数分で真夏から一気に冬のイメージに大変身。

このように季節を意識したアイテムがあれば、暑中見舞いや年賀状の写真にも使えそうですね。

 

ペットとの信頼関係がなにより重要

 

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今回の撮影で印象的だったのは、何度も何度も根気よくカメラを構える森田先生の姿。ときには小休止を入れたり、声や音で興味を引いたり……。動物を相手にする撮影は根気が必要なんだな、と実感しました。また、甘えるシロちゃんと嬉しそうな森田先生。普段からの信頼関係が良い写真を創り出す大きな要因だということも学びました。

森田先生「わんちゃんにとって一番嬉しいのはご主人に触ってもらったり、声をかけてもらうこと。写真撮影を通して、たっぷりと触れ合ってあげてくださいね」

愛犬家の皆さんも、愛するわんちゃんとコミュニケーションをとりながら、思い出づくりをしてみてはいかがでしょうか。

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愛犬をかわいく撮る体験のようすはこちら

 

 

はなデカ写真で有名な森田先生に愛犬をかわいく撮る方法を教わってきました!

【西武沿線で100体験】(体験27) はなデカ写真で有名な森田先生に愛犬をかわいく撮る方法を教わってきました! https://grutto-plus.com/experience/027/

Grutto Plus[ぐるっとプラス]さんの投稿 2016年4月14日

 

 

今回教えて頂いた先生

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ペットカメラマン 森田米雄

1950年静岡県伊東市生まれ。東京写真大学短期大学部(現・東京工芸大学)卒業。フォトライブラリー「有限会社ノアノア」主宰。日本写真家協会員。

かつては南太平洋・インド洋を拠点とした水中写真やマグロに乗り込んだ漁業写真を手がけていたが、ある日、息子さんが拾ってきた一匹の子犬との出逢いから、ペットカメラマンの道。魚眼レンズのはなデカ写真をはじめ、大胆な発想から生み出した個性的な写真は、動物たちの生き生きとした魅力を引き出している。 

毎年発売されるカレンダーは約60種。その人気ぶりは海を渡り、海外20カ国1500アイテムを越えている。

http://www.noa-noa.co.jp

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今回撮影したスポット

スポット名 所沢航空記念公園
住所 埼玉県所沢市並木1−13
URL http://www.parks.or.jp/tokorozawa-kokuu/

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