1日限定10本の「プレミアム パン・ド・ミ m」

ホテルのパンと言えば、ホテルブレッド。ちょっと贅沢な食パンだ。ホテルメトロポリタン1階のベーカリーには、湯種製法でできた定番の「パン・ド・ミ」、小さな角型に焼いた「ブリオッシュ」など、食パン型のパンは7種類もある。そこに今年6月に加わったのが、「プレミアム パン・ド・ミ m」だ。1本(2斤)1000円で1日10本限定。
こだわりの素材は「高千穂発酵バター」に「北海道産生クリームと脱脂濃縮乳」。パン好きなら、これだけでもおいしさを確信することだろう。さらに発酵に18時間もかけ低温熟成させているから、食感はもっちり&しっとり。ベーカーチーフの高野隆一さんが構想に半年以上かけたという、これぞホテルのプレミアム食パンだ。
「生クリーム、ハチミツをたっぷり使っているのでコクがありますから、まずはそのまま味わってみてください。乳々しいのでハムやチーズとも相性がいいんです。厚切りにしてトーストもぜひ。クリスマス島の塩の小袋で付けているのですが、バターを塗ったトーストにこの塩を振ると、甘みが一層引き立ちます」と高野さん。

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ハード系やデニッシュ、スター商品をチェック

お店に入って、まず目に留まるのが、魅惑のデニッシュコーナーに並ぶ「ルージュテロワ」(280円)だろう。よくあるフルーツのデニッシュのように、カスタードクリームにベリーがのっているだけではない。その下にヴァローナのチョコレートが入っていて、なんとも贅沢だ。

ハード系コーナーのスター選手は「P ブランチ」(350円)。ピスタチオのPを表すユニークな形をしていて、中にナッツとドライフルーツがぎっしり詰まっている。こちらは高野さんが「アメリカピスタチオ協会主催 ベーカリーコンテスト」で最優秀賞を受賞したパンだそう。ピスタチオにスモークソルトをからめたり、ドライチェリートマトをフランボワーズビネガーに浸してから使ったりと、細部にまで工夫が凝らされている。

年配層にファンが多いのが、大福をイメージした「パン・デ・アリコ」(200円)。甘く煮た黒豆、鹿の子豆、うぐいす豆、それに白玉も入っていて、味わいも食感も、なるほど大福だ。

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迷う楽しみを提供してくれる豊富なラインアップ

店内に並ぶ商品は常時約70種類。ホテル内でのレストランの料理に添えられるフォカッチャやカンパーニュ、ファンデュもあれば、ホテルオリジナルのカレーがカリカリの生地に包まれたカレーパンもある。「ルージュテロワ」と同じデニッシュシリーズは季節ごとにトッピングが変わり、秋は栗やさつまいも、冬はチョコレート、春はサクラ、夏はココナッツなど、1年中楽しみが尽きない。週末にはおいしい具材がたっぷり入ったキッシュやガレットも登場する。日々の朝食やランチに気軽に買えるパンもあれば、ギフトになるパンもある。しかも駅近。池袋を訪れた際は忘れずに立ち寄りたいベーカリーだ。

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