駅近でホテルの味を気軽にテイクアウトできるベーカリー
「ホテルメトロポリタン ケーキ&ベーカリーショップ」の店頭には限定のプレミアム食パンから、ホテルのレストランのお料理に添えられるフォカッチャやカンパーニュ、店舗限定の菓子パン、惣菜パンなど、厳選された約20種類のパンが並びます。お店の前を行き交う人々も足を止めて眺めていました。
今回はベーカリーシェフの横尾さんにホテルのパン屋さんの魅力を伺いました。
「ホテルのパン屋というと格調高いイメージもあるかもしれませんが、毎日でも食べたくなるような親しみやすいパンづくりを意識しています。また、朝食やレストランなどで焼き立てのパンが食べられるのはホテルならでは。ホテルには日本料理、西洋料理、中国料理の専門の調理部門があり、それらの食材を使ったパンが提供できるのも魅力の一つだと思います」
小麦のおいしさを追求。洗練されたシンプルなパン
「シンプルなパンで小麦の味を楽しんでいただきたいですね。材料の小麦はホテルのオリジナルブレンドです。パンごとに種類や配合を変えています」と話す横尾さんに、ベーカリーの人気商品を教えてもらいました。
「プレミアム パン・ド・ミ m」(1斤600円)は、九州産「高千穂発酵バター」、北海道産の濃厚な生クリーム、脱脂濃縮牛乳、はちみつをたっぷり使った人気の食パン。低温でゆっくり発酵させ、じっくり時間をかけて焼いています。トーストしてバターを塗り、クリスマス島の塩をひと振りして食べるのがおすすめとのこと。小麦の風味としっとりとした甘みが感じられる、リッチな味わいです。
「プレミアあんぱん」(260円)は、「プレミアム パン・ド・ミ m」と同じ生地を使ったあんぱんです。中のあんこは小豆を3時間かけてじっくり炊いているのだそう。甘さは控えめで、しっとりとしたパン生地とよく合います。
「他にも『プレミアムクリームパン』(260円)も同じ生地を使ったパンです。『あんぱん』と『クリームパン』は一度販売を終了しましたが、お客さまからの『また食べたい』との声が多く、生地も中身もグレードアップして復活しました」
「西池袋カレーパン」(写真左・350円)は、ホテルの西洋調理部門がつくる本格カレーを使い、8割ほど焼いてからさっと揚げたヘルシーなカレーパンです。角切りのお肉や野菜がゴロッと入ったルウは濃厚で、ターメリックが練り込まれた黄色いパン生地との組み合わせが絶妙です。
デニッシュは3種類。期間限定の「アナナス」(写真右・300円)は、ココナッツが香るサクサクの生地に、フランベした甘酸っぱいアナナス(パイナップル)と酸味のあるヨーグルトソースがマッチした、トロピカルなデニッシュでした。期間限定のデニッシュはシーズン毎に新作が登場するので、楽しみにしたい一品です。
朝食やランチ、ギフトにも利用したいホテルメイドの味わい
店頭販売以外にもレストランに婚礼宴会にと、毎日たくさんのパンを焼くのもホテルのパン屋さんならでは。婚礼のお客さまの要望で大きなウエディングあんぱんをつくったこともあったそう。
「ホテルを利用していただくお客さまや、いつも利用してくださる地域の方の声を大切に、みなさまのニーズに答えて挑戦していきたいです」と横尾さん。なにげない日常も特別な日も、おいしいパンで笑顔を届けます。
ベーカリーショップはリニューアルし、パンの隣にはケーキや焼き菓子も並ぶようになりました。10種類以上あるケーキもこだわりのホテルメイド。2種類のクリームをブレンドした口どけのよい甘さの「ショートケーキ」(780円)や、季節のフルーツをふんだんに使ったケーキなどがショーケースを彩ります。
ホテルメイドのこだわりがつまったパンとケーキは、日常使いにもギフトにもぴったり。池袋を訪れたらぜひ立ち寄りたいお店です。
※価格はすべて税込
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