今回お世話になった「Grandex(グランデックス) 長瀞ベース」へは、「西武秩父」駅から歩いて5分ほどの「御花畑」駅で秩父鉄道に乗り換え「野上」駅へ。「野上」駅からは車で5分ほどで到着します。(駅からの送迎サービスもあるので詳しくはお店にご確認ください)
この日の気温は32度、絶好のアクティビティ日和です!早速、濡れてもいいTシャツと短パンに着替え、ライフジャケットを装着します。
この時点ですでにテンションの高いおふたり、これからどんな風にはじけてしまうのでしょうか......!おふたりを乗せ、車で走ること10分。のどかな農地を抜けると、民家の一角から、雑木林に囲まれた一本道が現れました。
トトロの世界から飛び出たようなその道は、訪れた者の非日常スイッチをONにします。
道なき道を歩くこと数分。おふたりの目の前に、エメラルドグリーンの大きな川が広がりました。
実はこの川、東京まで続く荒川。透明度が高く、ひんやりと冷たい水は、乾いた体を潤してくれるに違いありません♪期待値がグッと高まる中、リバーSUP体験スタートです!今回リバーSUPを教えてくださるのは、ガイドのyasさん。
まずは道具の説明から。使用するのは大きく2つの道具で、空気式のSUPボードと伸縮自在のアジャスタブルパドルです。おふたりが使用するボードは、サーフボードより大きめで浮力があるので、初心者でも乗りやすいもの。伸縮性のあるパドルは、体験者の身長によって調節できます。
道具の説明が終わったら、次はパドルを自分仕様に。Tグリップ(Tになっている持ち手)を握り、肘が伸びるくらいの長さに調節します。
パドル調節が終わったらイメージトレーニングを行い、陸上での練習は終了。
いざ、出陣です!先頭を切ったのはガイドのyasさん。
その後に、ゆいさんが続きます。
そして最後に、あやのさんです。
「できるかな~」と不安そうにしていたおふたりでしたが、なんとか無事にyasさんの元へ。今度は水上で、段階を踏みながらリバーSUPの練習を行います。
最初はしゃがんで練習。ポイントは、膝を少し開き、シャフトを短く持つことです。漕ぎ方は、前漕ぎ、後ろ漕ぎ(ストップする時)、スイープストローク(回転する時)の3つ。それぞれの漕ぎ方を練習します。「大丈夫かな?」と心配する編集部をよそに、スイスイと水上を滑るおふたり、どうやら筋がいいようです。
あまりにも上達が早く、ボード上でくつろぐことも覚えました(笑)。
さて、次はいよいよ"立つ"ことに挑戦!これはなかなか難関です。小鹿のように震える足と、あわよくば水中へダイブする姿のシャッターチャンスを狙っていたのですが......。
編集部の期待を大きく裏切る、素晴らしい立ち姿を見せてくださいました(笑)。こうなったら勢いは止まりません!大自然の水上散歩がスタートです♪
yasさんに長瀞の自然をガイドしてもらいながら、優雅なひと時。夏だけでなく、春の新緑や秋の紅葉など、時期によって様々な季節を感じられるのもリバーSUPの魅力のひとつです。上から見てみると、自然の雄大さは一目瞭然!
特にこの辺りは、Grandex長瀞ベースの体験者以外入ってこない流域なので、平日などは貸し切り状態で楽しむこともできるそうです。約1時間のリバーSUP体験が終わりを迎え、最後まで水中へ落ちることのなかったおふたりに、「では、流れてみましょう!」とyasさんが華麗に誘導。
全身ずぶ濡れ姿で、「疲れたけど楽しかったー!」と、満面の笑みで体験終了です!体験を終えたおふたりの着替えを待つ間、リバーSUPについてyasさんにお話を伺いました。
ずばり、リバーSUPの魅力は、「リラックスして自然と、人と繋がれる」こと。Grandex長瀞ベースには、毎月来るリピーターさんもいて、お客さん同士で輪が広がることも珍しくないそうです。そして、「安全に楽しむこと」が、yasさんのポリシー。ライフジャケットとヘルメットは必ず着用し、安全第一で今後もリバーSUPを広めていきたいと話してくれました。
高くそびえる岩肌や、小さな魚、鳥たちの鳴き声、風の流れなど、自然を存分に堪能できるリバーSUP。日頃の疲れを癒しに、長瀞で涼しい思い出作りはいかがでしょうか?
※体験の内容は変更になる場合がございます。