フランス生まれのヌガーグラッセ

「泰山堂カフェ」の扉を開けると店主のセンスが光る空間がゆったりと広がっていた。
店内はカウンター6席とテーブルが2卓。こじんまりとした空間ではあるが、心地よい音楽にやわらかい照明がこのお店独特の時間をつくり上げている。

1.jpg「うちはデザートとお飲み物がメインのカフェなんです」と店主の青田さん。
一番人気の「ヌガーグラッセ(500円)」はフランスの伝統菓子で、ナッツやドライフルーツを生クリームとメレンゲに合わせて冷やして固めたデザート。
口に入れるとひんやりとしたクリームが溶けながら、ナッツやドライフルーツの食感が楽しく、これまで経験したことのない美味しさが味わえる。

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づくりのデザートとこだわりのドリン

娘さんがつくるデザートと店主がセレクトしたこだわりの紅茶やコーヒーが「泰山堂カフェ」では楽しめる。 デザートは常時数種類あるが、手づくりのため数に限りがあるので早い時間に売り切れてしまうことも。

3.jpg紅茶は常時約30種類あり、どの紅茶にするか迷ってしまう。 店主はもともと紅茶が好きだったが、お店を始めたことでさらに紅茶好きが加速したそう。
また一年を通して「泰山堂特製ジンジャーソーダ」も人気だ。
こちらも娘さんお手製のジンジャーシロップで、シナモン、カルダモン、クローブ、ショウガ、トウガラシなどが入っており、夏は冷たいソーダ割りで、冬は温かいお湯割りとしてもいただける。

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変わらぬ時間をこれからも

2008年にオープンし、間もなく10年を迎える「泰山堂カフェ」。
お店を始めた頃に比べると秩父を訪れる観光客が増え、町の雰囲気も少しずつ変化してきた。 若い世代が移住してきたり、おしゃれなお店が増えたりと。

5.jpg「泰山堂カフェ」のお客様も観光客の方が8割くらいだ。
変化していく町を見守りながらも、これらも自分たちらしいペースで丁寧にゆったりとこのお店をやっていきたいと青田さんは優しく語ってくれた。

6.jpgまわりのスピードに惑わされることもなく、自分たちの手でしっかりと「泰山堂カフェ」らしさがこれから先も続くのだろう。

※価格はすべて税込