オーナーは幼稚園の園長先生。こどもたちにも安心なお菓子を作りたい

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駅前の大通り・つつじ通りの一本奥の通りにあるのが、「LUNA CAFE ORGANIC」。ランドリー併設のフォトジェニックなカフェで、2021年にオープンしました。こちらで注目を集めているのが、ロールケーキのお布団で気持ちよく居眠りしているクマをイメージしたスイーツ「いねむりくまさん」(テイクアウト1,058円、イートイン1,078円)。「クマさんボトルドリンク(カフェラテ)」(930円)と一緒にオーダーする人が多いそう。

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SNSなどで「かわいい!」と話題になり、お店の公式Instagramのリールは150万回再生を上回ります。週末はこの「いねむりくまさん」を求めて、2日間で約200名のお客さまが訪れることもあるほどの人気ぶり。
一番人気の「くろくまさん」は、しっとりとした米粉のロールケーキの中に北海道産の純粋な生クリームがたっぷり。その上に、オーガニックチョコを使用したチョコレートムースのくまさんが気持ちよさそうに眠っています。

一方の「しろくまさん」はレアチーズの中にオレンジジュレが入っています。ほかに、抹茶やイチゴなどのくまさんが登場する日も。

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「LUNA CAFE ORGANIC」のオーナーは、落合にある幼稚園の園長先生。添加物や砂糖がたくさん入った食べ物の影響を考え、「100%オーガニックの食材で作る体に優しいスイーツをこどもたちに食べさせたい」という想いでお店を立ち上げました。そのため、メニューに使う材料ひとつひとつを厳選し、自然素材100%、添加物不使用というこだわりが。見た目だけではなく、おいしさ&安全性をとことん追求しています。

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こちらもファンが多い「幸せプリン」(テイクアウト496円、イートイン506円)。
抗生物質を与えず、平飼いでのびのびと健康的に育てた鶏の卵を使い、牛乳は搾りたてのおいしさを味わえるよう、空輸で届く低温殺菌の北海道産のものを使用。卵の味が濃く、とろける食感が特徴です。

隣はランドリー。待ち時間にカフェで休憩も

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どこを切り取っても絵になる店内は、青と白がテーマカラーとなっていて、ヨーロッパのこども部屋のような雰囲気。床は天然木材を使い、家具は北海道の家具屋さんに作ってもらったオーダーメイドだそう。テーブル席だけでなく、カウンター席やソファ席もあるので、ひとりでも仲間とでも気軽に利用できます。

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隣は24時間利用できるコインランドリー。厳選した天然素材のみで作った洗濯用石けん「SOMALI」を使っているため、小さなお子さまや肌の弱い方でも安心して利用できます。おすすめは、とってもふかふかに仕上がる「羽毛ふとん専用」コース。約65分で洗濯から乾燥まで行ってくれて、ダブル1枚1,700円で利用できます。コインランドリーの待ち時間にカフェを利用するのも良いですね。

カラダに良いスイーツだから、全国に広まってほしい

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お店をプロデュースしているのが、店長の矢野寛典(やの ひろぶみ)さん。グラフィック、アパレル、インテリアなど、多様なデザインを手掛けた経歴を活かし、「LUNA CAFE ORGANIC」のほぼすべてのデザインを担当しているそうです。もちろん、大ヒットした「いねむりくまさん」のデザインも矢野さんが考案しました。

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「いねむりくまさんの大ヒットは、想定外でした。人出の少ないコロナ禍にオープンしたので、最初はテイクアウトのみでスタートし、納得いく商品から少しずつ店内で提供していきました。時間をかけて"本当に良いもの"と確信したメニューを出せたのが良かったのかもしれません」と矢野さんは話します。

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カフェでオーガニックのスイーツを扱うようになったことで、矢野さんもそのおいしさに改めて感動したそうです。
「オーガニックの食材は雑味がなく、素材本来のおいしさをストレートに感じられます。一度、同じレシピでオーガニックでない食材でスイーツを試作したことがあるんですが、味が全然違うんです。そのときに、オーガニックの食品がいかに素晴らしいかということに気付かされました」

大切な人たちに健康でいてもらいたいという想いからスタートしたオーガニックカフェ。おいしくて健康的なものだからこそ、お店をもっと広めて、全国の人に食べに来てもらいたいそうです。かわいい見た目だけでなく、安心でおいしいスイーツをいただけば、みんなが笑顔になれるはず。ハッピーな気持ちになれるカフェで、豊かな時間をお過ごしください。

※価格はすべて税込
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