LINEで送る都心からのアクセス良好なスキー場で雪と触れ合う
1959年にオープンした狭山スキー場は都心からのアクセスがよく、気軽に雪に触れられる屋内スキー場です。例年10月末〜3月末頃までの冬季限定営業となっています。2020年にはリニューアルを行い、さらにこどもが楽しめるスポットへと進化しました。
今回スキーの体験レッスンに参加するのは、都内在住の梅下さん親子。毎年のように家族でウインタースポーツを楽しんでいるそうで、小学2年生のみずきくんはスキーもスノーボードも経験者。お母さんは高校時代ぶりのスキー体験とのことです。
まずは入り口で受付を済ませ、ウエアやスキー板をレンタルします。グローブ以外の必要な道具はレンタルできるので、ほぼ手ぶらで来てもスキーを楽しめます。
更衣室で着替えを済ませ、いざゲレンデへ！二人とも、ウエアがとってもお似合いです。
受講レッスンはスキー・スノーボードともに事前予約制になっています。今回指導してくれるのはインストラクターの清水先生。先生が一緒に滑りながらレベルを見極めて習熟度に合わせたレッスンを行うので、初心者や未経験の方でも安心して受講できます。
早速滑りたいところですが、まずは準備運動からスタート。アキレス腱や肩をしっかり伸ばします。
さらに、ストックの持ち方やスキー板の履き方・脱ぎ方、持ち運ぶ時の注意点など、滑る前の基礎を教えてもらいます。「雪の上でスキーを履くときは、必ず斜面の下側になる足から履きましょう。爪先を入れたら、ふくらはぎ側に体重をかけるとはまりやすいです」と先生からのアドバイス。
準備ができたら今度は雪の上で歩く練習や、ハの字での滑り方をレクチャー。「スノーボードと違って足が開くから歩きにくいですね！」とお母さんは久々のスキーに戸惑っている様子。みずきくんは久しぶりながらあっという間にスキーの勘を取り戻したようです。
こどもでも安心のスノーエスカレーターに全面リニューアル
雪に慣れてきたら、山の上を目指します。2020年に大きくリニューアルしたのがこちらの全長200メートルのスノーエスカレーター。これまでは一人乗りのリフトだったため、４歳以下のお子さまは山の上まで登れませんでしたが、スノーエスカレーターになったことで親御さんと一緒に上まで登ることができるようになりました。スキー板は脱いで運ぶので、落とす心配もなく安心です。
スノーエスカレーターは、半分の100メートル地点で降りると比較的なだらかな初級コースを滑ることができ、頂上まで上がると傾斜の大きい中級者コースが待っています。２人はまず初級コースからチャレンジ。
先ほど教わった手順でスキー板を装着して、準備OK。先生と一緒に、スキー板をハの字型にして滑るボーゲンでゆっくりと降りてみます。大きく弧を描くように緩やかに滑りながら、膝の使い方なども細かくレクチャー。
みずきくんは早くもコツを掴んだようで、臆することなくどんどん滑っていきます。カメラを向けられても余裕の表情。
スノボ経験者だけあってすぐに慣れた２人は、何度か初級コースを滑った後に中級コースにも挑戦。頂上からの景色は迫力満点です。
途中フォームが乱れたり転んだりする一幕もありましたが、２人ともかなり上達していて先生も驚いていました。
「小学２年生でこんなに積極的に滑れる子はなかなかいないですね。滑ろうという気持ちが強いので、そのぶん上達も早いです。お母さんもあと１、２時間練習すれば左右の板を揃えて滑れそうですよ」。
レッスン終了後には、みずきくんがサッとお母さんの片付けを手伝う微笑ましい一コマも。
小さいお子さまも楽しめるキッズエリアやイベントも充実
今年度は新たにお子さまが楽しめる雪遊びエリア「スノーパーク」が誕生しました。
かわいらしいバルーンのゲートをくぐると、雪合戦などの雪遊びが楽しめる広場になっています。
雪のすべり台やエアー遊具を楽しんだり、雪上車と記念撮影をしたりと遊び方は自由自在。雪合戦イベントも毎日開催しているそうなので、スキーやスノボをしない小さなお子さまもたっぷりと楽しめます。
疲れたら隣のフードコーナーでひと休み。カレーやラーメン、ホットドックなど、雪山で食べたいあったかフードが盛りだくさんです。
今日の感想を聞くと、みずきくんは「楽しかった！！」と元気いっぱい答えてくれました。「久しぶりのスキーがすごく楽しかったみたいなので、また家族で来たいですね」とお母さん。
こどももおとなも満喫できる狭山スキー場。今季は３月27日（日）までの営業予定です。ぜひご家族で楽しい冬のひと時を過ごしてみてください。
※価格はすべて税込
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