テイクアウトをメインにした野方駅すぐの焼き菓子店

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DALIY BAKES」は、活気ある野方の街で毎日おいしいスイーツを焼くベイクショップ。スペシャリティコーヒーとマフィンで地域の人の暮らしに寄り添う「DAILY COFFEE STAND」の系列店として202312月にオープンしました。

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お話を伺ったのは、店主の小川優さん。
「『DAILY COFFEE STAND』を営むなかでお菓子の魅力に気づいたのがきっかけです。コーヒーのお供にお菓子を選ぶときって、みなさん幸せそうな顔をしているんです。お菓子は嗜好品ですが、人生の彩りには必要なものなんだなと興味が広がり、アイデアとやりたいことを表現する場として『DAILY BAKES』を開きました」

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白を基調とした明るい店内では、次々にお菓子が焼かれてカウンターに運ばれます。テイクアウトがメインですが、店内にはイートインスペースも。イスやテーブルには木のぬくもりがあり、お菓子とともに過ごす時間をやさしく演出してくれます。
店頭ではドリンクも販売。「DAILY COFFEE STAND」と同様においしいコーヒーがいただけるのはもちろん、ロイヤルミルクティーをはじめとした紅茶のメニューが充実しているのも特徴です。「お菓子単品でももちろんおいしいですが、ドリンクと合わせることでもっと味わい深くなります。ぜひ紅茶とのペアリングを試してみてください」と小川さん。
また、ここでテイクアウトしたお菓子は「DAILY COFFEE STAND」への持ち込みもOKなので、さまざまな楽しみ方ができそうです。

個性にピントをあわせて魅力を引き出されるお菓子たち

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カウンターにはドーナツやマフィン、フィナンシェ、スコーン、チョコブラウニー、ブレッド、ケーキなど出来立てがずらり。マフィンやブレットのフレーバーは日替わりです。
「お菓子づくりでのこだわりは、それぞれのお菓子が持つ特徴にしっかりピントを合わせること。例えば、フィナンシェは焦がしバターの香りに、ブラウニーならチョコレートの味にそれぞれこだわっています。『食べれば食べるほど、じわじわとおいしいお菓子』がコンセプトです」と小川さん。

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お子さまにも人気のドーナツは4種類。頬張ったときの食感やクリームの舌触りなど、細部にこだわった逸品です。一番人気の「カスタードクリームドーナツ」(300円)はふわふわのドーナツ生地になめらかなクリームがたっぷりと入り、食感と甘さの余韻がたまりません。

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同じく人気の「焦がしバターのフィナンシェ」(260円)は、外はサクサクで中はしっとり。アーモンドの香りとバターのリッチでやさしい甘みが、噛むほどに口に広がります。

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「キャロットケーキ」(380円)はにんじんと生姜、スパイス、くるみが練り込まれた生地に、クリームチーズのフロスティングが乗ります。はじめはスパイスや生姜の爽やかな香りが広がり、次第ににんじんの甘みがじわっと追いかけてきます。クリームチーズの甘みと酸味は、複雑な味わいの生地のアクセントに。

お菓子選びから始まる憩いのひととき

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「ドーナツ、マフィン、ケーキなど何か一つに特化するのではなく、いろいろなお菓子の中から選ぶ楽しさを感じてもらいたい。そんなワクワクできるお店を目指して、さまざまなアイデアを実現していきます」と話す小川さん。これからのお店の展開も気になります。
野方を訪れたら、自分へのご褒美に、大切な人への手土産に、「選ぶ」からはじまるおやつの時間を楽しんでみませんか。

価格はすべて税込
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