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秩父の老舗酒蔵「武甲酒造」で名水から造られる日本酒を味わいたい!

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秩父地方は武甲山から流れてくる伏流水が町のあちこちまで届いている、水に恵まれた土地。

昔話「七つ井戸」の伝説も、水が豊富な場所ならではの物語。ここには数々の名水スポットがあります。ということは、きっとおいしいお酒があるはず。なぜなら、“名水あるところに銘酒あり”ということで。

 

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今回は秩父で長い歴史のある「武甲酒造」で、湧水から造られるという日本酒の味を体験してみました。

 

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武甲酒造は、創業262年を迎える造り酒屋。江戸中期から変わらない手仕事で、今も酒を造り続けている老舗中の老舗。社長である長谷川さんが熱く語るには、「水は酒屋の命。水の良し悪しが、酒の味を左右する」と。

酒蔵の敷地内には武甲山の伏流水が湧きだす井戸があり、すべての酒にこの水が使われています。ちなみに、井戸は「平成の名水100選」に選ばれるほどの代物。長谷川さんが自信を持って語るのにも頷けます。

 

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さらに奥に進むと、そこには仕込み蔵が。室温は約15度に保たれ、少々肌寒い。仕込んだ酒は春までここで寝かせておくという。並んでいる緑のタンク1本には約6,000リットル(一升瓶に換算で約3,500本)もの酒が入るという巨大さ。見学をした時期はまだ酒造りは始まっておらず、10月頃に新米ができると本格的に開始するのだそうだ。秩父の夜祭りが始まる11月中旬頃には搾りたての生酒も楽しめるらしい。

 

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ひと通り見学が終わり、いよいよ利き酒タイムに突入~!! 写真の女性は、長谷川さんの粋なはからいで特別に私たちと見学を共にしていた女子大生の2人。彼女らもお酒が好きなようで、一緒にグイッと。

 

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ということで、ここでいくつかお酒を紹介します。

編集部一押しは、「特別純米原酒 ひやおろし」(1,300円税抜)。新酒が夏を越して円熟したものを“秋上がり・秋冴え”というそうだが、それらを火入れせずに瓶詰めしたものが“ひやおろし”。新酒に比べコクが増しているものの、不思議とすっきりと飲めてしまいます。そして、もろみを活かした『秩父 にごり酒』(800円税抜)もおいしかったです。一般的な酒屋さんで売られている「にごり酒」は甘いタイプが多いのですが、これはすっきりと飲めるのが特徴。牛乳と半々で割ってもいけるらしい。

 

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お酒が苦手な人には日本酒をベースに作った『うめ酒(うめざけ)』(1,050円税抜)や『ゆず酒(ゆずざけ)』(1,050円税抜)なんてどうでしょう。日本酒以外にも、お米から作られた米焼酎『秩父いわざくら』(970円税抜)も。

 

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酒蔵の中をひと通り周った後、ほろ酔い気分で店内も見学。

お酒を造るのは秋のお米の収穫時期から春にかけて。それ以外の季節は、お酒以外の加工品を作っています。たとえば、酒蔵ならではの麹を活かした「ちちぶ塩麹」(600円税抜)。一般的な塩麹は若干黄色がかっていますが、酒屋の麹は米を磨いているから真っ白。武甲正宗を加えた「秩父のからみそ」(500円税抜)は白いご飯によく合うが、キュウリに付けて食べるのもおすすめなのだとか。そのほか、地域で採れたブルーベリーやゆずなどを使用したジャムに、カエデの樹液を使ったサイダーなどもあります。

 

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今まで、様々な日本酒を飲んできたつもりでしたが、鮮度が良いのか、蔵元で飲む日本酒は格別においしかったです。「酒は生もの、風味が変わるので遠くまでは出荷できない」と言っていた長谷川さんの言葉に納得。

今回の企画は秩父の名水から造られる日本酒の味を体験したい、という思いからスタートしたものでしたが、取材を通して日本酒造りのこだわりの一端が知れました。酒蔵では工場のように整然とお酒が造られているわけではなく、地下を絶え間なく流れる伏流水や、季節によって異なる気温、その年によって味が変わるお米など、いくつもの要素が蔵の中でひとつになって、毎年美味しいお酒ができるのです。また、ひと口に日本酒と言っても種類が豊富。合わせる料理によって味わいが変わってしまうので、秩父に来たら少なくとも2種類以上は飲み比べてみていただきたいです。

店名 武甲酒造 株式会社
営業時間 8:00~17:30
定休日 元日以外無休
TEL 0494-22-0046
住所 埼玉県秩父市宮側町21-27
URL http://www.bukou.co.jp/
酒蔵見学について 原則10名以上から、電話にて要予約。
武甲酒蔵

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