夏の思い出に、ブルーベリー狩りに行こう!

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2020年に開園した「ところざわBlueberry Farm」。毎年6月中旬から8月上旬頃にかけて、完全予約制でブルーベリー狩り体験を行っています。

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取材に伺ったのは今シーズンの開園直前。枝には色づいたブルーベリーがたくさん実っていました。「今年のブルーベリーはいい出来です」と話すのは、園を管理する森田さん。
「実はもともとブルーベリーがあまり好きではなかったのですが、あるとき知人にもらったブルーベリーがとても甘くておいしく、イメージが大きく変わったんです。そんなブルーベリーの魅力を広めたいと、一人で畑作りからスタートしました」

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ブルーベリー狩りはおとな(中学生以上)2,500円、こども(小学生以下)1,000円、3歳未満は無料で参加でき、120分間食べ放題。摘み取ったブルーベリーは100グラム350円で持ち帰ることもできます。
園内の通路はシートが敷かれ、車いすやベビーカーでも快適なバリアフリー設計。幅広い世代の方が安心して利用できるつくりもこだわりの一つです。

園内では42種類、合計750本のブルーベリーが栽培されています。品種によって熟すタイミングが異なるので、1シーズンに3回来られるお客さまもいるのだそう。
「ブルーベリーにはたくさんの品種があり、それぞれ味わいが違います。ぜひ食べくらべて、違いを楽しんでください。

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おいしい果実の見分け方をお伺いすると、「実の付け付近の軸が赤く色づいているもの」が目印とのこと。
たとえば「ミスティー」という品種は、熟すと芳醇なワインのような味わいになるのが特長。甘さが人気の「シャープブルー」は果実が柔らかく、甘みと酸味のバラナスがいい「クーパー」はジャムにも向いているそうです。

電車が見える農園カフェでひと休み

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「ブル―ベリー狩りは暑い時期に行うので、クールダウンできる場所があったらいいなと思い、『農園カフェ』を併設しました」と森田さん。ブルーベリー狩りのオフシーズンにも利用できる、地域の憩いの場です。

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テラス席の目の前を西武線の電車が通過していく様子は迫力満点! 電車が通るたびに歓声を上げるお子さまも多いのだとか。

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農園カフェでは農園のブルーベリーをふんだんに使ったメニューが楽しめます。
「ブルーベリースムージー」(写真左・500)と「ブルーベリーミルク」(写真右・450)は人気のドリンク。スムージーはブルーベリーそのものが持つ甘味と爽やかな風味が楽しめる、暑い季節におすすめのひんやり系ドリンクです。ミルクとブルーベリーソースが2層になったブルーベリーミルクは、かき混ぜながら味の変化を楽しんで。

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シーズン中は摘みたてのブルーベリーがそのままトッピングされる「レアチーズケーキ」(500)も人気。濃厚なブルーベリーソースと爽やかな果実が、すっきりとしたチーズケーキの味わいを奥深く演出します。

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軽食メニューも充実しています。「焼きトマトバゲット」(600)は、トマトの爽やかな酸味とガーリックの香りで止まらなくなるおいしさ。バゲットのザクザク感もたまりません。

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本業では車屋を営んでいる森田さん。工場にあった旧車の座席シートをリメイクし、ソファとして設置するなど、遊び心のあるおしゃれな店内も魅力です。
「二足のわらじは大変ですが、もっとたくさんの方にブルーベリー狩りを楽しんでもらえるように頑張ります」と笑顔で話してくれました。

駅から徒歩でアクセスでき、さまざまな品種のブルーベリーを食べくらべできるこの農園。旬の味覚を心ゆくまで楽しめる、夏のおでかけにぴったりのスポットです。カフェとあわせて、ぜひ足を運んでみてください。

※価格はすべて税込
※営業時間、販売商品、価格などが変更になる場合がございます。