駅近の白い建物と木の扉が目印

白壁と木の扉でかわいらしい印象の「グリリンカフェ」。扉の横にはテイクアウト用の出窓が設けられており、道ゆく人たちもこちらで豊富なドリンクメニューを頼むことができます。

210825t-004.a.jpg店内はカウンター3席と、2人掛けと4人掛けのテーブルがそれぞれ1席ずつ。観葉植物や電球が飾られ、ウッド調のインテリアは温かみがあり、落ち着いた雰囲気です。
オーナーの橋本真美さんがこのお店をオープンしたのは2018年の8月。今年で3周年を迎えました。お客さま層は家族連れや主婦の方が中心。国分寺市役所の近くということもあり、市役所勤めの方や市役所での用事を済ませてから立ち寄られる方も多いのだとか。

210825t-009.a.jpg「恋ヶ窪に長く住んでいる中で、カフェなどのお店がまだ少なかったので、近隣に住んでいる方が気軽に立ち寄れるお店をやってみたいと考えました」と橋本さん。2年ほど他のカフェで修行をした後、駅からわずか1分というこの場所に空き物件を見つけます。

210825t-007.a.jpg橋本さんは、「以前までここは飲食禁止の建物だったそうなのですが、たまたま飲食もOKになったタイミングで出会えました」と教えてくれました。歩道に面した窓を見て、ここでテイクアウト販売もできる!と思いついたのだそう。やりたいことと実現できるタイミングがうまく噛み合っての出店となりました。

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人気ナンバーワンのランチはスパイシーなガパオライス

近所に畑や野菜の販売所もあり、毎日新鮮な季節野菜を仕入れてランチメニューに使用しているといいます。ランチの人気ナンバーワンメニューは「ガパオライス」(ドリンクセット ¥1,100、サラダ・ドリンクセット ¥1,200)。バジルと鶏肉をスパイシーに炒め、後を引く辛さがクセになる一品で、リピーターが多いというのも頷けます。ライスには十六穀米が使用されていて、ヘルシーさも魅力的。


210825t-029.a.jpgランチはこの他にもオニオンソースのハンバーグやカレー、ベトナムフォーなど7種類ほどのメニューから選ぶことができるので、毎日通っても飽きさせません。

210825t-046.a.jpgドリンクメニューはコーヒーをはじめ、カフェラッテやカフェモカ、紅茶にココア、フルーツジュースやフロートと、盛りだくさんです。
今の一押しは新発売の「植木鉢フラペ」(クッキーモカ ¥580)。ザクザクのクッキーやチョコレートがたっぷり乗った、名前の通り植木鉢のようなビジュアルで、スコップ型のスプーンで土を掘るようにして食べるという新体験ができる遊び心満載のドリンクです。


この他にも「アップルパイフラペ」や「エスプレッソバナナフラペ」など、季節に合わせたメニューを随時考案中。常時3種類ほど置いているというケーキと合わせてカフェタイムを楽しむこともできます。

店名の由来はあのお笑い芸人さんのネタから!

店頭に飾られているオリジナルデザインのTシャツは販売も行われています。また、タンブラーやマグカップなどのアイテムや、オリジナルのコーヒーシロップもまもなく通販サイトで販売がスタートする予定とのことで、今後の展開が楽しみです。

210825t-039.a.jpg外国語のような不思議な響きの「グリリンカフェ」という店名の由来を伺うと、橋本さんからは予想外の答えが返ってきました。
「お笑いトリオの東京03さんが大好きで、コントの中に出てくるカップルの"グリリン"というあだ名から取りました。いつかご本人たちやファンの方々にも届いて、来ていただけたらいいなと思っています」。
意外な由来を持つ「グリリンカフェ」。これからは恋ヶ窪の街の人たちだけでなく、ファン同士の交流の場としても活躍しそうです。

※価格はすべて税込

※営業時間、販売商品、価格等が変更になる場合がございます。