ポップでアメリカンな「カフェ マチルダ」

新宿線「本川越」駅を出て西武本川越ペペ方面に進むこと3分、ベージュの建物に青い扉が目を引く建物の1階が「カフェ マチルダ」です。

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IMG_0965.png201210月にオープンしたこのお店は、アメリカンテイストの内装にこだわりがあるそう。カウンターや窓際には海外のアニメキャラクターのフィギュアがずらりと並んでいて、まるでおもちゃ箱をひっくり返したようににぎやかな雰囲気です。
「同級生と一緒に『地元の川越でお店をやりたいね』とずっと話していたので、それを実現させました。アメリカンカフェがコンセプトで、メニューもアメリカ料理が中心です」と店主の西村さん。
そんな「カフェ マチルダ」のクリームソーダはレギュラー8種+シーズン限定1種の計9種類。メロンやブルーハワイなどの定番に加えて、ライチやバブルガムといっためずらしいフレーバーもあります。
「クリームソーダは創業当初から販売しているメニューです。最初は2種類だけでしたが、3、4年前に旅行先で見たカラフルなクリームソーダに魅力を感じ、ぜひ川越でも出したいと思って種類を増やしました。他のお店では飲んだことのないようなめずらしい味や、いろんな色を楽しんでほしいという思いがあります。クリームソーダを目当てに来店される方は、2020年あたりから増えた印象です」(西村さん)

IMG_0954.png今回いただいたのはブルーハワイとストロベリーの2種類。ブルーハワイは夏らしいさわやかな味わいで、ストロベリーはバニラアイスが溶けるといちごミルク風になります。甘さ控えめの生クリームとあっさりしたバニラアイスが甘いソーダと相性抜群。お店のテイストにぴったりのポップな見た目なので、おもちゃであふれた店内を背景に写真を撮るのもいいですね。
「カフェ マチルダ」ではお食事系のパンケーキも人気。ソーセージエッグやベーコンエッグなど種類豊富で、サラダ・ポテト・ドリンクが付きます。パンケーキとクリームソーダの組み合わせもおすすめです。

「アートカフェ エレバート」でレトロな雰囲気を堪能

「カフェ マチルダ」を出て県道沿いを歩き、川越一番街の入り口からほど近くにある洋館のような建物が「アートカフェ エレバート」です。

210520t-018.a.jpg200710月にオープンし、現在13年目。大正4年に建てられた洋風建築は店舗と母屋の2つに分かれており、壁を隔てた向こう側は姉妹店の「和創菜と四季のすし 風凛」という創作割烹とお寿司のお店です。
メロンクリームソーダはかねてよりの定番メニューで、現在はメロンといちごの2種類のクリームソーダが販売されています。

210520t-031.a.jpg「最近クリームソーダが人気なので、ストロベリーソーダにさくらのアイスを乗せた『さくらベリーフロート』を今年の春に期間限定で販売しました。こちらが好評だったので、アイスをバニラに変えて『いちごクリームソーダ』として通常商品にしたんです」とスタッフさん。
「アートカフェ エレバート」のクリームソーダは、昔ながらのグラスにソーダを注いでバニラアイスを乗せたシンプルな構成です。濃いめのソーダとアイスの相性がよく、メロンクリームソーダはどこかなつかしい味わい。いちごクリームソーダはいちごの味わいをしっかりと感じられます。店内のレトロな雰囲気もあいまって、落ち着いた空間で甘いドリンクを飲む贅沢な時間が過ごせそうです。

210520t-026.a.jpg「親子連れのお客さまも多いですね。ベーシックなクリームソーダなので、大人の方にはなつかしい気持ちで、お子さまにとっては新鮮で見た目にもお楽しみいただけるかなと思います」(スタッフさん)
現在はクリームソーダ以外のソフトドリンクにも力を入れており、自家製のコーラやジンジャーエール、レモンを丸ごと使ったレモンソーダなど手作りの新メニューも登場。姉妹店の「風凛」のだし巻きたまごを使用した人気商品「お寿司屋さんのたまごサンド」も要チェックです。

コーヒー屋さんの大人なフロート「glinkitchen

蔵造りの町並みを眺めながら県道沿いを歩き、札ノ辻交差点を市役所方面に右折。しばらくして左手に見える「メロンソーダ」ののれんが、「glinkitchen(グリンキッチン)」の目印です。こちらは川越の人気コーヒー店「glincoffee(グリンコーヒー)」の系列3号店。イタリアンレストランだった店舗を改装して、201912月にオープンしました。

210520t-002.a.jpg「ドリンクメニューを考えていくなかで、他の系列店舗と同じようにコーヒー系のドリンクを推すのではなく、何か新しいことに挑戦したいと思いました。川越は観光客のお客さまもいれば、地元にお住まいの年配の方もいらっしゃるので、そのどちらにも喜んでいただけるものを出したかったんです。今は若い方の間でもノスタルジックな喫茶店メニューが人気なので、昔の喫茶店のようなクリームソーダがあればどの世代の方にも楽しんでいただけるかなと思い、始めることにしました」と責任者の澤田さん。

210520t-012.a.jpgこちらのクリームソーダもレトロなグラスで、ちょこんと乗ったチェリーが色あざやかです。「glincoffee」系列店ならではのコーヒーフロートは、コーヒーがしっかりと主役になっていて深い味わい。
「当店のアイスコーヒーはローストが深く特徴的ですが、このコーヒーにはアイスがよく合うんです。アイスが溶けていく過程での味の変化も楽しんでいただけると思います」(澤田さん)
※現在はテイクアウトのみの営業となっています。

210520t-016.a.jpgバニラビーンズ入りのアイスは濃厚でコクがあり、お客さまからも好評なのだそう。
他にもストロベリークリームソーダー、ブルーハワイクリームソーダなど4種類を用意。川越散策をしながら飲み歩きをするのにもぴったりです。

かわいい見た目とどこかなつかしい味に癒されるクリームソーダ。お気に入りの一杯を見つけて、川越観光中のひと休みに立ち寄ってみませんか?

※価格はすべて税込
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