ボルダリング_1.jpg広々とした室内には、所狭しと配置されたカラフルな石が溢れ、初めて目にする人にとっては異空間。一体どんな体験ができるのでしょうか!

ボルダリング_2.jpgそれでは早速、動きやすい服装に着替えて体験スタート!今回はボルダリングに初挑戦の中神さんと岩田さんが体験します。まず、自分の足にあったクライミングシューズ(指をギュッと丸めて、つま先に力が入るもの)を選びます。

ボルダリング_3.jpgクライミングシューズを履いたら、ボルダリングウォールへ移動。スタッフの樋山さんにルールを教わります。ボルダリングは、ホールドと呼ばれる様々な形の石を使い、壁をよじ登るスポーツです。

ボルダリング_4.jpgただ単に登るのではなく、設置されたホールドにはテープで進む順番に制限を設け、スタートからゴールまでのコース(課題)をクリアするというルールがあります。

ボルダリング_5.jpgボルダリング_6.jpgこちらの施設では、同じカラーと数字のテープが貼ってあるホールドを使うのがルールです。また、Sと記載のあるホールドがスタート地点、Gがゴール地点になります。(SとGは両手で持つというルールがあります )

ランクごとに制限やホールドの形が変わり、足の置き方も課題ごとに変化します。

ボルダリング_7.jpg今回は初心者でもチャレンジしやすい、ピンクとレッドのテープカラーを登ることに。

ボルダリング_8.jpg樋山さんのお手本を参考に、中神さんがホールドに手をかけます。

ボルダリング_9.jpgボルダリング_10.jpg同じ色のテープカラーを辿り、ゴールまでスイスイと登ることができました!岩田さんもつま先を上手に使い、初めてとは思えない身のこなしです。

ボルダリング_11.jpg楽々と登っているように見えたお二人でしたが、「簡単そうに見えるけど、実際に登ってみると、視野が一気に狭くなって色も番号も分からなくなる!」とボルダリングの難しさを実感したようです。

ポイントは、どうやって登るかを登り始める前にイメージ(オブザベーション)すること。腕の力はあまり関係なく、頭を使って作戦を立て、体重をうまく移動させることが課題クリアへ近付く一歩です。
樋山さんからレクチャーを受けたお二人は、場所を変えてオブザベーションを開始。「ここに足をかけて、こっちに手をかけて......」と、真剣にコースを見定めます。

ボルダリング_12.jpgそして岩田さんが実践!スタート地点でもう一度コースを反復し、真剣な表情で登り進めます。

ボルダリング_13.jpgボルダリング_14.jpgお二人の動きを見ていると、腕を遠くのホールドまで伸ばしたり、足を開いて足場を探したり、慣れないシューズでつま先立ちをしたりと、全身くまなく動かす姿が印象的でした。
また、息切れするほど体力を消耗するボルダリング。休憩中にコースをイメージする姿も見られ、ボルダリングの魅力にハマってしまったようです。

ボルダリング_15.jpgボルダリングの魅力について、利用者の方々にもお話を聞いてみました。

週に2~3回通っているというこちらの男性は、指にテーピングを巻き、体操選手のような分厚い手のひらでスイスイと登っていきます。一つずつ課題をクリアしてランクを上げ、様々な年代の仲間とのコミュニケーションを楽しんでいるそうです。

ボルダリング_16.jpg3年半通っているというこちらの男性は、もうすぐ70代に突入するとは思えない体の動き。山登りの延長でボルダリングに挑戦し、「外で行うときの岩の掴み方に変化が表れた」と話してくださいました。

ボルダリング_17.jpg他にも、親子で通っている方、オープン当初から通っている方、「世代の違う人々とコミュニケーションをとることで自分を高めたい」と、電車を乗り継いで4年間続けている中学生の子など、登り合うことで喜びを分かち合っています。

ボルダリング_18.jpgボルダリング_19.jpgこちらの施設では1年以上通っている方が多く、スタッフの方とも友達のように挨拶を交わし、誰かが登っていると、「右に○番がある!」「左下に足場があるよ!」と、さりげないアドバイスの声が飛び交います。
年齢層は幅広く、小学生から70代の方が通われており、コミュニケーションの場としても愛されていることが伺えます。自然と切磋琢磨できる温かな空気感も、この場所に集う一つの理由なのでしょう。

ボルダリング_20.jpg休憩を挟みながら、たっぷり2時間の体験が終了。中神さんと岩田さんに感想を聞いてみました。

中神さん「明日以降の筋肉痛が怖いですが、純粋に楽しかったです。想像以上に疲れるし、息切れするくらい動きました。登っている最中、"もっと長い手足が欲しい!"と何度も思いましたが、思っているよりも自分の体が伸びることにも驚きです。機会があれば、また挑戦したいです!」

ボルダリング_21.jpg岩田さん「指先と足先が疲れました。客観的には地味に見える動きも、実際やってみると難しい!でも、気付いたら夢中になって登っていました。それと、数え切れないくらい落ちました!途中から落ちることも楽しくなり、受身も上手になった気がします(笑)」

ボルダリング_22.jpgボルダリングを行う人々の間では、"拳を合わせる"挨拶があり、登り終えたときに自然と拳を合わせて交流を深めています。ロッククラフト 川越は、年齢関係なく、共通の楽しみをもった仲間と達成感を味わいたい方にオススメのスポットです!

ボルダリング_23.jpg新しいことにチャレンジしたい方、新しい出会いを求めている方など、興味のある方は、是非一度挑戦してみてください!

※体験の内容は変更になる場合がございます。