昭和5年創業の老舗大学芋店「いわた」から暖簾分け

_Q5A8225[1].jpg「大学いも・川越いわた」は、花俣準さん・昭子さんご夫婦が営む大学芋の専門店。準さんの母方の祖父が台東区で昭和5年に創業した大学芋専門店の「いわた」の暖簾を受け継ぎ、昭子さんの地元であり "いもの街"としても知られる川越に2010年から出店しました。

_Q5A8228[1].jpg川越名所「時の鐘」のすぐそばに2号店となる時の鐘店を出店して今年で6年目。この場所は和服を着た若者たちが多く訪れる川越観光地の中心です。

_Q5A8277[1].jpg大学いも専門店とはいうものの、店内には大学芋以外にも華やかなメニューがずらりと並びます。
「店主は新しいメニューを考えるのが楽しいみたいです。最初は大学芋とさつまいもを使ったチーズケーキの2種類だけだったのですが、今ではアイスにパフェ、スイートポテト、フローズンスカッシュなど、どんどん増えていますね」。そう話してくれたのは、妻・昭子さん。

_Q5A8300[1].jpgメニューを考案している店主の準さんは、広告業に携わる会社員からこの道に転身されたのだそう。新しいものを生み出す豊富なアイデアやネーミングセンスはこのお店でも遺憾無く発揮されています。

食べ歩きにもおすすめのおいもスイーツがたくさん!

この場所では街歩きを楽しむ人が多いことから、名物の大学芋をはじめ、食べ歩きしやすいスイーツを多数販売しています。

_Q5A8243[1].jpg近年インスタグラムでの口コミで人気が広まったという「大学いもパフェ」(440円)は、大学芋の蜜をかけたさつまいもアイスにスティックタイプの大学芋「小江戸スティック」をトッピングし、おいものカリカリ揚げとコーンフレークが底に敷かれたまさにさつまいも尽くしの一品。なめらかなアイスクリームとホクホクの小江戸スティック、カリカリのおいも揚げの食感も相性抜群です。

_Q5A8264[1].jpgパフェにも使われている「小江戸スティック」(200g 440円、カップ小280円)は食べ歩きに便利なカップ入りでの販売も行っています。「いわた」の定番メニュー「いわた大学いも」(200g 440円)は千葉県産のベニアズマを使用した輪切りタイプであっさりとした甘さとホクホクの食感が特徴ですが、こちらの「小江戸スティック」はしっとりとやわらかい「紅高系」のさつまいもを使用し、さらに度揚げをして味をしっかりと染み込ませたキメの細かさが特徴。2種類入った「お試しセット」(1パック640円)で食べ比べをするのも楽しいですね。

_Q5A8256[1].jpg2020年から販売を開始した「フローズン・フルーツ・スカッシュ」(400円)は写真の「スイカとメロン」のほかに「フルーツポップ・レモネード」「マンゴー&パイン」など、現在全11種類のフレーバーが展開されています。生の果実をフルーツシロップに漬けて凍らせ、周りのサイダーもそれぞれのフルーツのフレーバーに仕上げたこだわりのドリンクです。色とりどりのメニューを見ているだけで目移りしてしまいます。
「氷が溶けても薄くならないようにしっかりとフルーツの甘さを閉じ込めました。種類も多く仕込みの手間もかかりますが、一度食べてくださった方でもまたここに来たいと思ってもらえるきっかけになればいいですね」と昭子さん。

名物「おいもチーズケーキ」はオンラインでも販売中

_Q5A8261[1].jpg開店当初からの人気メニュー「おいもチーズケーキ」。現在はプレーン、ごま、ショコラ、黒糖紫いも、河越抹茶、季節限定のあまなつの6種類のフレーバーを発売中。さつまいもの蜜を練り込み、表面にも蜜をかけて作られているというだけあって、しっかりとしたいもの風味ととろける舌触りが味わえます。食べ歩きには、全てのフレーバーが食べやすくカットされている「ミックスカップ」(420円)がおすすめです。
チーズケーキと大学芋はオンラインショップでの販売も行っているので、遠方でなかなか川越まで行けないという方でもお店の味を楽しめます。

_Q5A8303[1].jpg今後は焼きいもや、新たなドリンクも展開したいと考えているそう。
「飽きずに何度も足を運んでいただけるよう、珍しいものがあるお店にしたいんです」と昭子さんは語ります。

常にお客さまのことを想い、新しいおいもメニューを提案し続ける「大学いも・川越いわた」。川越散歩に訪れた際には、ぜひ覗いてみてくださいね。

※価格はすべて税込
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